初日からマリアローザを着用したマチュー・ファンデルプール。
マリアローザを失ってからも、逃げには積極的に挑んでいる。昨年から続いていた背中の問題は全く感じさせない。
ツールに備えてマチューはリタイヤも考えられるけど、最後まで走るのだろうか?
ツール・ド・フランスのために
🇮🇹 #Giro
Another beautiful @giroditalia stage is in the books! 🏔️🙌 pic.twitter.com/ADP8xVTDnj
— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) May 24, 2022
マチュー・ファンデルプールは記録上は第8ステージで151km逃げて7位。第12ステージで136km逃げに乗って20位でゴールしている。
第15ステージでも、1級山岳を含むコースでも逃げに乗り50km逃げている。下りでクーン・ボウマンに追いつく離れ業も見せてくれた。
第16ステージでもスタートからアタックをかけて、60km逃げている。山岳でも逃げれるマチューは間違いなく進化している。
マチュー・ファンデルプールはヴェローナまで続けたいと当初から言っていた。その思いは変わらないようだ。
ツール・ド・フランスの理想的な準備として、ジロから脱落することは考えていない。
最後までジロを続ける?
トレーニングするよりも、ここにいるほうがいい。3週目に入ってからは、とりあえず調子がいい。
今回のジロでは登りが多く、厳しい最終週となる。それをうまく乗り越えて、このビッグツアーを気持ちよく終えることが最大の目標だ。そのあと、すぐにツールがやってくる。
チームは、ツールに備えて休養して貰いたいと思っているのでは?
私はどうしても自分で乗りたい。ライダーとしての進化にもつながるだろう。
まだジロは続きます。別のステージで優勝を狙う?
山では難しいだろうが、またトレーニングするより、ここにいる方がいい。それに、いい経験になるはずだ。
そうすることで、ツール・ド・フランスのスタート時に最高のコンディションで臨めることを期待している。
第18ステージが逃げに乗れそうなステージだ。ジロが終わってからツールまでは1か月あるので、もう一度逃げに乗って貰いたい。
レースに勝るトレーニングはないですからね。
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