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2024 ブルターニュ・クラシック 乾坤一擲

海外情報
Photo credit: Ronan Caroff on Visualhunt
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1931年に初開催されたブルターニュ・クラシック。Bretagne Classic – Ouest-France(1.UWT)

フランスで行われるワールドツアーレースだ。

ブルターニュ・クラシックと呼ばれるのは2016年からで、グランプリドゥプルエとして知られており、レースには長い歴史がある。

 

歴代優勝者は

  • 2023   ヴァランタン・マデュアス
  • 2022   ワウト・ファンアールト
  • 2021    ブノワ・コヌフロワ
  • 2020   マイケル・マシューズ
  • 2019    セップ・ファンマルク
  • 2018    オリバー・ナーセン
  • 2017    エリア・ヴィヴィアーニ
  • 2016    オリバー・ナーセン
  • 2015     アレクサンダー・クリストフ
  • 2014     シルヴァン・シャヴァネル
  • 2013     フィリッポ・ポッツァート
  • 2012     エドヴァルド・ボアッソンハーゲン

 

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プルエ~プルエ  259.8km

コースマップ photo grandprix

 

コースは、2023年よりも長くなっている。だが、獲得標高は3,539mと少し緩やかに。

 

コースプロフィール photo grandprix

 

スタートから100kmは、ブルターニュ地方の起伏に富んだ環境で、かなりの登りが続く。決勝が始まるのは、トゥーレロン峠 (2.6 km・4.4%)からとなりそうだ。

 

ゴール前

ゴールプロフィール  photo grandprix

 

ゴールは昨年と同じで、ボッセ ド ロスターベル(1.5 km、4.5%)を登ってから、更に二つの登りを越えてゴールとなる。

引き離す最後のチャンスは、2段ロケットのボッセ・デュ・レゾット (900m・5.3%)とボッセ・ド・ケルスクーリック (225m・8.9%) に続く。そこからゴールまではさらに3.4km。

難易度は、昨年より優しくなっているのでスプリンターも残りやすいか。小集団でゴールに向かうことになるだろう。

 

注目のライダーは

  • Groupama – FDJ ヴァランタン・マデュアス、ロマン・グレゴワール
  • TotalEnergies ピエール・ラトゥール、ジュリアン・シモン
  • UAE Team Emirates マルク・ヒルシ、ディエゴ・ウリッシ、ヤン・クリステン、フィン・フィッシャーブラック、アレッサンドロ・コーヴィ
  • Lotto Dstny アルノー・デリー、マキシム・ファンジルス
  • Team Visma | Lease a Bike クリストフ・ラポルト、ティシュ・ベノート
  • Red Bull – BORA – hansgrohe マキシミリアン・シャフマン、ジェイ・ヒンドリー、マッテオ・ソブレロ
  • INEOS Grenadiers トム・ピドコック、コナー・スウィフト、マグナス・シェフィールド
  • EF Education – EasyPost ミケル・ヴァルグレン、ニールソン・ポーレス、留目 夕陽
  • Team Jayco AlUla マイケル・マシューズ
  • Israel – Premier Tech サイモン・クラーク、ニック・シュルツ
  • Team dsm-firmenich PostNL ワレン・バルギル
  • Arkéa – B&B Hotels ケヴィン・ヴォークリン、ユエン・コスティウ
  • Movistar Team イバン・ガルシア、アレクサンデル・アランブル、レミ・カヴァニャ
  • Lidl – Trek ジャスパー・ストゥイヴェン、バウケ・モレマ、ティボー・ネイス、アンドレア・バジオーリ
  • Intermarché – Wanty ローレンツ・レックス
  • Cofidis ベン・ヘルマンス、ゴルカ・イサギレイサギレ、バンジャマン・トマ
  • Decathlon AG2R La Mondiale Team ブノワブノワ・コヌフロワ、ポール・ラペイラ
  • Astana Qazaqstan Team シモーネ・ヴィラスコ
  • Soudal Quick-Step ジュリアン・アラフリップ、イヴ・ランパールト、イラン・ファンワイルダー
  • Bahrain – Victorious ペッリョ・ビルバオ、新城幸也、フレッド・ライト
  • Alpecin – Deceuninck セーアン・クラーウアナスン、シルヴァン・ディリエ、アクセル・ローランス
  • Uno-X Mobility マグナス・コルトニールセン、ヨナス・アブラハムセン、ラスムス・ティレル 、ソーレン・ヴァーレンショルト

 

スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

快晴の中スタートを待つ。

 

クラシックライダーが多数参加。 INEOS Grenadiersからはトム・ピドコックも。

 

2人の逃げ

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

2人が逃げている。最大11分のタイム差があったけれど、残り156.3kmで8分35秒差に。

  1. シルヴァン・ディリエ Alpecin-Deceuninck
  2. クリストファー・ユールイェンセン Team Jayco AlUla

 

集団はLidl – Trek、Lotto Dstny、Uno-X Mobilityが引いている。

 

残り137.7kmで7分11秒差。

 

残り125.6kmで7分3秒差。登りを上がっている。シルヴァン・ディリエは2017・2021スイスロード王者。ジロ・デ・イタリアでもステージ優勝しておりキャリア8勝。最近は集団けん引する仕事が多い。

 

Bahrain Victoriousの先頭は、新城幸也。

 

残り111.1km。タイム差は6分17秒。

 

残り102.7kmで5分9秒差。新城幸也の姿はずっと見えているけど留目 夕陽の姿はとらえられるか。

 

残り91km。タイム差は4分12秒に。

 

落車だ。Euskaltel – Euskadiのウナイ・ズベルディア。すぐに走り出した。

 

登りで渋滞。TotalEnergiesのマチュー・ブルゴドーが落車。

 

残り81.6kmで1分57秒差に。

 

また、落車。Cofidisのピエト・アレガート。道路幅が狭いのに大人数で走るので仕方ない。

 

残り72kmで52秒と迫られる。

 

また、渋滞で足をついている。

 

あ~大落車。

 

Soudal – Quick Stepは二人落車しているように見える。

  •  Mollema Bauke (Lidl – Trek)
  •  Foss Tobias (INEOS Grenadiers)
  •  Lampaert Yves (Soudal Quick-Step)
  •  Gougeard Alexis (Cofidis)
  •  Chzhan Igor (Astana Qazaqstan Team)

 

先頭の二人が捕まる。

 

カウンターアタックで、Uno-X Mobilityのヨナス・アブラハムセンが飛び出す。

 

残り53.1km。ヨナス・アブラハムセンは18秒のリード。

 

残り49km。20秒離れた。

 

ヨナス・アブラハムセンに援軍が。Israel – Premier Techのマッズ・ウルスシュミットがジョイン。

 

先頭の二人は捕まった。Alpecin-Deceuninckが攻撃するがすぐに集団に捕まる。

 

今度は、Decathlon AG2R La Mondiale Teamが攻撃。これも捕まる。

 

これは、なんだかんだでスプリントとなるのか?  それとも、最後の抜け出しで決まるのか。

 

ついに、ジュリアン・アラフリップが動く。しかし、決まらない。登りがないと。

 

今度は、Groupama – FDJのロマン・グレゴワールがアタック。

 

残り21.8km。5秒差に迫られる。

 

残り20kmでロマン・グレゴワールは、12秒差に盛り返す。

 

この時点で数人の逃げがないということは、最後の登りで絞られてスプリントとなる公算が高くなってきた。

 

ロマン・グレゴワールが捕まって、アルノー・デリーがアタック。

 

アルノー・デリーと、Soudal – Quick Stepのイラン・ファンワイルダーだ。

 

残り13.2km。これは捕まる。アルノー・デリーはスプリントに備えたほうが良い。

 

残り1周

大集団のまま通過。

 

3人が少し前に。これも捕まる。

  1. アクセル・ローランス Alpecin-Deceuninck
  2. バンジャマン・トマ Cofidis
  3. バスティアン・トロンション Decathlon AG2R La Mondiale Team

 

ジュリアン・アラフリップが仕掛ける。

 

しかし、登りではないので逃げれない。

 

ジュリアン・アラフリップは攻撃をやめない。サングラスが吹っ飛んでいた。

 

残り6.4km。まったく絞られない。

 

少し集団の前に出た。アルノー・デリーが2番手。これが決まるか。

 

ここでマルク・ヒルシがアタック!

 

マルク・ヒルシの狙いすました、乾坤一擲の攻撃は誰も寄せ付けない。

 

残り2.4km。5秒差。

 

これは全開で各チームが追わないと追いつかない。

 

残り1.9km。7秒差に広がる。

 

Uno-X Mobilityがマグナス・コルトニールセンのために引く。

 

残り1kmを越えて6秒差。

 

さあ、マルク・ヒルシがゴールエリアに。

 

集団が迫る。

 

追いつかれるか。

 

 

マルク・ヒルシが最後のもがき。

 

マルク・ヒルシは後ろを確認。

 

見事に、マルク・ヒルシが集団から逃げ切ってみせた。

 

マルク・ヒルシは今シーズンの5勝目。

 

このライダーがTudor Pro Cycling Teamに移籍だ。

 

マルク・ヒルシは、UAE Team Emiratesから去るがクラシック班は大丈夫なのだろうか。まあ、それだけ戦力が整っているということなのだろう。

 

リザルト

優勝したUAE Team Emiratesのマルク・ヒルシ

最後の60キロは本当にタフなレースだった。レース中の動きが激しかった。今日は多くの選手が同じフィジカルレベルだったと思う。誰も他より上ではなかった。最後の上りでは、ティシュ・ベノートがアタックに全力を注いだ。本当に限界だった

それなのに頂上で対抗して……幸い、彼らは頂上で少し失速した。状況を見て、一緒にスプリントをすることに気づいたんだ。

アルノー・デリーとティボー・ネイスは順調だった。あの状況では何も望めないから、アタックしたんだ。最後のチャンス、最後の瞬間だった。すぐに引き離したよ。

しばらくの間、向かい風が吹いていて、ここが僕にとって一番難しいところで、風が味方してくれれば、最後の最後で状況は良くなるとわかっていた。なんとか持ちこたえることができたので、とてもうれしい。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 HIRSCHI Marc
UAE Team Emirates 400 6:09:35
2
 MAGNIER Paul
Soudal Quick-Step 320 0:01
3
 CORT Magnus
Uno-X Mobility 260 ,,
4
 DE LIE Arnaud
Lotto Dstny 220 ,,
5
 NYS Thibau
Lidl – Trek 180 ,,
6
 GODON Dorian
Decathlon AG2R La Mondiale Team 140 ,,
7
 MATTHEWS Michael
Team Jayco AlUla 120 ,,
8
 GRUEL Thibaud
Groupama – FDJ 100 ,,
9
 VENTURINI Clément
Arkéa – B&B Hotels 80 ,,
10
 PAGE Hugo
Intermarché – Wanty 68 ,,
11
 VELASCO Simone
Astana Qazaqstan Team 56 ,,
12
 SHEFFIELD Magnus
INEOS Grenadiers 48 ,,
13
 HONORÉ Mikkel Frølich
EF Education – EasyPost 40 ,,
14
 WÜRTZ SCHMIDT Mads
Israel – Premier Tech 32 ,,
15
 NEILANDS Krists
Israel – Premier Tech 28 ,,
16
 SIMON Julien
TotalEnergies 24 ,,
17
 BENOOT Tiesj
Team Visma | Lease a Bike 24 ,,
18
 ZAMBANINI Edoardo
Bahrain – Victorious 24 ,,
19
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious 24 ,,
20
 HAJEK Alexander
Red Bull – BORA – hansgrohe 24 ,,
21
 KRAGH ANDERSEN Søren
Alpecin – Deceuninck 16 ,,
22
 STEWART Jake
Israel – Premier Tech 16 ,,
23
 WANDAHL Frederik
Red Bull – BORA – hansgrohe 16 ,,
24
 ANGULO Antonio
Burgos – BH 16 ,,
25
 BARGUIL Warren
Team dsm-firmenich PostNL 16 ,,
26
 COSNEFROY Benoît
Decathlon AG2R La Mondiale Team 16 ,,
27
 THOMAS Benjamin
Cofidis 16 ,,
28
 CHRISTEN Jan
UAE Team Emirates 16 ,,
29
 ARANBURU Alex
Movistar Team 16 ,,
30
 NERURKAR Lukas
EF Education – EasyPost 16 ,,
こちらはハイライト動画

 

 

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