最後の最後に感動の走りを見せてくれた新城幸也!
見事なラスト1周からの逃げきりだった。
現地でみていたファンの方は最高だっただろう。
シーズン序盤から骨折により走れなかった鬱憤を晴らすかのような素晴らしい走りだった。
しかも、最後はエガン・ベルナルとプリモシュ・ログリッチによるツールとブエルタの優勝者がタッグで追ってくるというスリリングな展開で見ていて面白かった。
最初の逃げにはロマン・バルデ
9名が逃げ集団を形成🚴♂️💨💨💨#さいたまクリテリウム#2019さいクリpic.twitter.com/N0QY6JOaBa
— ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム (@saitamacrite) October 27, 2019
ツール・ド・フランスの山岳賞獲得以来、全く走っていなロマン・バルデ(AG2R La Mondiale)。
足が余ってましたねえ~。
ただ、前日のサイクルシュミレーター対決ではサッカーチーム・アルディージャOB 塚本泰史選手に負けてたので走ってないのかと思ってました。
同じ負荷だったのかどうかは不明。
サッカーダーツ対決は、まさかのツールドフランスチームが勝利💛
続いてはサイクルシュミレーター対決‼️
🧡アルディージャOB 塚本泰史さん
vs
🔴ロメン・バルデ⚪️勝者は、、、🧡@Ardija_Official #さいたまクリテリウム#2019さいクリ pic.twitter.com/0esGwDnefe
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ロマン・バルデは、最初の逃げでも果敢に先頭を引いて先頭集団を牽引。佐野 淳哉(マトリックスパワータグ)も加わっておりしっかりと日本のチームとしてアピールしてくれている。
だが、うしろのメイン集団はチームイネオスのジョナタン・カストロビエホやミハウ・クフィアトコフスキ、チーム・ジャンボビズマが引いてタイム差を広げさせない。
予想通りに、ラスト16キロくらいで捕まった先頭集団はあらたな逃げを作りだす。
ここに狙いすましたように新城幸也が加わった。
2回目の逃げにはいった新城幸也
残りはあと2️⃣周‼️#さいたまクリテリウム#2019さいクリ
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後ろの集団からロマン・バルデが抜けだして2回目の逃げに参加。さらにジョナタン・カストロビエホも一人で追いついてきた。
逃げのメンバーは
- ヤコブ・フルサン(Astana Pro Team)
- ルーク・ダーブリッジ(Mitchelton-Scott)
- オリバー・ナーセン(AG2R La Mondiale)
- ジョナタン・カストロビエホ(Team INEOS)
- 内海浩平(Team Ukyo)
- ロマン・バルデ(AG2R La Mondiale)
ジョナタン・カストロビエホはエガン・ベルナルのために前待ちする作戦だったのかな。先頭交代にも加わっており、最後はエガン・ベルナルの発射台に。
さらに後方からエガン・ベルナルとプリモシュ・ログリッチがマッテオ・トレンティンの引きで合流。
ラスト2周からの動きで、ヤコブ・フルサンの引きが素晴らしかった。
幸也のアタックから先頭交代したヤコブ・フルサンの引きは強烈!
あっという間に後続の先頭集団とのギャップを作り出す。ラスト1周で先頭交代した新城幸也はここから単独で逃げ続ける。
残り距離は3.5km。微妙な距離感だったが後ろからはプリモシュ・ログリッチとエガン・ベルナルのスーパーコンビが迫ってくる。
だが、プリモシュ・ログリッチが先頭をエガン・ベルナルと交代したところで、勝負あったという感じ。
世界トップクラスのタイムトライヤルリストとの勝負では厳しかっただろうが、平地ではそれほど速くないエガン・ベルナルではタイム差は縮まることはなった。
ラスト300mで後ろを振り向いた新城幸也には優勝がはっきりと感じられただろう。
さいたまクリテリウム全てのまとめはこちら。新城幸也選手のゴールシーンから差し替えました。
昨日の激走をハイライトでお届け🎥
スプリントレース、タイムトライアル、クリテリウムメインレースと、盛りだくさんの内容をギュッと3分にまとめました🚴♂️💨#さいたまクリテリウム#2019さいクリpic.twitter.com/fOHpj7hOeL— ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム (@saitamacrite) October 28, 2019
骨折によって失われたシーズン序盤だったが、最後の最後に最高のフィナーレを見せてくれた。
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