グットイヤーといえば、車やバイクのタイヤを作るメーカーだったが2018年に自転車用タイヤ市場にも参戦してきた。
2018年春、グッドイヤーの自転車用タイヤは、ロード、グラベル、クロスカントリー、エンデューロ/ダウンヒルマウンテンバイクタイヤの全てのラインナップで発売されていた。
ロードにおいてはチューブレスのみの販売。
だが、グットイヤーはロードレーサー向けに新しくGoodyear Eagle F1およびF1 SuperSportを「超高性能」オプションを提供して来春登場させる。
Goodyear Eagle F1
表面的には、新しいEagle F1モデルは、DynamicGSRで道路と接する。
DynamicGSRのGSRはそれぞれ以下の意味がある
S : Silica シリカ
R : Rord ロード
タイヤの成分としてグラフェンとシリカが組み合わせれている。
グラフェンとは
炭素(=カーボン)原子が網目のように六角形に結びついてシート状になっているものをグラフェン(graphene)という。
グラフェンとシリカ(二酸化シリカ)が合わさった成分のタイヤは高速で転がりながら、ウェットとドライの両方のグリップを増加させる。
これらは、天然ゴム(ひび割れ、乾燥に対する耐性)と合成ゴム(低転がり抵抗)とでブレンドされる。
Eagle F1は長い間、グッドイヤーのプレミアムモータースポーツタイヤの1つであり、グッドイヤーバイクタイヤの一つだった。
モータースポーツのタイヤの技術をサイクリングに変換して作られたのだ。
「F1」バージョンの改善点は何ですか?
外部では、Eagle F1およびEagle F1 SuperSportタイヤは、標準F1に小さな斜めの溝が追加されていることで区別されている。
上の写真の斜めの溝のことだ。これは、トラクションと、走行中に雨が降り始めた場合の水分除去を支援するためにある。
これまでのグッドイヤーのラインナップは全てチューブレスだったが、今回は全てクリンチャー対応となっている。
19mmのリムに最適化しており、重量は凄く軽くというか、メチャクチャに軽く仕上がっているのがわかる。
Size | ETRTO | Compund | Weight |
Protection | Type |
700×23C | 23-622 | DynamicGTR | 195 | R-Shield | Clincher |
700×25C | 25-622 | DynamicGTR | 210 | R-Shield | Clincher |
700×28C | 28-622 | DynamicGTR | 235 | R-Shield | Clincher |
700×30C | 30-622 | DynamicGTR | 250 | R-Shield | Clincher |
700×32C | 32-622 | DynamicGTR | 260 | R-Shield | Clincher |
700×23C | 32-622 | DynamicGTR | 180 | R-Shield | Clincher |
700×25C | 25-622 | DynamicGTR | 205 | R-Shield | Clincher |
柔軟な120tpiケーシングを使用し、R-Shieldのパンク防止キャップも使用。
小売価格は60〜65米ドル(50〜55ユーロ/ 45〜50ポンド)で、2020年第1四半期に利用可能となる。
来年の春からですね。
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