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2025 ブエルタ・ア・エスパーニャ  INEOS Grenadiersはカルロス・ロドリゲスなしで戦う

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Photo credit: Sorbus sapiens on Visualhunt.com
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INEOS Grenadiersはカルロス・ロドリゲスが、2025 ツール・ド・フランス第17ステージの落車で骨盤骨折。

2024 ツール・ド・フランス総合7位、2024 ブエルタ・ア・エスパーニャ総合10位のエースが不在となってしまった。

 

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 INEOS Grenadiers

 

61.マグナス・シェフィールド
62.エガン・ベルナル
63.フィリッポ・ガンナ
64.ボブ・ユンゲルス
65.ミハウ・クフィアトコフスキ
66.ヴィクトル・ランゲロッティ
67.ブランドン・スミス
68.ベン・ターナー

 

体調不良でプレゼンテーションを欠席したクリス・ハミルトンにかわり、レニューイ・ツアー出場中のベン・ターナーが急遽ベルギーからイタリアに呼び出されている。

 

エガン・ベルナル

 
 
 
 
 
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2022年1月24日に命を失うほどのケガをしたエガン・ベルナル。装具の凄さから事故の後遺症が心配された。

 

2022 ツアー・オブ・デンマークからレース復帰。2023ツール・ド・フランス総合36位。2022前のケガから少しずつ昔のエガン・ベルナルに戻りつつある。

2024年シーズン勝利こそないけれど、成績は上向き。

  • コロンビア選手権ロード 3位
  • ツアー・コロンビア 総合5位
  • グラン・カミノ 総合3位
  • パリ~ニース 総合7位
  • ボルタ・ア・カタルーニャ 総合2位
  • ツール・ド・ロマンディ 総合10位
  • ツール・ド・スイス 総合4位

2024 グラン・カミノではヨナス・ヴィンゲゴーのアタックに途中までついていたし、山岳では上位に必ず顔を出す。

2025年は、初戦のコロンビア選手権ロードとタイムトライヤルを制したエガン・ベルナル。実に、4年振りの勝利となっている。

 

好調を維持して2025 クラシカ・ハエンに出場したのだけど落車で鎖骨骨折。

 

ボルタ・ア・カタルーニャで復帰し、総合7位の1分31秒遅れとなっている。2025 ジロ・デ・イタリアでは、2度も落車。これがなければ総合7位よりも上位だったかもしれない。

 

直前のブエルタ・ア・ブルゴスでは総合6位。このブエルタでは、マグナス・シェフィールドがエースナンバーとなっているけれど、総合はエガン・ベルナルが狙っていく。

 

エガン・ベルナルのコメント

今年のブエルタで INEOS Grenadiersを率いることになり、とても嬉しく思っている。いつもアグレッシブで予測不可能なレースが展開される。

準備も順調だし、グランツール勝者や強力なサポート選手、ハングリー精神に溢れた選手など、チームも充実しているから、自信を持って臨める。

イタリアでスタートすることは、イタリアでのレースで多くの特別な瞬間を経験した僕にとって、さらなるモチベーションを与えてくれる。

 

フィリッポ・ガンナ

 
 
 
 
 
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2020・2021年の世界選手権個人タイムトライヤル覇者。しかし、ここ数年はレムコ・エヴェネプールの台頭でタイムトライヤルの勝利が確実ではなくなっている。

2025年シーズンは、ティレーノ〜アドリアティコ第1ステージの個人タイムトライヤルで勝利。

 

2025ミラノ~サンレモでは、タデイ・ポガチャル、マチュー・ファンデルプールと共に逃げている。登りで遅れたがTT能力をいかして二人に追い付き2位となっている。

気になるのは2025 バロワーズ・ベルギーツアーでイーサン・ヘイターに負けたこと。

 

2025 イタリア選手権TTで4年連続6回目の優勝。だが、2025 ツール・ド・フランスでは第1ステージでリタイヤ。

 

このブエルタでは復帰レースとなる。今回のブエルタでは第5ステージがチームタイムトライヤル。フィリッポ・ガンナが狙うのは第18ステージの27.2kmの個人タイムトライヤルとなる。

 

ミハウ・クフィアトコフスキ

 
 
 
 
 
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ミハウ・クフィアトコフスキは、2025 ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージで落車してリタイヤ。

これにより、3月14日からレースに出れない状態が続いていた。実に5か月だ。春のクラシックシーズンも出れず、ツール・ド・フランスも欠場となった。

ミハウ・クフィアトコフスキは膝の痛みから復帰。独走のステージ優勝が見られると面白いのだけど。直前のツール・ド・ポローニュでは、高熱と咳のためにリタイヤしている。

 

ヴィクトル・ランゲロッティ

 
 
 
 
 
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30歳でワールドチーム入りした、ヴィクトル・ランゲロッティも面白い選出だ。

2025 ツール・ド・ポローニュ第6ステージで移籍後の初優勝となっている。ブランドン・マクナリティをくだしたのは素晴らしい。

 

急遽出場のベン・ターナーとマグナス・シェフィールドにも逃げを期待したい。

 

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