非常に贅沢な悩みで、Lidl – Trekは二人のスプリンターを振り分ける。
2025 ジロ・デ・イタリアではマッズ・ピーダスンがステージ3勝にポイント賞獲得。2025 ツール・ド・フランスではジョナサン・ミランがスプリント王を目指すことになる。
マッズ・ピーダスンは、2025 ブエルタ・ア・エスパーニャで2度目のポイント賞を狙う。
Lidl – Trekのメンバー
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, 2025
Acrylic on canvasInspired by a famous artist of the region, we present the eight riders ready to leave their own mark on the Tour de France, starting in Lille on Saturday 5 July.#TDF2025 pic.twitter.com/SWzXXwcBlB
— Lidl-Trek (@LidlTrek) June 30, 2025
81.マティアス・スケルモースイェンセン
82.シモーネ・コンソンニ
83.ジョナサン・ミラン
84.ティボー・ネイス
85.クイン・シモンズ
86.トムス・スクインシュ
87.ジャスパー・ストゥイヴェン
88.エドワード・トゥーンス
今年は全然凝っていないメンバーの紹介画像だ。ちょっと拍子外れ。
ジョナサン・ミラン
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ジョナサン・ミランは、194cmのサイズ、パワー、強さをたたえて「ブジャの巨人」と呼ばれている。
2020トラック世界選手権のチームパシュートで銅メダルを獲得し、個人パシュートで4位となっているスピードマンだ。
さらに、イタリアの個人パシュートチャンピオンになってから1週間で、2020イタリア選手権U23TTで優勝。
プロロードでの初勝利は2022 CROレース第1ステージ。そして第2ステージと連勝。ポイント賞も獲得した。


2022年はサウジツアー第2ステージで勝利。ここではディラン・フルーネウェーヘンを破っている。アシストからエーススプリンターへとチームの見方が変わったレースとなった。
そして、2023ジロ・デ・イタリア第2ステージで勝利。
最終的に、圧倒的なポイント差でマリアチクラミーノ(ポイント賞)も獲得した。2023 世界選手権では、個人パーシュートで3位となっている。
トラックのスピードは世界最速のフィリッポ・ガンナを抜いている。
2024年シーズンもジロ・デ・イタリアで3勝し2年連続のポイント賞獲得。2025年シーズンはすでに7勝をあげており、ツールで最強のスプリント王の称号を得る準備は出来ている。
ゴールに至るLidl – Trekのトレインの強さは折り紙付き。エドワード・トゥーンス、ジャスパー・ストゥイヴェン、シモーネ・コンソンニと続くリードアウトトレインは最強との呼び名も高い。
ジロのスプリント王はツールでもスプリント王となれるのか。ジョナサン・ミランに注目だ。
ティボー・ネイス
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シクロクスの帝王、スヴェン・ネイスの息子として、2022年8月からtrainee(研修生)として、ロードレースの世界にも参戦。
シクロクロスでは、ジュニアのベルギー選手権を3度制覇。2020世界選手権ジュニア王者、2022世界選手権U23も獲得。2024 ヨーロッパ選手権エリート制覇、あとはエリートでの世界選手権制覇が最終目標となる。
父親は、シクロクロスとマウンテンバイクでは、驚異的な走りと記録を残したが、ロードでは良い成績は上げていない。
ティボー・ネイスはロードの才能は素晴らしいものがあり、2021ベルギー選手権U23で2位となり、2021欧州選手権U23ではフアン・アユソーを破って優勝している。
さらに2023年シーズンは、ロードでの才能も開花。2023ツアー・オブ・ノルウェー第5ステージでプロ初勝利をあげた。登りゴールの厳しいレイアウトをものともしなかった。
そして、2023 グロサー・プライス・デス・カントン・アールガウでプロ2勝目。これも、登りスプリントでフィリッポ・バロンチーニのリードアウトから勝利を得ている。
2024年シーズンには一気に開花。シーズン9勝をあげる活躍をあげる。2025年シーズンは初戦のグラン・プレミオ・ミゲル・インドゥラインで見事な抜け出しで勝利。
その後はトップ10フニッシュはするけれど勝利はなし。総合優勝が期待されたバロワーズ・ベルギー・ツアーでは高熱のために途中リタイヤとなっている。22歳で父親も出来なかったツール・ド・フランスの舞台に初出場だ。
ティボー・ネイスのコメント
少しの不安と緊張もある。 何が可能か、何が不可能か、何が自分のワーキングポイントなのか、あらゆるレベルで現実的なんだ。
自分のレベルがツアーレベルでどのように現れるかはわからない。 そこで自分を測るのは楽しみだけど、どこかで怖くもある。 ネガティブな意味ではなく、ハラハラさせられるんだ。とにかくステージ優勝が目標だ。 2位や3位のためにツールに行くべきじゃない。
でも、将来的に自分が扱えるものだと判断することもできる。 そのレベルでも自分を証明しようとする時が静かに近づいているんだ。
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