Q36.5 Pro Cycling Teamのトム・ピドコックは、チーム唯一の絶対的エースとしてジロ・デ・イタリアに向かう。
ある意味今回のダークホースと言っても良いのでは。では、トム・ピドコックのジロでの目標はなんだろうか。
Q36.5 Pro Cycling Team
We’re ready.
Q36.5 Pro Cycling Team lines up at the 2025 @giroditalia with @tompidcock leading the charge in our first-ever Grand Tour.
Full squad ➡️
🇪🇸 Xabier Mikel Azparren
🇬🇧Mark Donovan
🇦🇺Damien Howson
🇱🇻 Emīls Liepiņš
🇮🇹 Matteo Moschetti
🇬🇧Tom Pidcock
🇳🇱Milan Vader… pic.twitter.com/M5tYBNJh5f— Q36.5 Pro Cycling Team (@Q36_5ProCycling) May 5, 2025
131.トム・ピドコック
132.ザビエル・ミケル・アスパレン
133.マーク・ドノヴァン
134.ダミアン・ホーゾン
135.エミルス・リエピンス
136.マッテオ・モスケッティ
137.ミラン・ファーダー
138.ニコラス・ズコウスキー
トム・ピドコック
この投稿をInstagramで見る
上記Instagramのトム・ピドコックのキャプションは「ジロをとりにいこう」その真意は。
トム・ピドコックは、2度のMTBオリンピックチャンピオン、2024 アムステルゴールドレース優勝という成績を残しながら、 INEOS Grenadiersを退団。
Q36.5 Pro Cycling Teamに移籍して、絶対的エースとしての地位を確保した。チームからのアシストを得ての2025年の成績を振り返ると。
シクロクロスをパスして高地トレーニングから参戦したアラウルツアー第2ステージで勝利。
第4ステージで、9kmの独走を決めて2勝目。総合優勝も果たし一気に3勝をあげた。
続く、ブエルタ・ア・アンダルシア第2ステージでも勝利。
そして、ストラーデビアンケではタデイ・ポガチャルよりも先にアタックをかけて二人逃げ。最後は力まけしたが、2位を確保した。
その後の成績は
- ティレーノ〜アドリアティコ 総合6位 ポイント賞2位・山岳賞3位
- ブランバンツ・パイル 11位
- アムステルゴールドレース 9位
- フレッシュ・ワロンヌ 3位
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ9位
優勝こそないけれど、エースとして十二分の走りをみせている。今年ツールは出れないけれど、ブエルタも出場が決まっている。
トム・ピドコックはジロ初出場だが、2020 ジロ・デ・イタリアU23では総合優勝している。
では、このジロ・デ・イタリアでは総合上位を目指すのか、ステージハンターなのか。トム・ピドコックの思いは?
トム・ピドコックのコメント
自身初のジロに上位入賞を狙って出場するのだろうか?
いいえ。うーん、よく分からない。様子を見てみる。もちろん、この春のアルデンヌクラシックに集中していたので、このジロだけのために準備することはできなかった。
さらに、ジロ主催者からの招待状を3月末まで待たなければならなかった。調子は10点満点中9点。良い気分でグランツールに臨めるよ。
リエージュで9位になって以来、どうしてましたか?
スペインの自宅に戻り、高地で眠った。そこでは良い厳しいトレーニングの日々を過ごした。初めてのジロ・デ・イタリアを楽しみにしており、最大限に楽しみたいと思っている。
5年前にすでにベビージロで1位になってますね。
でも、本物のジロは2倍大変だよ(笑。 初めてのジロ・デ・イタリアを楽しみにしているし、最大限に楽しみたいと思っている。
トム・ピドコックはステージを自由に狙うようだ。総合を狙うにはチーム力の強化も必要。まずは、ステージ優勝をすることが重要だ。スプリントはマッテオ・モスケッティが狙う。
コメント