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2025 ブエルタ・ア・エスパーニャ EF Education-EasyPostはリチャル・カラパスなしで戦う

海外情報
Photo credit: ciclismovavel on Visualhunt
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リチャル・カラパスだが、2025 ツール・ド・フランスを直前で欠場した胃腸炎からほぼ回復している。

だが、メディカルスタッフとともに、カラパスはレース復帰までもう少し待つことにした。現時点では少し早すぎると判断されたのだ。

 

 

リチャル・カラパスのコメント

病気の後、何度もトレーニングを中断した。2、3日しか連続してトレーニングできなかった。

リチャル・カラパスは、世界選手権とイル・ロンバルディアを狙うためにエクアドルで調整している。ブエルタ出場ならば、総合もしくは山岳賞も狙えるはずだったのに残念。

 

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EF Education-EasyPost

 

エスデバン・チャベス
マイケル・ベロキ
マディス・ミケルス
ルーカス・ネルルカー
ショーン・クイン
ジェームズ・ショー
アーチー・ライアン
ファン・デル・リー

 

エスデバン・チャベス

 
 
 
 
 
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エスデバン・チャベスは、プロ入り前からケガに泣かされている。

2013年トロフェオ・ライグエーリアのレース中の事故で右鎖骨の複合骨折、頭蓋骨の骨折、右頬骨、上顎洞と蝶形骨、穿刺された肺、肋骨骨折の重症をおってしまう。

この時の不自由な生活がエスデバン・チャベス財団を立ち上げることにつながっており、子供を整形外科的に救う活動を継続して行っている。先行きの見えない若者の支援も行っている。

 

このケガにも関わらず、2014年にOrica GreenEDGE (現BikeExchange)と契約し、ワールドツアーデビューを果たす。

2015年ブエルタ総合5位。2016年には、ジロ・デ・イタリア総合2位、2016 ブエルタ・ア・エスパーニャ総合3位。2016 イル・ロンバルディアも勝利した。グランツール制覇を果たすのは時間の問題と思わていた。

だが、チャベスは、2017年には膝のケガ、肩の骨折。2018年には、伝染性単核球症にかかってしまいジロを総合73位で終えたあとからレースを走ることはなかった。

長い治療のあとに、2019 ジロ・デ・イタリア第19ステージ優勝で復活を果たしている。だが、2020年は勝利なし。

久々の勝利を上げたのは2021ボルタ・ア・カタルーニャ第4ステージだった。

 

2021 ツール・ド・スイスでも総合10位。2021 ツール・ド・フランス総合13位。2022年には勝利がなく、2023 コロンビアロードチャンピオンに。

 

ただ、ここから勝利はない。チームではリゴベルト・ウラン、そしてリチャル・カラパスのアシストとして山岳で活躍と言った感じに近年なっていた。

エスデバン・チャベスはFUN Chaves財団の仕事を続けている。エステバン財団は、スポーツ(サイクリング)と医学(整形外科)の2つの主要な活動を行っている。

FUNエスデバン・チャベスのサイクリングチームとClásicaエスデバン・チャベスの若者のレースにより、スポーツと健全な競争を通じて不可欠な人間の形成に努めている。

コロンビアは結構治安が良くない。若者が危ない道に進むことがないように努力している。

また、医療プログラムにより、子どもたちの不自由な生活を手術や装具によって変える活動もしている。

コロンビアの子供たちと若者に、自転車の力を使って夢を実現する機会を与え、小さな子供に医療を提供している。

毎年ClásicaEstebanChavesを開催しており、U-16、ジュニア、女性を対象とした4ステージのレースも行っている。

今回のブエルタでは、エスデバン・チャベスがリーダーとなり、若いメンバーをまとめていく役割となる。マイケル・ベロキも初出場だ。

各選手のコメントは公式サイトに詳しく書かれている。

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