5度目の挑戦でついに2026年のミラノ〜サンレモを制し、自身11個目のモニュメントタイトルを獲得したタデイ・ポガチャル(UAE Team Emirates – XRG)。
長年の悲願を達成した直後の記者会見において、今後はこの大会に出場しない可能性を示唆し、関係者やファンに大きな驚きを与えている。
これが最後のミラノ~サンレモだったのか?
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悲願の初優勝を果たし、ポディウムの頂点で歓喜に沸いたタデイ・ポガチャル。
しかし、その後の記者会見で彼の口から語られたのは、来年以降の大会欠場を示唆する衝撃的な言葉だった。彼が問題視しているのは、レースそのものの難易度やコースレイアウトではない。
大会に向けてコースを試走する際の、イタリアの一般道における深刻な交通事情だ。長年にわたり幾度となく現地でトレーニングを重ねてきた彼にとって、それは常に命の危険と隣り合わせの過酷な環境だった。
栄光を手にした王者がなぜサンレモへの決別を口にしたのか、記者会見での言葉からその真意に迫る。
ついにミラノ〜サンレモでの初優勝、おめでとうございます。この特別な勝利の直後ですが、来年以降の参戦についてどのようなお考えをお持ちでしょうか。
これからはテレビの前か、沿道からレースを見守ることになるかもしれないよ。
事前のルート試走には、それほどの危険が伴っていたのですね。
ここに何度も練習に来ているけれど、その度に命の危険を感じているんだ。
誰かを不快にさせるつもりはないけれど、イタリアの道路の交通事情は時折、少し犯罪的とすら言えるレベルだよ。
素晴らしいサイクリングロードも建設中だし、数年後には海岸沿いの良い道ができるかもしれないけれど、それには多大な労力が必要だ。
世界で最も予測不可能なこのレースをついに勝てて、本当に安堵している。何年ものトレーニングの成果だからね。このコースを走らなくなるのは、少し寂しくなるかもしれないけれど。
この大会は事前の綿密な試走や準備が不可欠であり、彼はこれまで幾度となく現地のルートに足を運んできた。
しかし、一般車両が混在するイタリアの道路でトレーニングを行うことは、常に大きなリスクを伴っていたのだ。
2位に入ったトム・ピドコック(Pinarello Q36.5 Pro Cycling Team)も、表彰式の数分後に「タデイは「勝ったからもう戻ってこない」と言っていた」と周囲に明かしている。
これが本当ならば、来年のスタートラインにタデイ・ポガチャルは立っていないだろう。そうなると他のレースに目が向くことになるが、何を目指すのだろうか。



コメント
出場しないなら、残念ですね。マチューはどう思ってるんでしょうね。
チームの運営とか裏方をやり始めて、周囲の予想がつかない事をやったら面白そうですね〜
沿道に彼がいると、観客に取り囲まれそうです。
勝ってしまったということが大きいと思いますね。これでチプレッサから逃げ切る作戦をとるライダーはいなくなりそうですね。
もとのサンレモに戻るか、ポッジョで抜け出すか。タデイ・ポガチャルは、どこで観戦するでしょうね。