2024 イツリア・バスクカントリー第3ステージ　あ～プリモッシュ・ログリッチ

第2ステージでは、総合勢に動きはないかと思われたが、中間スプリントでレムコ・エヴェネプールが3位通過の1秒を獲得している。

これにより、レムコ・エヴェネプールはLidl – Trekのマティアス・スケルモースイェンセンと並んで10秒差の2位となっている。

最終ステージまでは、神経質な秒差の戦いとなりそうだ。

 

第3ステージ    エスペレタ～アルサスア　190.9km

 

獲得標高3,057m。平坦はほとんどなく常にアップダウンが繰り返されるコース。最後に平坦となるので総合勢が逃げて勝つというパターンは難しいか。

登れれば、スプリンターの勝負となるかも。

 

1. 2級山岳　Otsondo 　7.8 km・6%
2. 2級山岳　Usategieta Gaina 10.8 km・3.5%
3. 3級山岳    Uitzi  4.4 km・7.3%
4. 3級山岳　Zuarrarte 6.8 km・3.4%
5. スプリントポイント　Altsasu
6. 3級山岳　Olaberria 1.7 km・7.7%
7. 2級山岳　Lizarrusti 　6.3 km・5.2%
8. スプリントポイント　Etxarri-Aranatz

 

スタート前

昨日の第2ステージのゴール手前2.3kmで2番手で走っていて落車したGroupama – FDJのダヴィ・ゴデュはDNS。手の平をすりむいでしまった。

 

4人の逃げ

4人が逃げている。

1. トム・パコット　Intermarché – Wanty
2. アラン・ジュソーム　TotalEnergies
3. エリック・アントニオ・ファグンデス　Burgos-BH
4. ジェームズ・フーシェ　Euskaltel – Euskadi

 

山岳賞のBurgos-BHのイェツセ・ボルはサポートカーに。

 

レムコ・エヴェネプールは、最後の登りは制御するのは難しいとコメント。

 

スプリントポイント　Altsasu

先頭がスプリントポイントを通過。

1. ジェームズ・フーシェ　Euskaltel – Euskadi　10ポイント
2. トム・パコット　Intermarché – Wanty　6ポイント
3. アラン・ジュソーム　TotalEnergies　4ポイント
4. エリック・アントニオ・ファグンデス　Burgos-BH　2ポイント

 

先頭は下りで射程圏内に。

 

残り47.8kmだけど、集団が見えてきた。

 

先頭からIntermarché – Wantyのトム・パコットが飛び出す。

 

単独ならば、もう少し逃げれそうだ。

 

トム・パコットは逃げをやめてしまった。足を叩いていたので、痙攣でもしたのかも。

 

あっとカーブで落車。

 

あ～、なんとプリモッシュ・ログリッチが落車している。

 

サポートカーに乗り込むのか。

 

いやプリモッシュ・ログリッチが走りだした。脳震盪は大丈夫なのだろうか。

 

エマヌエル・ブッフマンらがアシストしてプリモッシュ・ログリッチが走り出す。

 

集団はペースを落としているのだろうか。

 

前方にはヨナス・ヴィンゲゴーの姿も見える。

 

プリモッシュ・ログリッチは2分11秒遅れている。

 

あ～、タイム差が4秒広がる。

 

集団は INEOS Grenadiersが引いている

 

2級山岳　Lizarrusti 　6.3 km・5.2%

登りに入る。

 

プリモッシュ・ログリッチのケガはひどい。

 

集団は横一線で走っている。プリモッシュ・ログリッチは1分16秒差に。集団は待っている。

 

プリモッシュ・ログリッチは、集団後方まで戻ってきた。

 

残り26.1kmでプリモッシュ・ログリッチは追いついた。

 

最後の登りでプリモッシュ・ログリッチは、ちゃんと走れるだろうか。

 

まだ、 INEOS Grenadiersが先頭。

 

残り22km。

 

Intermarché – Wantyのルイス・メインチェスがアタック!

 

誰も反応してこない。

 

ルイス・メインチェスは、そのまま先頭で2級山岳を通過。

1. ルイス・メインチェス　Intermarché – Wanty　6ポイント
2. ウィリアム・ジュニア・ルカーフ　Soudal – Quick Step　4ポイント
3. エリック・アントニオ・ファグンデス　Burgos-BH　2ポイント
4. ブランドン・スミス　 INEOS Grenadiers　1ポイント

 

ルイス・メインチェスは、そのまま逃げるのかと思ったら、戻ってきた。

 

これはスプリントだ。

 

集団はスプリントポイントに向かっている。

 

スプリントポイント　Etxarri-Aranatz

レムコ・エヴェネプールがまくって1位通過。

1. レムコ・エヴェネプール　Soudal – Quick Step　10ポイント・3秒
2. アイザック・デルトロ　UAE Team Emirates　6ポイント・2秒
3. ヨナス・ヴィンゲゴー　Team Visma | Lease a Bike　4ポイント・1秒

 

 

これでレムコ・エヴェネプールは3秒縮めた。

 

うまくいったなと。背後からマルク・ソレルが腰を上げている。

 

UAE Team Emiratesのマルク・ソレルがアタック。

 

3人が抜け出した。

1. マルク・ソレル　UAE Team Emirates
2. ゴルカ・イサギレ　Cofidis
3. ネルソン・オリヴェイラ　Movistar Team

 

残り4.7km。逃げ続けるのは難しい。

 

3人は逃げ切れるとは思っていないか。

 

残り3.6km。集団がせまり3人を捕まえる。

 

残り2.3km。プリモッシュ・ログリッチは、前にいる。大丈夫そうだ。

 

残り1.3km。先頭はDecathlon AG2R La Mondiale Teamが引く。

 

ここで大きな落車が。

 

UAE Team Emiratesのフアン・アユソーも落車している。

•  PRADES Eduard (Caja Rural – Seguros RGA)
•  AYUSO Juan (UAE Team Emirates)
•  GATE Aaron (Burgos – BH)
•  RODRÍGUEZ Carlos (INEOS Grenadiers)

 

 

残り826m。各チームのアシストが引く。

 

集団でのスプリントだ。

 

真ん中から、 INEOS Grenadiersのイーサン・ヘイターがきている。

 

イーサン・ヘイターがうもれて、トップはMovistar Teamのアレクサンデル・アランブル。

 

アレクサンデル・アランブル先頭でゴール前に。少し登っている。

 

 

アレクサンデル・アランブルの後ろから、Alpecin-Deceuninckのクイントン・ヘルマンスがまくってくる。

 

クイントン・ヘルマンスが、アレクサンデル・アランブルを捕らえた。

 

クイントン・ヘルマンスが伸びる!

 

後ろからBahrain Victoriousのエドアルド・ザンバニーニが追い込んでくる。

 

 

クイントン・ヘルマンスが伸びた!

 

クイントン・ヘルマンスが先着だ～!

 

ヘルマンズの最後の勝利は2022年6月18日。バロワーズ・ベルギー・ツアーのクイーンステージで優勝したのだ。

 

クイントン・ヘルマンスはシクロクロスのイメージが強いが、スプリントも強いとは。クイントン・ヘルマンスは、ポイント賞ジャージを明日は着用する。

総合では、レムコ・エヴェネプールがボーナスタイム3秒を獲得して、7秒差の単独2位となっている。

 

リザルト

クイントン・ヘルマンスのコメント

チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。彼らは僕が今日ゴールできると信じてくれていた。スプリントをしたが、彼らは自分を完璧なポジションにつけてくれた。

大きな道路から右折してきたんだ。僕にとっては完璧なスプリントだった。言ったように、彼らは完璧な位置につけてくれた。最後の600メートルはスタン・ファントリヒトが素晴らしい仕事をしてくれた。

それから、もう少し自分の位置を決めなければならなかったけど、アレックス・アランブルのホイールをつかんだ。それでわかったんだ。ラスト200メートルで正しい脚があれば、勝てるんだ。素晴らしいよ。

第3ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞