オーストラリアのメルボルンで恐ろしい事故が起こっている。
メルボルン警察は、後ろを走行していた車のドライブレコーダーの映像を公開している。どうみても意図的に引いたとしか思えない行動。
しかも、ナンバープレートもない。
急にハンドルを切って追突
Police are still hunting for a motorist four days after an allegedly deliberate hit-run on a Melbourne cyclist.
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— 9News Australia (@9NewsAUS) April 17, 2023
事故にあったのは、通勤途中の59歳のロバート・クラーク。白い車が減速したかと思ったら、急にハンドルを切って後ろからサイクリストを襲っている。
参考記事では、ニュース映像の中でケガの様子なども映しているけど、流石に載せられない。
ロバートはニュースの中で、涙を流して事故のことを語っている。
幸いにもクラークは数カ所の打撲で済んでいるが、もっとひどいことになっていたかもしれないと話している。
「明らかな動きはなかった…だから私は進み続けた。もちろん、アクセルを踏む音が聞こえたので、ここにも頭の悪い奴がいる。
回転数を上げて私を怖がらせて、そのまま行くつもりだ、と思った。そして次の瞬間、世界は回転していた。
やられた。それしか考えられなかった。次に考えたのは、もちろんバイクはどこだ?」
映像では、自転車が見えないが、なんと100mも引きずられていた。
自転車は、完全に大破。
彼は、メルボルンの道路で暴言を吐かれたことはあるが、車に轢かれる前に運転手は怒鳴ったり、何かを投げつけたりしなかったと述べ、この事件が関連しているかもと。
クラークは、「道路交通法違反についてはいろいろな憶測が飛び交うが、私は車線を妨害したり、ドライバーの前でもたついたりしたわけではない・・・。私は6、7年前からこの地域でサイクリングをしている。」
結局犯人は後日ニュースを見て出頭。40歳の女性だったと言う。何故、故意に引いたのか、ナンバープレートをつけないで運転していたのかはわからない。また、何か恨みがあったとかも不明。
流石に、車から意図的に引かれたらサイクリストは一たまりもない。多くのサイクリストが命を落としているが、今回は骨折もないのは奇跡としかいいようがない。
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