2024 ツール・ド・ポローニュ第3ステージ　登りゴールを制したのは?

第2ステージの個人タイムトライヤルでは、ヨナス・ヴィンゲゴーがステージ2位ながら総合トップにたった。

総合2位はチームメイトのウィルコ・ケルデルマンの24秒差、総合3位のUAE Team Emiratesのディエゴ・ウリッシまで25秒差。

このステージでは、ヨナス・ヴィンゲゴーの総合が脅かされることはないだろう。

 

第3ステージ    バウブジフ～ドゥシュニキ＝ズドルイ　156.5km

 

156.5kmの距離だけど、獲得標高は3,159m。アップダウンの連続する山岳ステージだ。後半は、カルウラの登りを2回上る。

最後のゴールは900mだが、8.1%勾配。昨年はラファウ・マイカがミハウ・クフィアトコフスキを破って勝利している。

 

1. 2級山岳　Przełęcz Walimska (4.5 km・5.4%)
2. スプリントポイント　Pieszyce
3. 2級山岳　ユゴフスカ峠 (12 km・4.2%)
4. 2級山岳　Góra Św. Anny (2 km・9.7%)
5. 2級山岳　カルウフ (7 km・5.1%)

 

スタート

ニュートラル走行で、Team Visma | Lease a Bikeのウィルコ・ケルデルマンが落車したので待っている。

 

リーダージャージはヨナス・ヴィンゲゴー。

 

ウィルコ・ケルデルマンは、左膝におおきな包帯。これは昨日の落車のものなのか、ニュートラル走行で落車したものなのか。

 

ウィルコ・ケルデルマンがスタート位置についてスタート。

 

オフィシャルスタート。

 

山岳賞のミハウ・パウタがアタック。すぐにTeam Jayco AlUlaのヤン・マースが張り付く。

 

3人逃げ

Cofidisのニコラ・ドゥボーマルシェがきて逃げが完成。

1. ニコラ・ドゥボーマルシェ　Cofidis
2. ヤン・マース　Team Jayco AlUla
3. ミハウ・パルタ　Poland

 

残り152.7kmで42秒差。後ろを確認しているけど、かなり開いているはず。

 

2級山岳　Przełęcz Walimska (4.5 km・5.4%)

集団はLidl – Trekが引いている。

 

ヤン・マースが先行して、ミハウ・パウタがまくるパターン。昨日と一緒だ。

1. ミハウ・パルタ　Poland　5ポイント
2. ヤン・マース　Team Jayco AlUla　3ポイント　
3. ニコラ・ドゥボーマルシェ　Cofidis　1ポイント

 

スプリントポイント　Pieszyce

ポイント獲得順位は

1. ニコラ・ドゥボーマルシェ　Cofidis　　3ポイント・3秒
2. ヤン・マース　Team Jayco AlUla　2ポイント・2秒
3. ミハウ・パルタ　Poland　1ポイント・1秒

 

2級山岳　ユゴフスカ峠 (12 km・4.2%)

残り112kmで2分49秒差。

 

ここもミハウ・パウタがトップ通過。

1. ニコラ・ドゥボーマルシェ　Cofidis　5ポイント
2. ヤン・マース　Team Jayco AlUla　3ポイント　
3. ミハウ・パルタ　Poland　2ポイント
4. アントン・カズミン　Astana Qazaqstan Team　1ポイント

 

残り95.2kmで2分1秒差。Astana Qazaqstan Teamも集団けん引している。

 

2級山岳　Góra Św. Anny (2 km・9.7%)

13%勾配を上がっている。

 

集団から INEOS Grenadiersのマグナス・シェフィールドがアタックをかけるが、すぐに捕まる。

 

ここもミハウ・パウタが獲得。

1. ミハウ・パルタ　Poland　5ポイント
2. ヤン・マース　Team Jayco AlUla　3ポイント　
3. ニコラ・ドゥボーマルシェ　Cofidis　2ポイント
4. ベン・ターナー　 INEOS Grenadiers　1ポイント

 

集団から3人が抜け出している。先頭は INEOS Grenadiersのベン・ターナー。Team Visma | Lease a Bikeはミック・ファンダイク。

 

残り83.3kmで41秒差に。追走を待っているような感じ。

 

追走は7人に。

 

追走は36秒差に。

 

追走から先頭の3人が見えてきた。10秒差。Bahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオもおり、強力な逃げだ。

 

追いついた。先頭は10人に。

1. ペッリョ・ビルバオ　Bahrain Victorious
2. ベン・ターナー　 INEOS Grenadiers
3. ミック・ファンダイク　Team Visma | Lease a Bike
4. アンドレア・バジオーリ　Lidl – Trek
5. ユーゴ・ウル　Israel – Premier Tech
6. ペパイン・ラインデリンク　Soudal – Quick Step
7. サムエレ・ワトソン　Groupama – FDJ
8. ニコラ・ドゥボーマルシェ　Cofidis
9. ヤン・マース　Team Jayco AlUla
10. ミハウ・パルタ　Poland

 

2級山岳　カルウフ (7 km・5.1%)

先頭ではユーゴ・ウルが最もタイムが良くて、1分28秒差。

 

残り65.3km。集団はTeam Visma | Lease a Bikeが引く。タイム差は1分28秒。

 

ここも元Cofidisのミハウ・パウタがトップ通過。

1. ミハウ・パルタ　Poland　5ポイント
2. ヤン・マース　Team Jayco AlUla　3ポイント　
3. ペパイン・ラインデリンク　Soudal – Quick Step　2ポイント
4. ユーゴ・ウル　Israel – Premier Tech　1ポイント

 

残り56.9kmで1分23秒差。

 

集団けん引にEF Education-EasyPostが加わる。

 

Soudal – Quick Stepのペパイン・ラインデリンクがカーブで落車。

 

Cofidisのニコラ・ドゥボーマルシェは側溝にはまっている。

• ペパイン・ラインデリンク　Soudal – Quick Step
• ニコラ・ドゥボーマルシェ　Cofidis

 

ペッリョ・ビルバオとサムエレ・ワトソンが少し先頭から抜け出している。

 

落車した、ペパイン・ラインデリンクが集団に捕まる。

 

ペッリョ・ビルバオは4分11秒遅れなので、逃げきりも許して貰えるのでは。

 

ベン・ターナーがパンク。タイム差が少ないので追いつかれてしまいそう。

 

サムエレ・ワトソンとペッリョ・ビルバオは先頭集団に戻っている。ベン・ターナーもパンクから復帰。

 

残り36.5km。タイム差は1分2秒に。もう一回2級山岳カルウフを登らないといけない。

 

ペッリョ・ビルバオは、もう一回登りで逃げるか。

 

登りでは、ペッリョ・ビルバオが前に。

 

2級山岳　カルウフ (7 km・5.1%)

集団けん引にTeam dsm-firmenich PostNLが加わる。

 

 

先頭が追い付かれた。

 

あらたな逃げが。ヨナス・ヴィンゲゴーも入っている。

 

また、集団に戻った。

 

残り17.2km。これは最後の登り勝負か。

 

残り14.5km。集団はTeam Visma | Lease a Bikeがコントロール。

 

残り8.8km。Team Visma | Lease a Bikeのコントロールが続く。

 

残り2.7km。Lidl – Trekが出てきた。

 

残り2.1km。またティボー・ネイスで狙っているのか。

 

残り1.6km。Bahrain Victoriousも前に。

 

残り900m。Bahrain Victoriousが先頭に。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーも前にいる。

 

ヨナス・ヴィンゲゴーは、回りをよく見まわしている。

 

だれがアタックをかけるのか。

 

昨年はここらからアタックがあったけれど。

 

先頭は、UAE Team Emiratesのディエゴ・ウリッシ。ティボー・ネイスが後ろにいる。

 

これはスプリントだ。ウィルコ・ケルデルマンも昨日も落車。今日もニュートラル走行で落車しているのに超人なのか。

 

ディエゴ・ウリッシがスパートか。

 

ディエゴ・ウリッシがスピードをあげる。

 

ディエゴ・ウリッシが先頭でゴールに向かう。

 

これはディエゴ・ウリッシが行ったか。

 

いや、ティボー・ネイスが追い込んできた。

 

 

ティボー・ネイスとウィルコ・ケルデルマンが後ろからいく。

 

ティボー・ネイスがまくりにはいった。

 

ティボー・ネイスがいち早く勝利のポーズ。なんと、第1ステージに続いて、第3ステージも制してしまった。

 

もう、ディエゴ・ウリッシはまいったと手をあげている。

 

この差だ。ゴール手前から手を離しているのだから、凄い余裕だ。なんとティボー・ネイスは今シーズンの8勝目となった。

総合はディエゴ・ウリッシがボーナスタイム6秒を獲得して19秒差の総合2位に上がっている。

 

リザルト

ステージ優勝したLidl – Trekのティボー・ネイス

決勝そのものよりも、決勝に進めるかどうかが心配だった。もし彼らが登りでプッシュしてきたら、難しい一日になるだろうと思っていた。

幸運なことに、今日は脚がとても良かったし、毎回チームメイトのステアリングを握ることができた。だから、決勝でいいポジションにつけてくれたチームに感謝したい。彼らの勝利だ。

出来るだけ長く待つ必要があった。他のトップ選手と比べて、私は自分の瞬発力に頼っている。努力が長引けば長引くほど、勝利の可能性は低くなるからだ。残り100メートルで自分のすべてを出し切った。

 

第3ステージ　リザルト

総合

総合トップのTeam Visma | Lease a Bikeのヨナス・ヴィンゲゴー

この暑い日にリーダージャージを維持できたことに満足している。前回このレースでジャージを着たときよりもうまくいった。

ウィルコ・ケルデルマンが3位に入り、リードを保ったことで、チームとして良い1日を過ごすことができた。明日のステージのスタートは簡単ではないが、スプリンターのための1日になると思う。

それでも油断は禁物だ。この先もリードを保てることを願っている。

 

ポイント賞

山岳賞