ファビオ・アル(UAE-Team Emirates)は、グルテン不耐性の不調に続いて腸骨動脈手術を受けようやく、レースに復帰してきた。
ここにきて、嬉しいニュースでファビオ・アルがツール・ド・フランスにも出場出来るかもしれないというニュースが入っています。
出場すれば2017年以来、2年ぶりのツール・ド・フランス出場となる。
ツール・ド・スイスも順調
Questa mattina, ultima rifinitura prima di tornare a casa.
— Fabio Aru (@FabioAru1) 2019年6月7日
Grazie #Sestriere, domenica Gran Premio Città di Lugano!#ilcavalieredei4mori pic.twitter.com/E3x0OFEq76
2015年にブエルタ・ア・エスパーニャを獲得したファビオ・アルは、今年のGiro d’Italiaに乗る予定だった。
しかし、4月1日に左脚の狭窄した腸骨動脈を矯正するために手術を受け出場することは叶わなかった。
ファビオ・アルは腸骨動脈手術からの復帰レース、 Gran Premio Città di Luganoではトップから57秒遅れの22位でゴール。
レースでは、優勝したチームメイトのディエゴ・ウリッシのためにアシスト。
ツイートでは無事にゴール出来て好感触を得たと語っている。
現在は山岳に向かうTour de Suisseをレースしている。第6ステージを終了した時点で総合9位にまで浮上。総合トップはエガン・ベルナル。
彼は予想以上に調子が良くなっていると言われており、ブエルタに出場が予定されているにもかかわらず、チームは彼をツールに連れて行くことを考えている。
「ファビオはガビリアと同じ船に乗っている。月曜日に決定する。
彼のブランは、イタリアナショナル選手権とブエルタに出ることだった。
我々はそれに固執するかもしれない。しかし、彼がスイスでどのように走るのか見てレースの終わりに評価したい。そして彼がツールに出たい気持ちを持っているかどうか見る」
とチームマネージャーJoxean Fernandez Matxinは語った。
現在、暫定リストにはファビオ・アルの名前はない。
ダン・マーティンがUAE Team Emiratesのリーダーを務めることになる予定。ファビオ・アルは第2エースとしてダン・マーティンをアシストするかもしれない。
ツール・ド・フランスに出場出来るのは名誉なことで、体調さえ復調すれば良い走りも期待できそう。
ただ、ブエルタでリーダーになれるのならば、ここは回避するのも選択の一つとなる。チームの判断が注目される。
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