薬局で購入したリノフルイムシル (鼻炎治療用の鼻スプレー) から意図せず体内に入った禁止物質ツアミノヘプタンがドーピングとなってしまったAstana Qazaqstan Team のミケーレ・ガッゾーリ。
Astana Qazaqstan Team からは、1年間の出場停止処分を受けていた。しかし、ミケーレ・ガッゾーリは、8月12日からAstana Qazaqstan Development Teamで復帰している。
3か月の短期契約
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Our Development team signed a short-term agreement with the Italian rider Michele Gazzoli:
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— AstanaQazDevelopment (@AstanaQazDev) August 12, 2023
この点鼻薬でドーピングを疑われた選手は何人もいる。最近では、Lotto-Dstnyのレナート・ヴァン・エトヴェルトが出場停止処分となっている。
しかし、これはすぐに復帰。シビウツアーでプロ初勝利をあげている。日本の岡篤志はスプレーではなかったけれど、眼科手術でドーピングの疑いを受けてしまった。気を付けないといけない。
GMのアレクサンドル・ヴィノクロフは、公式サイトで以下のようにコメント。
ミケーレはすでにミスの罰を受けたが、今はそれを修正し、キャリアを再スタートさせるチャンスがある。この若いライダーには、そのようなチャンスが与えられてしかるべきだ。
昨年起こったことは悲劇的な事故であり、UCIはすべての説明を受け入れ、違反は故意ではなかったと判断し、それに同意した。
したがって、私たちのコンチネンタル・チームを通じて、ミケーレがリハビリを試み、キャリアを継続できるようサポートしたい。それは簡単なことではないし、ライダーには何の保証もない。
しかし私たちは、ミケーレがこれまでずっとハードなトレーニングを積んできたこと、まだ大きなモチベーションと達成したい目標があることを知っている。
コンチネンタルチームとの契約はシーズン最後の3ヶ月間であり、その間、ミケーレはコンチネンタルチームでレースに出場し、Astana Qazaqstan Teamとも1、2回レースをする機会がある。
次に何が起こるかは、彼がこのチャンスをどう生かすかにかかっている。
ミケーレ・ガッゾーリは、8月17日から始まるアークティック・レース・オブ・ノルウェーでレース復帰となる。元々は2022年からワールドチームで走っていたので実力は十分。是非活躍して貰いたい。
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