ルート・ドクシタニーの最終ステージは簡単なステージかと思っていたが、そうでもなかったようだ。
かなりバラバラになってゴールしている。フルームは完全にドメスティックな役割を果たしており、かなり遅れてゴール。
エガン・ベルナルとパヴェル・シヴァコフはどちらもタイムを削られないように走っている。二人共強過ぎ。
Stage 4 » Lectoure › Rocamadour (195k)
パット見た時に、スプリンターステージかと思っていたのですけど、後半のアップダウンで集団はバラバラになっている。
しかし、最後のゴールはかなりの登り。
ゴール前は、1.4kmの登りだが勾配は8.5%。かなりキツイ勾配だ。
ストリーミングで見た訳ではないので断片的にレースを追ってみると。
Nico. pic.twitter.com/ftJU4cZ7am
— La Route d’Occitanie – La Dépêche du Midi (@RouteOccitanie) August 4, 2020
イネオスが先頭に。動画ではずっと皆で拍手していた。なんで?
追記
多分、地元だったイネオスのニコラス・ポータル監督の追悼のための拍手かと。
一般女性が一緒に並んでいるけど、大丈夫なのかな?
こちらは逃げ集団。11人の逃げだが、イネオスがコントロールして3分台に抑えている。
この中では、ファウスト・マスナダ(CCC Team)が一番タイムが良いので逆転を狙っていたのだけど、2分55秒を逆転するのは難しい。
マスナダは一人になっても逃げ続け、ラスト9キロで捕まる。
こちらは前を追う集団。ラスト30キロ地点で、ロカマドールの登りを走っている所。
この時点で前を走るのは逃げの二人だけ。イネオスは全員残っている。
最後の決定的なゴール前の映像。
先頭で上がってくるのは、ブノワ・コヌフロワ(Benoît Cosnefroy)。2017年世界選手権U23チャンピオンであり、AG2R La Mondialeと3年の延長契約を結んでいる。
彼の詳しい経歴は、以下を参考までに。
2番手を走るのは、アレクサンドル・ウラソフ(Astana Pro Team)。やはり彼は強いな。昨日のレースに続いて快走。総合でも3位だ。
その後も、先頭を走るブノワ・コヌフロワはリードを保ったままゴールを駆け抜けた。
最終的な順位は以下の通り
- ブノワ・コヌフロワ(AG2R La Mondiale)
- バウケ・モレマ(Trek – Segafredo)
- ティボー・ピノ(Groupama – FDJ)
- エガン・ベルナル(Team INEOS)
- アレクサンドル・ウラソフ(Astana Pro Team)
バウケ・モレマはリッチー・ポートのアシストを受けて2位。リッチー・ポートは8位。
ロマン・バルデは26秒遅れの17位。
ベルナルとシヴァコフは総合でもワンツーとなった。チームイネオスにとって、シーズンの再開以来、初めての総合優勝でツールに向けて万全の体制となっている。
ベルナルとシヴァコフの調子は最高だ。フルームもアシストとして順調なのだろう。次にベルナルとフルームが一緒に走るのはTour de l’Ain。
ここではトーマスも一緒だ。ここでは誰をエースとして走るのだろうか? とても興味深い。
コメント
今年の春になくなったイネオスのニコポルタル監督の地元なので、彼の家族とその追悼をしていました
その通りですね。それについて触れなかってなかったですね。
追記しておきたいと思います。