パリでは、コロナウイルスのパンデミックによって道路が自転車道に変わってしまうかもしれないというニュースが入ってきた。
3億ユーロ(349億円)をかけて、自転車道を整備するというのだ。これは5月11日までに、パリ全土の大通りが労働者の通勤ルートとして確保されるというもの。
エッフェル塔の前のシャンセリゼも自転車で埋め尽くされるのだろうか?
9つの都市を結ぶサイクルライン
イルドフランス地域では、都市への影響のために自転車インフラの資金提供を急ぐことを決定した。
自家用車を使うことを人々は選択するかもしれないが、その場合には、混雑で町がマヒしてしまう可能性もある。
世界でもこの動きは出ているようで、大都市が一時的に道路を自転車や歩行レーンに変えるように努力している。
対策は、カナダとニュージーランドで実施されており、パリはロックダウン期間の終わりからインフラストラクチャを拡張する計画を進めており、追随する最新の都市となるだろう。
資金は、パリの30の地区を結ぶ9つの分離されたルートを提供することを目指しているRER Veloプロジェクトの一環となる。
RER Veloプロジェクトとは
イルドフランスの住民に高品質で継続的なサイクリング施設を提供することで、誰もが利用できるようにします。
地域の主要な中心地を結ぶ、安全で連続的な9つのサイクルラインを構築することを目指している。
ロックダウンが解除される時には、段階的に解除されることが予想される。
交通公共機関を使おうとする人は敬遠するだろうし、自転車が公共機関に変わって機能するようになれば、渋滞緩和などにもつながるのではないかな。
イギリスでも同じような動きがニュースとなって流れており、解除によっておこる第2波の拡大を防ぐためにも有効だと考えられている。
日本でも、阪神淡路大震災の時とか電車が止まって何十キロも自転車で通っていた人が知人にも沢山いた。
健康の為にも良いし、過密にならなければ自転車通勤もありですね。
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