恒例の元旦シクロ。GPスヴェンネイスがバールで開催。
X²Oバドカマートロフェーのスポンサーは、ベルギーのX²O Badkamersというバスルームを作っているブランド。全8戦が行われる。
2020年まではDVVトロフィーシリーズと呼ばれていた。ワールドカップ、スーパープレステージュと並んで、3大シクロクロスシリーズの一つだ。
なお世界王者のマチュー・ファンデルプールは欠場となってしまった。
さらに、マイケル・ファントーレンハウトはのどの痛み。ラース・ファンデルハールは、ひざ痛で当分休みとなってしまった。
第5戦GPスヴェンネイス
元旦から行われるこのレースは、シクロクロスの帝王と呼ばれるスヴェン・ネイス(Sven Nys)を称えて2007年から始まっている。
コースの最多優勝者はスヴェン・ネイス自身の12回。
シクロクロス界の皇帝の以外の呼び名は、バールの人食い人種。コッペンベルクの王。ミスタースーパープレスティージュとも言われる生きる伝説のライダー。
コースには、2016年からスヴェン・ネイスサイクリングセンターが開設されている。コースの85%は自然環境が使われており、2021年から変更されていない。
女子エリート
前列右から、ラファエル・キャリア。
マノン・バッカー。
ルシンダ・ブランド。
パック・ピーテルス。
ケイティ・クラウス。
フェム・ファンエンペル。
サンヌ・カント。
アンナ・ケイ。
スタート前。
トップはフェム・ファンエンペル。
パック・ピーテルスが2番手。
ルシンダ・ブランドが3番手にいる。
ブリッジをフェム・ファンエンペル先頭でクリアー。
アンナ・ケイが3番手に。
トップはパック・ピーテルスに。
あっとここでフェム・ファンエンペルが落車。
フェム・ファンエンペルが大きく遅れてしまう。
フェム・ファンエンペルは、かなり後方だ。
パック・ピーテルスが、ルシンダ・ブランドを引き離す。
残り4周
パック・ピーテルスは、ルシンダ・ブランドを8秒引き離して通過。
フェム・ファンエンペルは29秒も離れた。
ルシンダ・ブランドが後方で落車。
フェム・ファンエンペルは、どこまで挽回出来るか。それとも引き離されるのか。
なんと、マノン・バッカーが半回転して泥に。
ルシンダ・ブランドは、チームのホームコースで負けてしまうとまずいのでは。
残り3周
パック・ピーテルスは、ジェルを飲みながら通過。
トップを走るパック・ピーテルスも落車。
パック・ピーテルスの落車で、フェム・ファンエンペルも見える位置までもどってきた。
パック・ピーテルスは、ルシンダ・ブランドに追い付かれた。
おっと、登りでルシンダ・ブランドが前に。
ルシンダ・ブランドが、パック・ピーテルスを引き離す。
残り2周
ルシンダ・ブランドがリードして通過。
パック・ピーテルスは、バイク交換。
パック・ピーテルスは、落車してから明らかに走れていない。フェム・ファンエンペルが近づいてきた。
フェム・ファンエンペルは、乗ったまま泥区間をクリアー。
パック・ピーテルスは、フェム・ファンエンペルに追い付かれた。
フェム・ファンエンペルは、パック・ピーテルスを引き離して下ってきた。
残り1週
ルシンダ・ブランドが引き離して残り1周に。
ライバルの二人はバチバチだ。
パック・ピーテルスが前に。
ルシンダ・ブランドは勝利に向かっているか。
2人は最後まで争いそう。
ここもフェム・ファンエンペルは、乗ったままクリアーしてパック・ピーテルスを抜いた。
フェム・ファンエンペルが猛追。
これは追いつくか。
ルシンダ・ブランドが粘る。
フェム・ファンエンペルが追い込む。
最終コーナーでフェム・ファンエンペルが真後ろに。
スプリントだ!
フェム・ファンエンペルが並んだ!
あ~、わずかにフェム・ファンエンペルが速い!
ルシンダ・ブランドが、ギリギリで勝利の女神から見捨てられた。まさか、30秒近くあった差を縮めてくるなんて。フェム・ファンエンペルは、今シーズンの9勝目。
3位は、パック・ピーテルス。こちらも落車しなければ~。
リザルト
優勝したフェム・ファンエンペル
フィニッシュまでは本当にスプリントだった。最後はカメラマンがいたから気をつけなければならなかった。 そうでなければ、転倒していたかもしれない。
正直なところ、1周目が終わった時点で、彼らに追いつけるとは思っていなかった。 新年を勝利で迎えられて本当にうれしいよ。
いつからまだ可能性があると思うようになったのだろうか?
このコースでは、他の女性選手もかなりいい走りを見せていた。 それでもかなり大きな差だった。 コース終盤の上り坂では、ちょっと苦しかった。 最後は躊躇しなかった。 スプリントで思ったのは、今自分はホイールの中にいるんだと言い聞かせた。 幸運にもうまくいった。
2位 ルシンダ・ブランド
最後は、フェム・ファンエンペルに追い付かれましたね。
とてもシンプルなことなんだ。彼女は上り坂をもう少しハードに走れるだけだと思う。 そうすれば数秒ずつ近づいていける。 そして、決勝でどんどん近づいているのを見れば、もちろん、いい目標になってしまう。
どんなミスでも自分を責めないのだろうか?
このコースでは、誰もが左右に滑ることがあると思う。 とにかくフェムは私より少し速い選手。 フィニッシュは向かい風だったから、とてもタフなレースになることは分かっていた。
優勝まであと一歩のところだったのに。 とても残念だ。 でも、今回もいいレースだった。
3位 パック・ピーテルス
ちょっとした捜索だったんだ。 やがて、もちろん、少し疲れてきて、それが少し厄介になる。 ルシンダが戻ってくる原因となったミスを犯した。 ルシンダはすぐにチャンスをつかんだ。 彼女はとてもうまくやったよ。
最後の半周まで、ずっと10秒台をキープしていた。 それからベストはなくなった。 その後、フェムとルシンダは優勝を目指して激しいバトルを始めた。
シクロクロスライダーに戻ったと感じた最初のクロスだった。 優勝を争うことができたし、これまでで最もエキサイティングなクロスだったと思う。
ガーフェレの後、体調を崩してしまったので、今日はどうなるかわからなかった。 でもどうやら一日中ベッドにいたことで、調子を良くしてくれたようだ。
Rnk | Rider | Team | Time |
---|---|---|---|
1 |
VAN EMPEL Fem
|
Team Visma | Lease a Bike | 0:46:51 |
2 |
BRAND Lucinda
|
Baloise Glowi Lions | ,, |
3 |
PIETERSE Puck
|
Fenix-Deceuninck | 0:21 |
4 |
CANT Sanne
|
Crelan – Corendon | 3:35 |
5 |
BAKKER Manon
|
Crelan – Corendon | 4:02 |
6 |
KAY Anna
|
Proximus – Cyclis – Alphamotorhomes CT | 5:07 |
7 |
CARRIER Rafaelle
|
5:13 | |
8 |
CRABBÉ Kiona
|
Athletes for Hope | 5:19 |
9 |
WOLFF Imogen
|
Team Visma | Lease a Bike | 5:47 |
10 |
CLOUSE Katie
|
6:12 | |
11 |
BARONI Francesca
|
Proximus – Cyclis – Alphamotorhomes CT | 6:20 |
12 |
MACLEAN-HOWELL Ella
|
Heizomat Radteam p/b Herrmann | ,, |
13 |
LANGENBARG Puck
|
Fenix-Deceuninck Development Team | 6:38 |
14 |
CABACA Mae
|
6:47 | |
15 |
GUNSALUS Lizzy
|
CCB – Alpine Carbon p/b Levine Law Group Women’s Cycling | 7:08 |
16 |
BRAMATI Lucia
|
FAS Airport Services – Guerciotti | 7:19 |
17 |
CREES Xan
|
7:36 | |
18 |
MEGALE Anna
|
Competitive Edge Racing | 7:58 |
19 |
NIELSEN Mille Foldager
|
8:11 | |
20 |
KRAHL Judith
|
Heizomat Radteam p/b Herrmann | 8:42 |
21 |
JEŘÁBKOVÁ Barbora
|
9:00 | |
22 |
KNIJNENBURG Anne
|
VolkerWessels Women’s Pro Cycling Team | 9:14 |
23 |
DAY Elena
|
9:18 | |
24 |
CORABOEUF Lea
|
9:35 | |
25 |
COLLING Alice
|
9:38 | |
26 |
MAROIS Lily Rose
|
10:25 |
男子エリート
前列右から、ジェンテ・ミケルス。
ピム・ロンハール。
エリ・イーゼルビット。
マイケル・ボロス。隣に、ティボー・ネイス、トーン・アールツ。
タイム差だけど、2位のラース・ファンデルハール、3位のマイケル・ファントーレンハウトがいないのでエリ・イーゼルビットがシリーズトップを守りそう。
スタートで、ティボー・ネイスはペダルを踏みはずしてしまう。
ピム・ロンハールがトップ。
すぐに、ダーン・ソエテがトップに。
2番手はエリ・イーゼルビット。
ダーン・ソエテがまだトップ。
ここでティボー・ネイスが落車。
ティボー・ネイスは挽回できるか。
ダーン・ソエテがトップのまま。
残り6周
Crelan – Corendonのエミール・フェルストリンゲがトップで通過。
ピム・ロンハールがトップに。
エリ・イーゼルビットが3番手まで上がる。
ピム・ロンハールと、エミール・フェルストリンゲが少し抜け出している。
ティボー・ネイスは4番手まで挽回。
3位グループは4人。
ティボー・ネイスが3番手に上がる。
トーン・アールツが落車。
残り5周
トップは、エミール・フェルストリンゲ。
ティボー・ネイスとエリ・イーゼルビットが3位グループに。
トップ二人はバイク交換。
エリ・イーゼルビットは単独3位に。ティボー・ネイスがシューズ交換をした様子。白色と赤色のシューズを履いている。
トップ二人はランデブー。まだ、勝負はつかない。
残り4周
2人は5秒のリードで通過。
ピム・ロンハールに食い下がる、エミール・フェルストリンゲは22歳。キャリア1勝の若手。
エリ・イーゼルビットが追いついた。先頭は3人に。
残り3周
3人は13秒差で通過。
エリ・イーゼルビットがトップに。
4位はトーン・アールツ、ティボー・ネイスと続く。
エミール・フェルストリンゲが少し離れた。
エリ・イーゼルビットが、少し引き離した。
残り2周
エリ・イーゼルビットがトップ。ピム・ロンハール、エミール・フェルストリンゲと続く。
エリ・イーゼルビットがスパート。
これは単独となりそう。
ついに3人がバラバラに。
エリ・イーゼルビットは、久々の勝利に向かっている。
残り1週
エリ・イーゼルビットがトップで、残り1周に。
ピム・ロンハールが見えなくなった。
エリ・イーゼルビットは、坐骨神経痛は良くなったのだろうか。11月24日以来の勝利。
エリ・イーゼルビットは、今シーズンの4勝目となった。
ピム・ロンハールは2位。チームの新しいジャージを指さしてゴール。
3位にはエミール・フェルストリンゲが入った。
トーン・アールツは4位。
期待されたティボー・ネイスは5位。父親、スヴェン・ネイスと勝利すればレースの名前を変えてもいいと言われていたけれどかなわず。
スヴェン・ネイスは、ここで10回優勝してレース名が変わった。
リザルト
優勝したエリ・イーゼルビット
最初のうちは、少し気合いを入れなければならなかった。 長いレースだとわかっていた。 最後の30分に集中することも事前に話し合った。
最初の2周はかなり調子が良かったし、最後はテンポの良い加速で差を埋めることができた。 でも、ピムとエミール・フェルストリンゲもとてもいいレースをしたと思う。
ここ数週間、梨状筋症候群(左脚の神経がつまった状態)に悩まされていましたが、良くなったのですか?
左足に少し力が戻ってきた。 それはいいことだよ。パワーセクションでもう少しフルに走れる。 サドルのビットも少し良くなった。 とてもうれしい。
新しいスポンサーのシベルにとっても、初優勝をストレートで飾れたことは本当に嬉しいことだ。
2位 ピム・ロンハール
今シーズン最高のクロスでしたか?
いいえ、そうは思いません。シクロクロスシーズンに向けてライム病と向き合わなければならなかった。 この2週間は背中に問題があり、痛みでバイクの上で1時間も泣いていた。 今日はだいぶ良くなったけど、最後はまた痛くなった。 でも新しいスポンサーがついたから、自分のすべてを出し切らないといけないと思う。
ゴールから2周の地点で、僕はしばらくエリについて行った。 彼が上り坂に入ったとき、自分の方が上だと感じたん。
彼はあと2周、僕は1周だけ。 最後は徐々に空回りし始めた。 背中も痛かったし、すぐに脚から力が抜けてしまった。 でも、2位はうれしいよ。 (…)嬉しいはずなんだけど、精神的にきついんだ。 夏の後、徐々にフォームが悪くなってきた。 でも今日はいい脚を取り戻せた。
3位 エミール・フェルストリンゲ
序盤、僕ら2人はすぐに前に出た。あの位置にいれば、当然、勝てると思うだろう。でも、エリ・イーゼルビットがいれば、それは簡単なことじゃない。
最終ラップでは何とか持ちこたえることができたが、自分にとっては限界を超えていることに気づいた。 最終ラップでトーン・アールツの前でゴールし、表彰台に上れるかどうかが問題だった。
ベルギー選手権でのチャンスは?
BKを楽しみにしているが、正直なところ、何を期待していいのかわからない。 今日はとても遅いコースだったが、来週はもっと速くなるだろう。
Rnk | Rider | Team | Time |
---|---|---|---|
1 |
ISERBYT Eli
|
Pauwels Sauzen – Cibel Clementines | 0:57:03 |
2 |
RONHAAR Pim
|
Baloise Glowi Lions | 0:25 |
3 |
VERSTRYNGE Emiel
|
Crelan – Corendon | 0:34 |
4 |
AERTS Toon
|
Deschacht – Hens – FSP | 0:48 |
5 |
NYS Thibau
|
Baloise Glowi Lions | 1:36 |
6 |
MICHELS Jente
|
Alpecin-Deceuninck Development Team | 1:38 |
7 |
VANDEBOSCH Toon
|
Crelan – Corendon | 1:59 |
8 |
MASON Cameron
|
Seven Racing | 2:07 |
9 |
BOROŠ Michael
|
Elkov – Kasper | 2:44 |
10 |
FERDINANDE Anton
|
Shifting Gears Strategica | 3:11 |
11 |
SOETE Daan
|
Ridley Racing Team | 3:20 |
12 |
VAN KESSEL Corné
|
Deschacht – Hens – FSP | 3:41 |
13 |
MEEUSEN Tom
|
3:45 | |
14 |
DE VET Sander
|
4:13 | |
15 |
BÉTON Damien
|
4:33 | |
16 |
SOMMER Lars
|
Heizomat Radteam p/b Herrmann | 4:53 |
17 |
HOLMGREN Gunnar
|
5:05 | |
18 |
WUYTS Mathijs
|
5:15 | |
19 |
BOSMANS Wietse
|
6:37 | |
20 |
HUYBS Ward
|
Baloise Glowi Lions | 6:45 |
21 |
WHITE Curtis
|
6:54 | |
22 |
LAURYSSEN Yorben
|
Pauwels Sauzen – Cibel Clementines | 6:57 |
23 |
ALDERWEIRELD Robin
|
7:21 | |
24 |
GAILLARD Florian
|
Team Cross OCF Jacheteuneauto.com | 8:10 |
25 |
BARNES Daniel
|
+2 laps | |
26 |
WYLLIE Simon
|
+2 laps | |
27 |
SCOTT Cody
|
Competitive Edge Racing | +2 laps |
28 |
LEMBRECHTS Ruben
|
+3 laps | |
29 |
DAVIES Cai
|
+3 laps | |
30 |
BLANPAIN Kévin
|
+3 laps |
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