自転車王国ベルギーの世界選手権ロード、個人ダイムトライヤルのメンバーが発表された。
驚きはグレッグ・ファンアーヴェルマートにフィリップ・ジルペールの名前がないこと。特にワールドカップのスポンサーでもあるロットから誰も選出されていないことだ。
ロードのリーダーは、ワウト・ファンアールト1本になる。
男子ロードメンバー
発表されたメンバーは8人。
- ワウト・ファンアールト Team Jumbo-Visma
- レムコ・エヴェネプール Deceuninck-Quick-Step
- ティシュ・ベノート Deceuninck-Quick-Step
- ヴィクトール・カンペナールツ Team Qhubeka NextHash
- ティム・デクレルク Deceuninck-Quick-Step
- イブ・ランパールト Deceuninck-Quick-Step
- ジャスパー・ストゥイヴェン Trek-Segafredo
- ディラン・トゥーンス Bahrain Victorious
リーダーは、ワウト・ファンアールト。これについて、レムコ・エヴェネプールも納得済み。ただ、何があるかわからないので、プランBとなった場合にはレムコがリーダーとなることも考えられる。
当確ライン上で、競い合ったのはヴィクトール・カンペナールツとティム・ウェレンス。
ヴィクトール・カンペナールツは、アワーレコード保持者だが、今シーズンは見事にTTスペシャリストから、クラシックライダーとして生まれ変わっている。
毎レース、ヴィクトール・カンペナールツがアタックしない時はなく、勝利に対して貪欲にレースを展開している。
Deceuninck-Quick-Stepから4人選ばれているのに、スポンサーであるLotto Soudalから誰も選ばれていない。
15回世界選手権に出場している、フィリップ・ジルベールも、失望の声明を出しているほどだ。
リザーブとして、
- フィリップ・ジルベール Lotto Soudal
- ティム・メルリエ Alpecin-Fenix
- グレッグ・ファンアーヴェルマート AG2R Citroën Team
- ジャンニ・フェルメルシュ Alpecin-Fenix
- ティム・ウェレンス Lotto Soudal
14年連続で出場していた、グレッグ・ファンアーヴェルマートも選ばれていない。現在は、健康上の問題があり、良い走りも見れていない。オリンピックでは、ベルギーチームのために、献身的にアシストしている姿が見られたのだけど。
グレッグ・ファンアーヴェルマートが言うには、不調の要因は、ワクチンの影響ではないかと言っている。どうしても、全開となる部分でブレーキがかかると。
これについては、ヤコブ・フルサンも同じようなことを言っているが、本当にワクチンが問題なのかはわからない。
個人タイムトライヤル
男子のベルギー代表は
- ワウト・ファンアールト Team Jumbo-Visma
- レムコ・エヴェネプール Deceuninck-Quick-Step
リザーブは
- イブ・ランパールト Deceuninck-Quick-Step
ベルギーのTT代表は、オリンピックでもこの二人だった。代表二人が決定済みだったので、ヴィクトール・カンペナールツは、出番がないと悟り、クラシックライダーに転身したという訳だ。
まだ、20日あるが、時間がレムコの力を取り戻してくれると思う。
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