ステェファン・クライスヴァイク( Team Jumbo-Visma ) は、チームが行ったeRace on Zwiftでは、3位となっておりバーチャルレースでも良い成績を収めている
だが、そのZwiftのセッション中に行われたQ&Aで、eRacesは別のタイプのライダーに適していると述べている。
実際のロードレースとは違うものだと認識しているようだ。
メディアへの露出も必要
Team Jumbo-VismaはオンラインでZwiftレースなどをしており、Team INEOSやIsrael Start-Up Nationのように積極的にバーチャルレースを利用している。
チームといくつかの大会を開催した。私たちはスポンサーに見え続ける必要がある。私たちはまだお互いにやる気を出さなければならない。
とステェファン・クライスヴァイクは説明する。
Jumbo-VismaのスポンサーであるJumboはスーパーマッケートチェーンだが、店舗販売だけでなくオンライン販売も行っており、経営は順調のようだ。
もう一つのVismaはソフトウェア会社であり、こちらの状態はわからないがスポンサーの経営状態が悪いというニュースは入ってきていない。
チームとしてレースがなくても、宣伝のためには色々とメディアやファンに対してもアピールを続けないとスポンサー側としては意味がないのだ。
バーチャルレースには慣れが必要
バーチャルレースの場合には、プロライダーでも慣れと走り方を覚えないとZwift専門のプロには勝てない。
Zwiftアンバサダーのマチュー・ファンデルプールでさえも勝てないことからも、走り方を変え慣れないと難しいことがわかる。
それは全く別のスポーツだ。ドラフティングや境界線など、戦術的に調整する必要があり、何をすべきかを知るのはとても難しい。
ハードなサイクリングだけではない。Zwiftではプロの経験さえも関係ない。私は20歳の若者になってしまった。それは残念なことだ。
Zwiftに向くライダーについては
それは本当に短い努力だ。たとえば、Digital Swiss 5では主にタイムライダーが得意であることがわかる。ハイパワーをドライブできるライダー。
トレーニングすれば成功するだろうが、それは私たちのレースとはほとんど関係がない。しかし、私たちは今、創造的であり、代替案を探す必要がある。それはそれで良いことだ。だが、ここで価値が分配されるとしたら、私は最前線にいません。
と彼はバーチャルレースには大きく注力しないようだ。
同僚がTacxに最大4時間座っているのを見かけることがあるが、自分が出来るとは思えない。それは本当に精神的には苦痛だろう。毎日となるとね。
ここでは野外で走れるので嬉しい。それがサイクリストになった理由です。
全く否定している訳ではなくて、将来的には明るいだろうと考えている。eスポーツして考えた場合には、向いている人もいるのではないかと。
ただ、プロライダーを目指すような場合には、ちょっと違うのではないか、ロードレースとは違うスポーツだと考えているようだ。
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