衝撃の映像だ。
ロータリーを走行中の二人の女性サイクリストが、一時停止義務違反をおかした20歳のドライバーにはねられている。
通常自分が主要道路を走っていたら、注意はするけれども車が止まらずに出てくるとは思わないだろう。
人生を変えるようなケガ
場所はロンドンのティムズレーのロータリー。周囲の状況までは、ドライブレコーダーの映像なので、映ってないけれども日本ならば、一時停止の標識がありそうなところだ。
サイクリスト二人は、自動車の方向には全く目を向けていないような感じにも見える。
ただ、通常ならば車が止まる部分なので、気にもしていなかったのだろう。
運転手は懲役10か月と、2年間の運転禁止となっている。非常に重い処分だ。さらに、警察は上記の動画を公開するまでに至っている。
警察の捜査官による談話では
「不注意な運転をしたため、被害者とその家族の命はひっくり返った。誰もが道路を通行する権利がある。
車、オートバイ、ペダル自転車、馬、徒歩のいずれでも安全に。 ドライバーは、交通弱者との衝突を避けるために細心の注意を払う必要がある。
なぜなら、歩行者、自転車、オートバイ、ライダーは常にひどい事故に遭うからだ。いつでもどこでも運転するときは、速度に注意し、さまざまな道路利用者に遭遇することを想定しなければならない。
忍耐強く、他の人に時間と余裕を与え、他の人が間違いを犯すことを覚悟し、自分の運転に集中し、決して運転中に携帯電話を使用したりしないでください。
この文章が、自分だけでなく他人にも影響を与えるような運転を選択した人々に思い出させてくれることを願っています。」
道路を走る以上は、交通ルールを順守しないといけない。自転車が優先でも、常に交差点や曲がり角では、何かあると想定して走らないと事故は中々防げない。
楽しいはずのサイクリングで事故にあったとは残念な出来事だ。
コメント
車の一時停止不履行は、よく見ます。事故が起きなければ、気にもせずに運転しています。私も新潟の国道で、側道からの乗用車に飛ばされました。でも、これほどの行政処分はくだされませんでした。罰金だけでしょう。交通弱者に与える影響からすれば、日本でも一時停止の不履行の罰則はもっと厳罰化すべきです。
側道からの乗用車に飛ばされたのですね。仲間内でも聞く話ですけど、こちら生身の人間ですから無事では済まないですからね。
英国での女性のケガについては、詳しくはかかれていなかったのですが、人生に影響を与えるケガということなので、かなりの重症だったのでしょう。
車を運転していても、確認していない人を良くみかけますし、もっと罰則をきつくすることを本当に考えて貰いたいです。