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2024 UCIシクロクロス世界選手権男子エリート マチュー・ファンデルプールの勝利を阻むのは?

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Photo credit: denisbin on Visualhunt.com
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前日のエリート女子はフェム・ファンエンペルが圧勝。女子U23は、ゾーイ・バクステッドが勝利。こちらは見たかったけれど、所用で見れず残念。

男子エリートには、6回目のチャンピオンを目指すマチュー・ファンデルプールが登場。難しいコースだと本人はいうけれど、果たして結果は?

 

過去優勝者

  • 2023    マチュー・ファンデルプール
  • 2022  トム・ピドコック
  • 2021 マチュー・ファンデルプール
  • 2020 マチュー・ファンデルプール
  • 2019 マチュー・ファンデルプール
  • 2018 ワウト・ファンアールト
  • 2017 ワウト・ファンアールト
  • 2016 ワウト・ファンアールト
  • 2015 マチュー・ファンデルプール
  • 2014 ゼネク・スティバル
  • 2013 スヴェン・ナイス
  • 2012 ニールス・アルベルト

 

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ターボル

コースプロフィール photo uci

 

芝生の道を走る所が多い。階段や障害物もあるが、乗車している部分が大半の高速コースと言っても良い。土曜日の女子エリートをみると、それほど泥も多くはない。

 

男子エリート

マチュー・ファンデルプールの前日コメント

コースは予想していたものと全く違ったので、試走してよかった。これは本当のシクロクロスであり、当初の考えや予想よりもはるかに難しいものだ。

しかし、それは公平なコースだ。最高の脚を持つライダーが世界チャンピオンになれるだろう。気分は良くて、すでに明日が楽しみだ。

 

さあ、スタート。

 

マチュー・ファンデルプールが早くもトップ。

 

ヨリス・ニューウェンハイスが続いている。

 

マチューは、このままトップを走り続けるのか。

 

マチュー・ファンデルプール、ニルス・ファンデプッテと続いている。

 

開始2分で3秒の差に。

 

引退レースのゼネク・スティバルは、25位あたり。

難しいとされていた梁は、抱えて通過。

 

5秒のリード。

 

2番手はヨリス・ニューウェンハイス。

 

残り5周

マチュー・ファンデルプールは、すでに飛んでいる。もう誰も止められない。

 

10秒ほどマチュー・ファンデルプールは引き離した。

 

3番手には、マイケル・ファントーレンハウト。4番手はピン・ロンハール。

 

残り4周

これだけ独走してしまうと、シクロクロスは来シーズンからお休みとなるかもしれない。証明しなければならないものが全くなくなる。

 

ヨリス・ニューウェンハイスは、12秒差で通過。

 

マチュー・ファンデルプールは、バイク交換。

 

ピン・ロンハールは前に出る必要がない。オランダ勢で表彰台独占となるかも。

 

残り3周

マチュー・ファンデルプールは、ヨリス・ニューウェンハイスを30秒引きなして通過。圧倒的だ。

 

3位争いが熾烈。これは最後までもつれそう。

 

残り2周

マチュー・ファンデルプールは、残り2周に。

 

マチュー・ファンデルプールは、バイク交換。

 

ヨリス・ニューウェンハイスは、42秒差に。

 

残り1周

マチュー・ファンデルプールは、残り1周に。

 

マチュー・ファンデルプールは、最後のバイク交換。

 

マチュー・ファンデルプールがゴールにかえってきた。

 

観客とタッチする時間も十分にある。昨年は、ワウト・ファンアールトとの死闘で最後は上りスプリントでマチューが勝利している。今年は無風だった。

 

マチュー・ファンデルプールは、、ゴールラインで止まってバイクを指さしてゴール。あまりにも強い圧勝劇だった。これで6回目の世界王者獲得。来シーズンも出場してくれるだろうか。

 

2位のヨリス・ニューウェンハイスは、ガッツポーズでゴール。ロードから完全にシクロクロスに絞ったことで、ここまでの成績となった。成果のでたシーズンだった。

 

3位にはマイケル・ファントーレンハウトのベルギー勢唯一の表彰台獲得。

 

3度の世界王者ゼネク・スティバルは、これで完全に引退となる。最後は涙ぐんでのゴールとなった。

 

リザルト

マチュー・ファンデルプールのコメント

肩の荷が下りた “というのは、とても言いにくいことだ。でもうれしい。このようなシーズンの後に世界タイトルを逃すのは残念だ。

かなり落ち着いて過ごすことができた。とにかくたくさんのことを経験してきたから。ターボルのワールドカップで初めてエリートになったときは違った。もちろん、クロスはまだ乗らなければならない。過去に見てきたように、常に1番人気が勝つとは限らない。だからゴールしたときは嬉しかった。

レースについては?

いい脚があったし、コントロールしながら走れた。多くの場所で、いくつかの石が上り坂に打ち上げられているのが見えた。そのような箇所は冷静に通過し、走れるところは走った。

エリック・デ・フラーミンクの記録まであと1タイトルとなりました。それがレースを続けるモチベーションになっていますか?

はい、それが冬に再びレースを始める唯一の動機だと思う。以前にも言ったように、シーズンの残りは重要ではない。重要な試合はただ一つ、それが世界選手権だ。

これでシクロクロスをやめるとも聞いてますが、それについては?

私一人でそれを決めるつもりはないが、話し合うつもりだ。クロスは多くのエネルギーを必要とするもので、それに伴うすべてのことが必要なんだ。

私の関心はますますロードに向いているし、クロスでは世界タイトルと楽しみ以外、もう得るものはない。クロスをスキップすることでさらに上達できるとわかれば、そうするつもりだ。

 

2位のヨリス・ニューウェンハイスのコメント

オランダ王者となっており、今シーズンはすでに成功と言ってよいですか?

そのおかげで、このワールドカップをとてもいい形で迎えることができた。興奮がなかったと言うつもりはない。それは正直に認めます。でも、その必要はなかった。その緊張感は、必ずしも特定のランキングのためではなく、ただワールドカップに乗るためにあった。合理的に考えれば、ワールドカップは普通のレースだが、そうではない。ワールドカップには不思議な雰囲気があるんだ。

マチューは1周目に早くも差を広げたが、ディフェンディング・チャンピオンを長い間視界に捉えてましたね。どれくらいのタイムで復帰できると考えていたのだろうか?

実はノー。もちろん、そのときの自分の気持ちもわかっていた。限界を超えてはいけないと自分に言い聞かせていた。でも、とにかく少しはやったんだ。頭の中では、後ろのギャップをできるだけ大きくしようと考えていた。もちろん、何かあったらそこにいなければならないけれど、自分のレースのことだけを考えていたんだ。

 

3位のマイケル・ファントーレンハウトのコメント

ワールドカップでの表彰台はいつだって嬉しいものだ。スタートが悪かったから、これが最高位だった。最初の目標はスタートでうまく逃げることだったが、ラース・ファンデルハールがペダルを踏み外したために完全に失敗してしまった。

でもとにかく、そういうことは起こりうる。すぐにスイッチを入れて、できるだけ早く前に出るようにした。それ自体はいい一日だったから、もしかしたら2位を争えたかもしれない。でもワールドカップでの2位や3位はあまり重要ではない。表彰台に上ったことはうれしいけどね。

この冬、絶好調と絶不調を繰り返したが、選手権ではほとんどいつも好成績を収めている。今日もそうでしたね。

ここ数週間は、みんな本当に良かったと思う。これから数週間、もっといい結果を残したい。浮き沈みの激しいシーズンだった。病気もたくさん経験したけれど、今はまたうまくいっているし、いい終わり方ができることをうれしく思っている。

Rnk Rider Team Time
1
 VAN DER POEL Mathieu
Netherlands 0:58:14
2
 NIEUWENHUIS Joris
Netherlands 0:37
3
 VANTHOURENHOUT Michael
Belgium 1:06
4
 RONHAAR Pim
Netherlands 1:36
5
 ISERBYT Eli
Belgium 2:08
6
 ADAMS Jens
Belgium 2:21
7
 BOROŠ Michael
Czech Republic 2:29
8
 MEEUSSEN Witse
Belgium 2:35
9
 NYS Thibau
Belgium 2:44
10
 ORTS Felipe
Spain 2:48
11
 WYSEURE Joran
Belgium 3:03
12
 VANDEBOSCH Toon
Belgium 3:13
13
 VANDEPUTTE Niels
Belgium 3:28
14
 SWEECK Laurens
Belgium 3:31
15
 VAN DER HAAR Lars
Netherlands 3:32
16
 VENTURINI Clément
France 3:34
17
 FONTANA Filippo
Italy 3:35
18
 KUHN Kevin
Switzerland 4:12
19
 KAMP Ryan
Netherlands 4:13
20
 HENDRIKX Mees
Netherlands 4:41
21
 MENUT David
France 4:50
22
 KONWA Marek
Poland 4:55
23
 SUAREZ Kevin
Spain 5:10
24
 MASON Cameron
Great Britain 5:30
25
 RÜEGG Timon
Switzerland 5:52
26
 BRUNNER Eric
United States 6:02
27
 ŤOUPALÍK Adam
Czech Republic 6:26
28
 ROUILLER Loris
Switzerland 6:32
29
 JUNQUERA Mario
Spain 6:34
30
 BERTOLINI Gioele
Italy 6:52

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