ロマン・バルデ(AG2R La Mondiale)は、今年のツール・ド・フランスでは総合では15位でゴール。
その代わりに山岳賞を獲得。
ロマン・バルデは、2020年にジロ・デ・イタリアに乗ることを選択するかもしれない。
ダブルツールの構想
AG2R La Mondialeのスポーツディレクター、ヴィンセントラヴェヌは日曜日にル・ドフィネ・リベレ紙に語った。
「ロマン・バルデは他のことに挑戦したいと思っている。
彼は前から、ジロに参戦したいという願いをよく表明している」
しかし、フランス人でありフランスチームのエースであるロマン・バルデがツール・ド・フランスに出ないということは考えられない。
チームオーダーとしても許されないだろう。
これまでの、ロマン・バルデのツール・ド・フランスでの成績は
山岳は強いがタイムトライヤルの弱さが目立ってしまう成績。
毎年、フランス人として総合優勝を期待されている。
今年の山岳賞は、
- 2018年のジュリアン・アラフィリップ
- 2017年のワレン・バルギル
に次いでフランス人の3年連続の獲得となった。
これは、とてもロマン・バルデにとっては良いことだったのではないだろうか。
Clap de fin sur une belle aventure sportive mais surtout humaine avec les copains @AG2RLMCyclisme ! Merci à l’ensemble du staff et de l’encadrement pour ces 3 semaines.
— Alexis Vuillermoz (@A_Vuillermoz) 2019年7月29日
📸 @GettyImages_fr pic.twitter.com/FuNPH6dSWJ
「今年のツールでは簡単なことは何もなかった。チームのおかげで、なんとか自分自身を再発見することができたと思う。
このジャージは、希望を象徴しあきらめないことを表している」
とバルデはフランスの新聞に語っている。
ロマン・バルデとしては、山岳の強さを生かしてジロも走ってみたいのだろう。
ツールでは毎年総合優勝を期待されているが、難しいのは自分自身もわかっているのでは。
タイムトライヤルの苦手なバルデとしては、ツールでは今後も山岳賞を狙って走るのが良い作戦なのじゃないかな。
そう考えるとジロとダブルで参戦しても良いかもしれない。
来年のジロを走るロマン・バルデの姿がみれるかも?
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