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ジロ・デ・イタリアを終えて新たにワールドチームから降格の可能性が高くなったチームは?

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Image by Markéta Peršínová from Pixabay
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2025 ジロ・デ・イタリアを終えてワールドチームの降格争いから完全に抜け出したのはXDS Astana Team。

では、これに代わって降格しそうなチームは?

 

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XDS Astana Teamの大活躍

 

XDS Astana Teamの圧巻は第16ステージのクリスティアン・スカローニとロレンツォ・フォルトゥナートのワンツーフニッシュだ。

 

チームで二人が上位に入るなど、グランツールでは中々ない。さらにチームはロレンツォ・フォルトゥナートの山岳賞を獲得するために、クリスティアン・スカローニがアシスト。

2人は交互にステージで逃げに入った。山岳ポイントではクリスティアン・スカローニが、201ポイントを獲得。ロレンツォ・フォルトゥナートの山岳賞を守った。

そして、XDS Astana Teamは、ジロ・デ・イタリアだけでなくハロルド・マルティン・ロペスがツール・ド・ハンガリー第3ステージで優勝。総合優勝もきめて220UCIポイントを獲得。

 

2025 ブックル・ドゥ・ラ・マイエンヌ第2ステージで、アーロン・ゲイトがステージ優勝して総合優勝も決めた。

 

XDS Astana Teamはランキング17位まで上昇。完全にワールドチームの降格争いから抜け出している。2025年だけに限ればランキング4位だ。

 

Team Picnic PostNL

 

Team Picnic PostNLは、ジロ・デ・イタリア第4ステージでキャスパー・ヴァン・ユーデンがステージ優勝。

さらにロマン・バルデが逃げにのり活躍。

  • 第9ステージ 9位 30ポイント
  • 第14ステージ 13位 10ポイント
  • 第15ステージ 4位 80ポイント
  • 第17ステージ 2位 130ポイント
  • 総合26位 30ポイント

第17ステージは、最後のステージ優勝のチャンスだったけれど、アイザック・デルトロに抜かれた。それでも、合計280UCIポイントを獲得。Team Picnic PostNLを降格争いから救っている。

 

 

ロマン・バルデはジロ・デ・イタリアを終えて次のようにコメント。

チームと共に素晴らしいジロを過ごせた。個人的には、もう少し結果を出せたと思っているが、チャンスを逃がしてしまった自分に少し腹が立っている。

最近はレべルが高すぎて、ステージレースに集中せざるを得ない。以前ほど頻繁にレースにでれなくなり、安定しなくなった。総合順位を狙うのはもう無理だから、引退する時がきた。その時がきたんだ。

 

Cofidis

16 16  Intermarché – Wanty WT 23999
17 21 ▲4  XDS Astana Team WT 23144
18 17 ▼1  Team Picnic PostNL WT 22697
19 18 ▼1  Cofidis WT 22494
20 20  Uno-X Mobility PRT 20236

 

かわって19位への降格したのはCofidis。このジロでも活躍は見られなかった。さらに逃げにもあまりメンバーを送り込んでいない。

エースナンバーのミラン・フレティンは、第6ステージで2位となった。ただ、このステージは大落車で中断があり、タイム差なしのゴールが決まっていたので、ゴールスプリントしたライダーは少なかった。

ミラン・フレティンのUCIポイント獲得は3ステージで195UCIポイント。

あとは、ステファノ・オルダーニが3ステージで115UCIポイント。セルジオ・サミティエルが総合52位で15UCIポイントを獲得しただけ。

ギヨーム・マルタンがGroupama – FDJに移籍したので、ツール・ド・フランスではヨン・イサギレが総合エースとなりそう。Movistar Teamから移籍で獲得したアレクサンデル・アランブルがツール・ド・フランスで活躍しないと、ここから浮上するのは難しいかもしれない。

ほかに、ポイントを大量に獲得できそうなライダーが見当たらないのが現状だ。

ツール・ド・フランスで、Uno-X Mobilityが活躍するさらにランキングが下がる可能性もある。

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