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アレクサンダー・クリストフは4年前のタイムトライヤルヘルメットを使用してスプリントを獲得

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Photo credit: DancingOnThePedals.net on Visualhunt.com
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2023年シーズンIntermarché – Wanty – Gobert MatériauxからUno-X Pro Cycling Teamに移籍したアレクサンダー・クリストフ。

 

キャリア84勝のベテランスプリンターは、母国のチームで最後まで走る。その、アレクサンダー・クリストフは、シーズン初勝利をヴォルタ・アン・アルガルヴェ第1ステージで決めた。

 

その時に、着用したヘルメットが注目されている。なんと、タイムトライヤル用のヘルメットを使用して空力的に有利になるようにしていたのだ。

 

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4年前のエアロヘルメット

 
 
 
 
 
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スプリンターのゴール前のスピードは、200kmを走った後でも70km/h近くまで上がる。

抗力はライダーの速度の2乗に比例するので、速く走れば走るほど空気力学の差が大きくなる。フルスプリントでは、タイムトライアルヘルメットが実際に勝敗を分ける可能性もあるのだ。

上記インスタの1枚目で、下を向いているのがアレクサンダー・クリストフ。隣のチームメイトのソーレン・ヴァーレンショルトのヘルメットと比べると違いが良くわかる。

 

Image credit: sweetprotection

 

アレクサンダー・クリストフが使用したヘルメットは4年前のSweet Protectionのタッカータイム トライアルエアロヘルメット。バイザーと、サイドも取り外して使用していた。

 

 

ヘルメットの短縮された後部は Specialized Evade と似ている。

 

側面は大幅に低くなり、前面の通気孔は横に細長くあるだけだ。200kmをこれで走ったら暑そうなんだけど、まだ気温が低かったから良かったのかも。

2019年のモデルだけど、現在は廃止されている。何故、アレクサンダー・クリストフが持っていたのかは不明だけど、Sweet Protectionが供与したんでしょうね。

Sweet Protectionは、タイムトライヤルでは、新型の面白いヘルメットをUno-X Pro Cycling Teamに提供している。

 

ちなみに、アレクサンダー・クリストフは、第2ステージでは普通のチームヘルメットに戻っていた。第1ステージのスプリントを狙っていたのは間違いない。

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