ティレーノ〜アドリアティコ第4ステージで優勝候補だった、Jumbo-Vismaのワウト・ファンアールトとINEOS Grenadiersのトム・ピドコック。
だが、トム・ピドコックはストラーデビアンケで優勝した時の調子ではなかったようで、2回目のトルトレートの登りで遅れている。
その後、ピドコックは集団復帰して先頭を引いていた。だが、先頭から降りる時にワウト・ファンアールトと接触してしまう。
二人の落車
😱@tompidcock and @WoutvanAert crashed. #TirrenoAdriatico pic.twitter.com/WlG3qxQdvi
— Tirreno Adriatico (@TirrenAdriatico) March 9, 2023
トム・ピドコックは、先頭から降りているが、ワウト・ファンアールトとぶつかる前に、右隣のテッシュ・ベノートをチラッと見ている。それで、少し左に寄ってしまった。
これがワウト・ファンアールトは隙間がなくなった感じだ。プロの場合、非常に接近して走っているので、僅かな差で落車が起こってしまう。
倒れた時の様子は?
チームで自分のポジションを守ろうとしていた。トムが倒れ、彼を追い越したと思ったとき、誰かが私に引っかかっているのを感じ、地面に引きずり込まれた。
自分のポジション争いのために戦っているので、そのような事件が起こる可能性がある。
ケガの様子は?
損傷があるかどうか? それはそれほど悪くはないようだ。あまり痛くない。よく擦れているが、大丈夫だと思う。転ぶのは私の癖ではないが、すぐに転んだことがわかる。
最もつらい部分はまだ来ていなかったが、自分の脚については満足できる。プリモシュの優勝は、もちろん傷口に大きな絆創膏を貼ってくれるものだ。
レース後のワウトの投稿
ワウト・ファンアールトは、レース後にInstagramストーリーを投稿。
その中で彼はスポンジを見せている。まさか、それで傷口を洗ったのかな。すでにチームドクターに治療はして貰っているのだろうけど。
「この破れたジャージは、文字通り私のお尻を救った。明日またレースをするぞ!」
それほど、重症ではないのが朗報だ。
トム・ピドコックの様子はわからないけど、ワウト・ファンアールトよりも25秒速くゴールしている。二人共、第5ステージのスタートラインに立つのは間違いないだろう。
ただ、ワウト・ファンアールトはプリモッシュ・ログリッチが総合を狙う位置にきたので、アシストに徹するかもしれない。
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