Jumbo-Visma女性チームのエース、マリアンヌ・フォス。
3度の世界チャンピオンで、女性版ツール・ド・フランス、Tour de France Femmesでもポイント賞獲得に、5日間マイヨジョーヌを着用した。
ツールに続いて出場したPostnord Vårgårda WestSweden RR (1.WWT)でまさかの失格に~。
優勝したのに、表彰式の直前でアウトとなった。その理由が厳しい。
失格となった瞬間
It looked like Marianne Vos had won #VargardaWWT for the 4th time, but the Dutch rider was disqualified for using the illegal ‘puppy paws’ position.
Was it a harsh decision? pic.twitter.com/gCeiW1pJci
— GCN Racing (@GcnRacing) August 7, 2022
動画を見てもわかるように気が付いて、すぐに元のポジションに戻している。
この失格は、2021年2月8日に、UCIがライダーの行動に関する規則2.2.025を更新したことによる。
ライダーが採用できるポジションに関するセクションを追加した項目だ。2021年4月1日に発効したアップデートでは、次のようになった。
- 自転車のトップチューブに座ることは禁止
- タイムトライアルを除いて、ハンドルバーのサポートポイントとして前腕を使用することは禁止
ワンデーレースでは一発退場なんだけど~。ゴール手前13km地点でのことで、その45分後には失格となってしまった。
マリアンヌ・フォスは、表彰式前に繰り上げとなった二人と少しだけ話をして立ち去った。
マリアンヌ・フォスは自身の公式サイトで以下のようにコメント。
本当に残念だけど、そういうことなんだ。子犬の足のポジションをとっていたとき、それが許されないことだとすぐに気がついた。すぐに正しいポジションに切り替えたんだけど。
UCIが失格にするのは、それで十分だったようだ。決定を受け入れるしかない。
残念なことだが、これはルールであり、厳格に適用されるものだ。普通、あの位置で乗ることはないだろう。でも、ルールはルールだから。
今日はうまくいった。この1週間はツールから回復するのに必死だった。今、私は突然、再びレースの慌ただしさに身を置いている。
チームのおかげで、調子を取り戻すことができた。私たちは警戒を怠らず、前方で良いポジションを保つことができた。このレースの走りには満足している。
つい、出てしまうのでしょうね。失格はわかるけど、故意にやった訳ではないので可哀そう。
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