サイクリストが冬場にランニングするのも一般的となってきている。
今回は、2023年末にTeam Arkéa Samsicを引退したナセル・ブアニ。
20kmとかハーフも走っているけれど、今回はマラソン初チャレンジで凄い記録を。これまで知っている中ではアダム・イェーツが2時間58分という記録を出していたけど、これを抜いている。
フルマラソン
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ナセル・ブアニは、3月にパリで開催された初のハーフマラソンで1時間17分59秒の好タイムを記録。
今月初めに開催されたパリ20kmでも1時間09分22秒を記録していた。これも相当速いタイムだ。
トム・デュムランが、2023アムステルダムハーフマラソンに参加し、1時間10分4秒の記録を出しており、これも驚異的だった。
今回のナセル・ブアニのマラソンの記録は2時間34分と超好タイム。アダム・イェーツの2時間58分を大幅に上回っている。
ラスト10kmで筋肉を痛めたのに最後まで走り切っている。
ナセル・ブアニは、Instagramの投稿で
「初めてのマラソンで2時間34分36秒。私のスピードは30kmまでは、2時間30分のペースだった。 いい経験だった。」
元・現役サイクリストによる最高のランニングパフォーマンスを披露した。
ただ、プロサイクリストでもっとも速かったのは、1997年と1998年のジロ・デ・イタリアに出場した、レオナルド・カルザバラ(Leonardo Calzavara)。
引退してマラソンに転向、2007年には2時間26分台を記録している。ナセル・ブアニも、マラソンを続けたら、この記録も破るかもしれない。
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