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2022 バロワーズ・ベルギーツアー第4ステージ クイーンステージで総合順位はどうなった?

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Photo credit: Daviddje on VisualHunt.com
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バロワーズ・ベルギーツアーもクイーンステージ。

とは言っても、大きな山岳がある訳ではない。昨年総合優勝したレムコ・エヴェネプールに言わせると仕掛けどころがないとか。

十分にありそうだけど、少し長い登りとかないと独走に持ち込むには難しいということなのだろう。

さて、リーダーのマッズ・ピーダスンはジャージのキープが出来るだろうか?

 

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第4ステージ     デュルビュイ~デュルビュイ  172.2km

コースプロフィール  photo baloisebelgiumtour

 

スタートから39.7kmの4周のローカルコースには、6つの難関が待ち構えている。

シャン・デ・ヘットル(2.1km、2.7%)とコート・ド・プティ・ソム(2.2km、5.8%)は、サーキットのかなり序盤に位置している。

10kmほど比較的平坦な道が続くと、コート・ド・ベンデ(2.6km、4.3%)が待ち構えている。さらに、3連続の丘のような登りが続く。

  • シャン・デ・ヘットル(2.1km・2.7%)
  • コート・ド・プティ・ソム(2.2km・5.8%)
  • コート・ド・ベンデ(2.6km・4.3%)
  • コート・ド・エルマンヌ(2.2km・5.8%)
  • コート・グラン・フマール(1km・4.9%)
  • ムール・ド・デュルブイ(1.2km・6.2%)

デュルビュイの壁の上では、おそらくバロワーズ・ベルギー・ツアーの最終優勝者を見ることができるだろう。

果たして、マッズ・ピーダスンは最後まで残れるだろうか?

 

  1. スプリントポイント   Côte de Petite Somme
  2. スプリントポイント   Côte de Petite Somme
  3. スプリントポイント   Côte de Petite Somme
  4. Golden km

 

5人の逃げ

5人がリード。Alpecin-Fenixのドリース・デポンドが主導する。

  1. Tobias Lund Andersen(Team DSM)
  2. ドリース・デポンド(Alpecin-Fenix)
  3. トム・ファンアスブロック(Israel-Premier Tech)
  4. Marco Tizza(Bingoal Pauwels Sauces WB)
  5. Quentin Jauregui(B&B Hotels- KTM)

 

残り2周

デュルビュイの壁でIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxが攻撃。マッズ・ピーダスンはここで先頭を逃がしてしまう。

 

残り70.3kmで先頭は、最初から逃げているメンバーを含めて11人の逃げに。

 

残り62.2kmで、集団とは47秒差。

 

追走が33秒で追っている。

 

残り37.8km。Lotto Soudalからは、ヴィクトール・カンペナールツとティム・ウェレンスが乗っている。理想的だ。

 

集団にいるマッズ・ピーダスンは先頭を引くしかない。タイム差27秒だが先頭は強力だ。

 

ヴィクトール・カンペナールツは先頭を積極的に引く。ティム・ウェレンスのためだ。

 

先頭が登りで絞られた。このメンバーは勝ち逃げとなるのか?

  1. ヴィクトール・カンペナールツ Lotto Soudal
  2. ティム・ウェレンス Lotto Soudal
  3. マウロ・シュミット Quick-Step Alpha Vinyl Team
  4. クイントン・ヘルマンス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  5. ロレンツィオ・ロタ Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
  6. ドリース・デポンド Alpecin-Fenix

 

マッズ・ピーダスンは集団最後尾で切れそうだ。追走が少しずつ先頭とタイム差が広がる。

 

下りで再び先頭に立ってマッズ・ピーダスンが追う。だが、すでに1分離れており厳しい。

 

イヴ・ランパールトも集団にいる。ボトルの水がない。追走には、ポイント賞のジャスパー・フィリップセンもいる。

 

残り23.7km。先頭は協力してタイム差を稼ぐ。

 

ティム・ウェレンスは、チームカーと打ち合わせ。1分36秒まで広がる。

 

追走はUno-X Pro Cycling Teamが先頭。しかし、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxが先頭交代を邪魔する。

 

残り12kmでタイム差は、1分45秒。このメンバーから勝利者が出る。このまま行くと、24秒遅れのティム・ウェレンスが総合トップとなるか。

 

Golden km

Golden kmから全力疾走で逃げるかと思ったけれど誰も動かず。

  1. クイントン・ヘルマンス Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 3秒
  2. ティム・ウェレンス Lotto Soudal 2秒
  3. ロレンツィオ・ロタ Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 1秒

 

ヴィクトール・カンペナールツが、先頭を登りで引く。

 

マウロ・シュミットは、一人なので勝利するにはアタックをかけるしかないかも。

 

残り4.2kmで、ドリース・デポンドがアタック!

 

少し引き離した。

 

だが、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxが二人で追う。

 

ヴィクトール・カンペナールツが切れてしまう。

 

ドリース・デポンドは捕まってしまう。最初の逃げから入っているのに元気だ。

 

牽制しているのでヴィクトール・カンペナールツが追いつく。

 

また、ドリース・デポンドがアタックをかけるがヴィクトール・カンペナールツが引き戻す。

 

残り1.4kmの下りでドリース・デポンドが再びアタック!

 

残り1.2kmだが、逃げ切れるか?

 

ドリース・デポンドは捕まってしまう。

 

最後の登りに入る。市街地は石畳の道路だ。

 

ムール・ド・デュルブイ 1.2km・6.2%

最後の登りが始まった。ここで勝負だ。

 

ドリース・デポンド先頭で突入。

 

ヴィクトール・カンペナールツが切れてしまう。

 

ヴィクトール・カンペナールツは、粘るけどベースが上がる。

 

Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxは二人残っているので有利だ。ロレンツィオ・ロタがクイントン・ヘルマンスをアシスト。

 

クイントン・ヘルマンスが登りをトップで上がってくる。

 

マウロ・シュミットが追う。ティム・ウェレンスはついていけない。

 

クイントン・ヘルマンスがシクロクロスのようにスプリント!

 

クイントン・ヘルマンスのスプリントは速い!

 

 

クイントン・ヘルマンスが勝利だ~!

68kmほど逃げ続け、最後はスプリントで爆発させた。冬にはシクロクロスで活躍するヘルマンスは、ロードでは2018ツール・ド・ワロニー第4ステージについで、これが2勝目。

この時には、ティム・ウェレンスと同タイムながら着順の関係で総合2位となっている。

これで、クイントン・ヘルマンスは、総合9位から3位まで浮上した。8秒差なのでボーナスタイムで変わる可能性もある。ゴール後にはプールに飛び込むシーンが下記の動画でも見られる。

 

終わってみると、ステージ2位となったマウロ・シュミットがリーダーに。ただ、ティム・ウェレンスと同タイムだ。これは明日のステージのボーナスタイムで決着がつくかもしれない。

そのままスプリントならば、二人の着順で決着がつくのかな。どちらにしても、最後までわからないのは面白い展開だ。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第4ステージ リザルト

クイントン・ヘルマンスのコメント

最初、それほど遠くない人をフライトと一緒に送りたかった。しかし、彼らは、私たちのホイールに少し乗った。もちろん非論理的ではない。

それでプランBに行かなければならなかった。それはチーム全体でいっぱいのレースの途中だった。それはうまくいった。誰もが本当に素晴らしい仕事をした。

特にロレンツォ・ロタに感謝しなければならない。

ステージでの勝利に加えて、最終的な分類も頭にありましたか。ゴールデンキロで数秒獲得しましたね。

この数秒を取るために、超深追いする必要はないと思った。そうすると、いい脚を持っていると感じるのだが、とにかくこの数秒を大切にしたかったんだ。

サポートカーから、すでにタイムを連呼していて、総合を目指すのは無理だと悟ったが、一秒一秒に価値がある。

たぶん、明日何か他のことが起こるでしょう。同タイムでツール・ド・ワロニーを失ったので、少なすぎるより多すぎるほうがいい。

ティム・ウェレンスとマウロ・シュミットは、総合順位の為にお互いに目を光らせてましたね。あなたはそれから恩恵を受けましたか?

そのようには感じなかった。シュミットは本当に勝利を目指していたと思う。誰もがその日の勝利のために行きたかったと思う。結局のところ、それはベルギーのツアーだ。

一日の勝利は常にボーナスであり、明日は常に何かが起こる可能性がある。転倒か何か愚かなこと。そうすれば、あなたはすでにその勝利をポケットに入れている。

契約についてはどうですか?

急ぐ必要もない。関心のあるメディアにはすでに十分な数の記事が書かれている。私はスポーツの観点から私にとって何が面白いかを見なければならない。

そしてもちろん財政的にも。私は決断を下さなければいけない。それは私が去るという意味ではない。とどまることができるし、贅沢な状況にある。

私はアシストになるのにそれほど悪くは思っていない。時々自分のチャンスを得たいだけだ。今日、私はその価値があることを証明したと思う。

今日のようなことを実行する場合は、さまざまなチームでさらに強制することもできる。それだけで簡単になる。

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 HERMANS Quinten
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 20
19″
4:19:39
2
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team 10
9″
,,
3
 WELLENS Tim
Lotto Soudal 5
9″
0:04
4
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux  
1″
0:06
5
 DE BONDT Dries
Alpecin-Fenix     0:29
6
 CAMPENAERTS Victor
Lotto Soudal     ,,
7
 DONOVAN Mark
Team DSM     2:20
8
 LAMPAERT Yves
Quick-Step Alpha Vinyl Team     2:22
9
 PEDERSEN Mads
Trek – Segafredo     2:27
10
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix     ,,
11
 RIESEBEEK Oscar
Alpecin-Fenix     ,,
12
 TILLER Rasmus
Uno-X Pro Cycling Team     2:29
13
 GATE Aaron
Bolton Equities Black Spoke Pro Cycling     ,,
14
 VANMARCKE Sep
Israel – Premier Tech     2:32
15
 GHYS Robbe
Sport Vlaanderen – Baloise     2:34
16
 BOUTS Jordy
BEAT Cycling     2:35
17
 VAUQUELIN Kévin
Team Arkéa Samsic     2:37
18
 DAINESE Alberto
Team DSM     2:44
19
 VLIEGEN Loïc
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux     2:47
20
 TIZZA Marco
Bingoal Pauwels Sauces WB     2:56

総合

マウロ・シュミットのコメント

ティム・ウェレンスが4秒進んでいることを知っていたので、一緒にいればボーナス秒が大切になることもわかっていた。

ゴールデンキロでエネルギーを無駄にしないようにした。最初の行で数秒かかった後、足を少し節約しようとした。

最後の登りでフィニッシュしたときは、みんなかなり疲れていたと思う。それを賢くプレイしなければならないことを知っていた。

スプリントに関しては、クイントン・ヘルマンスがそのようなスプリントで非常に速いことを知っていた。

今、ティム・ウェレンスがギャップに座っていて、毎秒が重要であるのを見たので、ラインに着か​​なければならないことを知っていた。結局、それはうまくいった。

日曜日には、ヤコブセンと 全力疾走ですか?

明日のゴールデンキロがレースを決めると思う。明日は戦術を決めるのが難しいでしょう。

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 6 ▲5
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team 5
15″
12:11:41
2 3 ▲1
 WELLENS Tim
Lotto Soudal  
17″
,,
3 9 ▲6
 HERMANS Quinten
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux  
22″
0:08
4 15 ▲11
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux  
1″
0:41
5 14 ▲9
 CAMPENAERTS Victor
Lotto Soudal     1:05
6 33 ▲27
 DE BONDT Dries
Alpecin-Fenix  
2″
1:50
7 1 ▼6
 PEDERSEN Mads
Trek – Segafredo  
20″
2:08
8 2 ▼6
 LAMPAERT Yves
Quick-Step Alpha Vinyl Team  
3″
2:13
9 4 ▼5
 RIESEBEEK Oscar
Alpecin-Fenix     2:33
10 5 ▼5
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix  
14″
2:36
11 11
 GATE Aaron
Bolton Equities Black Spoke Pro Cycling     2:59
12 17 ▲5
 GHYS Robbe
Sport Vlaanderen – Baloise     3:13
13 16 ▲3
 VAUQUELIN Kévin
Team Arkéa Samsic     ,,
14 13 ▼1
 DAINESE Alberto
Team DSM     3:16
15 21 ▲6
 TILLER Rasmus
Uno-X Pro Cycling Team     3:17
16 20 ▲4
 VANMARCKE Sep
Israel – Premier Tech     3:20
17 19 ▲2
 VLIEGEN Loïc
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux  
2″
3:33
18 25 ▲7
 BOUTS Jordy
BEAT Cycling     3:36
19 8 ▼11
 SÉNÉCHAL Florian
Quick-Step Alpha Vinyl Team  
3″
4:07
20 39 ▲19
 DONOVAN Mark
Team DSM     4:14

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 PEDERSEN Mads
Trek – Segafredo 81
2 2
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 62
3 3
 WELLENS Tim
Lotto Soudal 53
4 7 ▲3
 HERMANS Quinten
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 49
5 12 ▲7
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 34
6 6
 LAMPAERT Yves
Quick-Step Alpha Vinyl Team 32
7  
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team 25
8 5 ▼3
 DAINESE Alberto
Team DSM 25
9 4 ▼5
 VAN POPPEL Danny
BORA – hansgrohe 25
10 8 ▼2
 DE LIE Arnaud
Lotto Soudal 19

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 VAUQUELIN Kévin
Team Arkéa Samsic 12:14:54
2 6 ▲4
 LEVY William Blume
Uno-X Pro Cycling Team 9:42
3 2 ▼1
 NYS Thibau
Baloise – Trek Lions 10:22
4 4
 BERCKMOES Jenno
Sport Vlaanderen – Baloise 10:29
5 3 ▼2
 LÜHRS Luis-Joe
BORA – hansgrohe 10:30
6 5 ▼1
 CURRIE Logan
Bolton Equities Black Spoke Pro Cycling 11:21
7 13 ▲6
 LAURANCE Axel
B&B Hotels – KTM 12:58
8 11 ▲3
 VANDEVELDE Yentl
Minerva Cycling 22:23
9 7 ▼2
 DE LIE Arnaud
Lotto Soudal 27:13
10 8 ▼2
 MEEUSSEN Witse
Pauwels Sauzen – Bingoal 27:18

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