2024 バロワーズ・ベルギーツアー第2ステージ　短い登りゴールを制したのは?

第1ステージの個人タイムトライヤルでトップに立ったのは、Uno-X Mobilityのソーレン・ヴァーレンショルト。

第2ステージ以降もリーダージャージをキープしたいと考えているけれど、このステージでは大きく遅れなければ大丈夫そうだ。

第2ステージから、スプリンターの出番となる。

 

第2ステージ メレルベーケ～クノック・ヘイスト  184.2km

 

2日目は海岸に向かって走る。前半に石畳の箇所があるけど、見れそうもない。最後はヘイストでのローカルラップ2周で決着。

最期は60mほど登ってゴール。

 

1. スプリントポイント　Merelbeke
2. スプリントポイント　Damme
3. スプリントポイント　Damme
4. Golden KM
5. Golden KM
6. Golden KM

 

スタート

Uno-X Mobilityは、ソーレン・ヴァーレンショルトのリーダージャージ死守に挑む。

 

バロワーズでは、何故か新人賞ジャージがイエロー。Lidl – Trekのマティアス・ヴァチェクが着用。

 

Team dsm-firmenich PostNLのファビオ・ヤコブセンはゴールに残れるか。

 

Intermarché – Wantyは、ヘルベン・タイッセンで狙う。

 

Soudal – Quick Stepは、ティム・メルリエ。

 

 

ツール・ド・フランスのグリーンジャージ連覇は難しいというAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセン。

 

7人の逃げ

残り87km。7人が逃げている。Team Polti Kometaのマッティア・バイスが入っている。

1. Ward Vanhoof (Team Flanders – Baloise)
2. マッティア・バイス　Team Polti Kometa
3. Kay De Bruyckere (Pauwels Sauzen – Bingoal)
4. Lars Loohuis (Beat Cycling)
5. Quentin Bezza (Philippe Wagner/Bazin)
6. Gianni Marchand (Tarteletto – Isorex)
7. Max Kroonen (VolkerWessels)

 

残り77km。先頭が近づいたところで集団からブリッジが。Decathlon AG2R La Mondiale Teamのドリース・デポンドだ。

 

しかし、もう距離がない。

 

残り77km。先頭は捕まってしまった。

 

2024シクロクロスワールドカップの総合リーダーのエリ・イーゼルビットは最後尾。サイコンをいじっている。

 

残り62km。集団をSoudal – Quick Stepがけん引。

 

Soudal – Quick Stepと並んで、Soudal – Quick Stepも先頭けん引に。左右に分かれている。

 

スプリントポイント　Damme

スプリントポイントを通過。Decathlon AG2R La Mondiale Teamのドリース・デポンドが獲得。

1. ドリース・デポンド　Decathlon AG2R La Mondiale Team　10ポイント
2. ラース・クラップス　Team Flanders – Baloise　8ポイント
3. リンゼイ・デヴィルデル　Team Flanders – Baloise　6ポイント
4. エリアス・マリス　Team Flanders – Baloise　4ポイント
5. Jeroen Van Krimpen(BEAT Cycling Club) 2ポイント

 

  

後ろを見て。

 

ドリース・デポンドがアタックするが、これはすぐに捕まる。

 

あっとクラッシュ。

•  CROCKETT Finn (VolkerWessels Cycling Team)
•  DE POORTER Maxime (Tarteletto – Isorex)
•  GADEMAN Sam (VolkerWessels Cycling Team)

 

残り2周

残り2周に。

 

Soudal – Quick Step先頭で越えていく。

 

Decathlon AG2R La Mondiale Teamのドリース・デポンドはサポートカーで補給。

 

Israel – Premier Techのライリー・シーハンが落車。

 

残り25km。TotalEnergiesの先頭はジェフレ・スープ。

 

スプリントポイント　Damme

Team Flanders – Baloiseがワンツースリーで通過。

 

これはチームの狙い通り。

 

残り20km。ゴールライン前だが、大集団のまま。

 

残り1周

ゴールで、ジャンが鳴る。

 

残り1周に。

 

Golden KM

リーダージャージのソーレン・ヴァーレンショルトが頑張る。

 

ギリギリでトップ通過。3秒を獲得だ。

 

Golden KM

ここはLidl – Trekのマティアス・ヴァチェクがトップで3秒獲得。

 

ずっとアタック状態だ。

 

Golden KM

3番目のDecathlon AG2R La Mondiale Teamのブノワブノワ・コヌフロワがトップ通過で3秒獲得。

 

Lidl – Trekのマティアス・ヴァチェクは3位通過で1秒獲得。

 

残り3.7km。

 

Team Visma | Lease a Bikeが先頭。

 

残り1.9kmでIntermarché – Wantyが先頭を支配。

 

残り1.6km。まだ、Alpecin-DeceuninckとSoudal – Quick Stepのトレインが上がってこない。

 

残り1.4kmで左からAlpecin-Deceuninckが上がってくる。

 

残り1.2km。右側からTeam Visma | Lease a Bikeのトレインがオラフ・コーイを引いてくる。

 

Lidl – Trekのマティアス・ヴァチェクが先頭。

 

マティアス・ヴァチェクが外れる。

 

ゴール手前で、Alpecin-Deceuninckのロッベ・ヒスが、ジャスパー・フィリップセンを引いてくる。

 

ロッベ・ヒスが外れたが、ティム・メルリエが先にスプリント開始。

 

まだ、100m以上ある。

 

ティム・メルリエ、ジャスパー・フィリップセンと続く。

 

ティム・メルリエが先頭。こうなるとまくるのは難しい。

 

Lotto Dstnyは、ライオネル・タミニオー。

 

オラフ・コーイも上がってくる。

 

   

左からライオネル・タミニオー、ティム・メルリエ、オラフ・コーイ。

 

ジャスパー・フィリップセンは真後ろからまくれない。

 

ティム・メルリエが先頭で駆け抜けた～。

 

ティム・メルリエは、ジロ・デ・イタリアで3勝したあとも、好調が続いている。ジロ・デ・イタリアのあとに、UCIグラベル・ワールドシリーズ ME – Blaavands Huk (GRV)でも勝利。

これで、早くも今シーズンの11勝目となった。2位はAlpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセン。3位にTeam Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイが入っている。

 

リザルト

ティム・メルリエのコメント

向かい風のせいでリードアウトのスピードはあまりなかった。最後の1キロはすべてをコントロールできたし、ポジションも思い通りに選ぶことができた。

最終コーナーでは意図的にもう少し前に入っていった。もちろん、そこでカジノをすることもあったけど、最終的にはうまくいったよ。

2016年から2019年にかけて、毎年バロワーズ・ベルギー・ツアーに参加していたため、ワンデラール特有の上りフィニッシュへの取り組み方を知ってましたか?

このステージは何度も走ったし、バロワーズ・ベルギー・ツアーでは初めてのステージ勝利でもあるんだ。

最終的にジャスパー・フィリップセンとオラフ・コーイに追いつきましたね。

まさかこんなことになるとは。まだトップコンディションにあるとは言うつもりはない。ジロ・デ・イタリアの後では、特にここのフレッシュな選手たちとのスプリントでは、ちょっと失敗するかもしれないと心配していたくらいだ。

この1勝を手に入れることができて嬉しい。ちょっと疲れたけど、優勝したときはガッカリなんてできないよ(笑)。

 

3位　Team Visma | Lease a Bikeのオラフ・コーイのコメント

残念だ。今日はチームとして、特に最後のローカルラップでは、チームとして良い走りができた。

自分からスプリントを仕掛ける自信がまだなかった。ちょっと待ちすぎて、3位になってしまった。

もしかしたら、ツールに選出されるかもしれない?

わからないよ(笑)。また体調を整え、ここでレベルアップできるかどうかは僕次第だ。万が一、違う結果になったとしても、準備はできている。

 

第2ステージ　リザルト

総合

ソーレン・ヴァーレンショルトは、Lidl – Trekのマティアス・ヴァチェクとのタイム差2秒と変わらない。

 

ポイント賞

新人賞