2025 ティレーノ〜アドリアティコ第1ステージ　個人タイムトライヤルトップは?

ティレーノ〜アドリアティコ は、その名の通りイタリアのティレニア海沿岸をスタートし、イタリア半島を横断してアドリア海沿岸に至るステージレース。Tirreno-Adriatico(2.UWT)

イタリア半島を囲む2つの海を結ぶその行程から「コルサ・デイ・ドゥエ・マーリ（二つの海のレース）」と呼ばれる。

海に因んだレースということからリーダージャージは青、優勝者にはトロフィーとしてギリシア神話の海神ポセイドンに由来する黄金の三叉槍トライデントが贈られる。

 

過去の優勝者は

• 2024 ヨナス・ヴィンゲゴー
• 2023 プリモッシュ・ログリッチ
• 2022 タデイ・ポガチャル
• 2021 タデイ・ポガチャル
• 2020 サイモン・イェーツ
• 2019 プリモッシュ・ログリッチ
• 2018 ミハウ・クフィアトコフスキ
• 2017 ナイロ・キンタナ
• 2016 グレッグ・ファンアーヴェルマート
• 2015 ナイロ・キンタナ
• 2014 アルベルト・コンタドール
• 2013 ヴィンチェンツォ・ニバリ

 

第1ステージ   リド・ディ・カマイオーレ～リド・ディ・カマイオーレ　11.5km

 

昨年同様、初日から個人タイムトライヤル。リドディカマイオーレからティレニア海沿岸に沿って行われる。

中間計測ポイントは5.5km地点。オープンタイムトライアルのプロファイルは完全にフラットであり、障害はない。

 

1. 中間計測ポイント　4.5km

 

注目のライダーは

• Alpecin – Deceuninck　マチュー・ファンデルプール、ジャンニ・フェルメルシュ
• Arkéa – B&B Hotels　ケヴィン・ヴォークリン
• Bahrain – Victorious　アントニオ・ティベッリ、ペッリョ・ビルバオ、ダミアーノ・カルーゾ
• Cofidis　ブライアン・コカール、ヨン・イサギレ、アレクサンデル・アランブル
• Decathlon AG2R La Mondiale Team　ヨハネスマウロ・シュミット、サム・ベネット
• EF Education – EasyPost　リチャル・カラパス、ルイ・コスタ、ベン・ヒーリー、ミカル・ヴァルグレン
• Groupama – FDJ　ヴァランタン・マデュアス、ダヴィ・ゴデュ、ロマン・グレゴワール
• INEOS Grenadiers　ミハウ・クフィアトコフスキ、フィリッポ・ガンナ、ローレンス・デプルス、コナー・スウィフト
• Intermarché – Wanty　ビニヤム・ギルマイ、ローレンツ・レックス
• Israel – Premier Tech　パスカル・アッカーマン、デレク・ジー
• Lidl – Trek　ジュリオ・チッコーネ、ジョナサン・ミラン
• Movistar Team　ナイロ・キンタナ、ダヴィデ・フォルモロ、エイネルアウグスト・ルビオ、ペライヨ・サンチェス
• Q36.5 Pro Cycling Team　トム・ピドコック、ジャコモ・ニッツォーロ、マッテオ・モスケッティ
• Red Bull – BORA – hansgrohe　ジェイ・ヒンドリー、マキシム・ファンジルス
• Soudal Quick-Step　ミケル・ランダ、マティア・カッタネオ
• Team Jayco AlUla　フィリッポ・ザナ、ディラン・フルーネウェーヘン、エディ・ダンバー
• Team Picnic PostNL　マックス・プール
• Team Visma | Lease a Bike　サイモン・イェーツ、オラフ・コーイ、シアン・エイテブルックス、ディラン・ファンバーレ、ステフェン・クライスヴァイク
• Tudor Pro Cycling Team　マルク・ヒルシ
• UAE Team Emirates – XRG　ジョアン・アルメイダ、アイザック・デルトロ、アダム・イェーツ
• Uno-X Mobility　マグナス・コルトニールセン、ソーレン・ヴァーレンショルト
• XDS Astana Team(Poels, Bettiol　アルベルト・ベッティオル、二コラ・コンチ、ロレンツォ・フォルトゥナート、ファウスト・マスナダ、ワウト・プールス

 

ヨハン・プリースパイタースン　Alpecin-Deceuninck

2021世界選手権U23王者のヨハン・プリースパイタースンが12分45秒で暫定トップに。

 

ケヴィン・ヴォークリン　Arkéa – B&B Hotels

タイムトライヤルの得意なケヴィン・ヴォークリン。Alpecin-Deceuninckのヨハン・プリースパイタースンの12分45秒を抜けるか。

 

ケヴィン・ヴォークリンはヨハン・プリースパイタースンから13秒遅れの暫定2位。

 

ソーレン・ヴァーレンショルト　Uno-X Mobility

ソーレン・ヴァーレンショルトが中間計測でヨハン・プリースパイタースンの記録を1秒更新。追い風が吹いているのでアベレージは55km/hを越えている。

 

ソーレン・ヴァーレンショルトは、最後パンクしていて全力疾走できず。12分54秒で暫定2位。

 

コナー・スウィフト　 INEOS Grenadiers

あれ、ストラーデビアンケを走ったばかりのコナー・スウィフトがもう出ている。

 

ジョナサン・ミラン　Lidl – Trek

ジョナサン・ミランが中間計測でソーレン・ヴァーレンショルトと同タイムの暫定トップに。

 

ジョナサン・ミランは12分48秒で暫定2位に。

 

サイモン・イェーツ　Team Visma | Lease a Bike

サイモン・イェーツは、13分12秒。暫定12位。

 

アントニオ・ティベッリ　Bahrain Victorious

アントニオ・ティベッリがスタートしている。

 

アントニオ・ティベッリの中間計測は6秒遅れの暫定5位。いいタイムだ。

 

アントニオ・ティベッリが猛烈にいいタイムをたたき出した。12分46秒の1秒差で暫定2位。

 

アイザック・デルトロ　UAE Team Emirates – XRG

ゴール前では蛇行するほど踏み込んだアイザック・デルトロ。17分55秒で暫定5位。

 

ベン・ヒーリー　EF Education-EasyPost

ベン・ヒーリーもストラーデビアンケから移動してすぐにスタートだ。

 

ベン・ヒーリーは13分5秒の暫定13位。

 

トム・ピドコック　Q36.5 Pro Cycling Team

トム・ピドコックもストラーデビアンケから移動してスタート。

 

トム・ピドコック暫定33位。さすがに疲れているのでは。

 

アダム・イェーツ　UAE Team Emirates – XRG

アダム・イェーツがスタート。

 

トップから35秒遅れの暫定28位。これは総合を狙うならば山岳で頑張らないといけない。フアン・アユソーのアシストとなるだろう。

 

マグナス・コルトニールセン　Uno-X Mobility

マグナス・コルトニールセンもストラーデビアンケで6位に入っていた。一日しか休んでいないのに凄い。暫定15位。

 

ローレンス・デプルス　 INEOS Grenadiers

17秒遅れの暫定10位。

 

フアン・アユソー　UAE Team Emirates – XRG

今シーズン絶好調のフアン・アユソーがスタート。狙うはここまでのトップタイムだ。

 

第1計測で9秒トップタイムを更新。ゴールでも5秒更新して暫定トップに立った。

 

バンジャマン・トマ　Cofidis

13分で暫定8位。

 

マティア・カッタネオ　Soudal – Quick Step

マティア・カッタネオは12分53秒で暫定5位。

 

デレク・ジー　Israel – Premier Tech

デレク・ジーがスタート。

 

デレク・ジーは、17分51秒で暫定5位。

 

マチュー・ファンデルプール　Alpecin-Deceuninck

マチュー・ファンデルプールがスタート。ゴールは1分24秒遅れ。

 

フィリッポ・ガンナ　 INEOS Grenadiers

 

フィリッポ・ガンナがスタート。フアン・アユソーのタイムを抜いてくるか。

 

フィリッポ・ガンナはアルベルト・ベッティオルを抜いていく。アルベルト・ベッティオルは高熱なのに走っている。無理をするべきではないと思うけど。

 

フィリッポ・ガンナはフロントシングル。

 

フィリッポ・ガンナ速い。フアン・アユソーのタイムを23秒も更新。断トツのトップだ。今シーズンの初勝利となった。

 

リザルト

優勝した INEOS Grenadiersのフィリッポ・ガンナ

とてもいいタイムトライアルだった。 特に自分のパフォーマンスに満足している。 ダリオ・チオーニは、チームリーダーの車から僕をやる気にさせる方法をよく知っていた。 ゴールまでプッシュするだけだった。

5kmを過ぎた中間地点ではフアン・アユソーに2秒負けてましたね。

大きな違い？ そうだね、このタイムトライアルに対するモチベーションも高かったしね。気分もとてもいい。 ミラノ～サンレモから始まる春の重要なクラシックのことだ。

この間、たくさんトレーニングしてきたし、それが勝利につながったのはうれしい。 去年のリベンジ？ そう、間違いなくね。 20秒差で勝つのはいつだっていいことだ。  今大事なのは、しっかりリカバリーすること。 いずれにせよ、脚はいい。

 

第1ステージ　リザルト

総合

フィリッポ・ガンナのリーダージャージは久しぶり。

ポイント賞

新人賞