ロードバイクの情報を発信しています!

2023 ツアー・オブ・オマーン第4ステージ 200kmを越えるステージを制したのは? 

海外情報
Photo credit: an-s-ch on VisualHunt.com
この記事は約19分で読めます。

第3ステージで総合トップにたったマッテオ・ヨルゲルソンは、自分はプロになるほどの力はないと思っていたとレース後のインタビューで語っている。

だが、昨日の強さをみると最後まで総合争いに絡んでくるのは間違いなさそうだ。今日も、最後は登っているので総合順位に変動があるかもしれない。

 

スポンサーリンク

第4ステージ  イズキ~イッティヒルズ  205km

コースプロフィール photo tour-of-oman.com

 

パッとみると、スプリンターでもいけそうな感じに見える。けど、問題は最後だ。

 

ゴールプロフィール photo tour-of-oman.com

 

ゴールは最後に登っている。1.6kmで6.6%。爆発的なパンチャーが一気にペースを上げて登るとスプリンターでは太刀打ちできないだろう。

残り1kmからは平坦なので、生き残ったライダーでのゴール勝負となる。

 

  1. スプリントポイント Al Jarda
  2. スプリントポイント Al Akbar
  3. 山岳 Climb of Al Jissah   3.2km・5.4%
  4. 山岳 イッティ ヒルズ 1.6km・6.6%

 

スタート前

Oman TV スクリーンショット以下同様

第4ステージのスタートでの4賞は

  • 総合 マッテオ・ヨルゲルソン Movistar Team
  • ポイント賞 マウリ・ファンセベナント Soudal – Quick Step
  • MOST ACTIVE RIDER イエルーン・マイヤース Terengganu Polygon Cycling Team
  • 新人賞 マキシム・ファンジルス Lotto-Dstny

 

今日も先頭にはトーマス・デヘントの姿が。

 

オフィシャルスタートから、イエルーン・マイヤース(Terengganu Polygon Cycling Team)が仕掛ける。

 

上空からの映像が続き、誰だかわからない。

 

Bingoal  WBとHuman Powered Healthの二人。

  1. ペリー・ベンジャミン (Human Powered Health)
  2. VAN KEIRSBULCK Guillaume(Bingoal  WB)

 

二人は捕まってしまう。先頭はLotto-Dstnyのトーマス・デヘントだ。今日は200kmと長いし、逃げ切りのチャンスもある。

 

トーマス・デヘントは捕まり、今度はSoudal – Quick Stepのヨセフ・チェルニーがアタック。

 

普段は、集団牽引役だけど、マウリ・ファンセベナントが総合2位となっているし、逃げても良いというチームの判断なのだろう。

 

残り180km。中々、後ろから追撃が来ない。一人ではねえ~。

 

集団から4人がアタック。

 

まだ、集団は容認していない。

 

アタックは崩壊。トーマス・デヘントも追ってきた。

 

ヨセフ・チェルニーの援軍は到着しない。

 

あ~、ヨセフ・チェルニーは援軍が来ることなく捕まってしまう。

 

総合に関係ないメンバーが逃げないと集団は容認しないようだ。

 

今度は、4人がチャレンジ。

  1. イエルーン・マイヤース (Terengganu Polygon Cycling Team)
  2.  マヌエーレ・ボアーロ (Astana Qazaqstan Team)
  3. アレハンドロ・フランコ (Burgos-BH)
  4. ペリー・ベンジャミン (Human Powered Health)

 

残り164km。決まるかな。

 

集団は諦めていない。

 

普段は、集団牽引のマヌエーレ・ボアーロも必死で引くが。

 

後続が追いついた。

 

集団がきた。まあ、ステージ優勝できるチャンスは今日しかないので逃げも決まりにくい。

 

単独のアタックだ。

  1. Fredrik Dversnes(Uno-X Pro Cycling Team)

 

これはスプリントポイント狙いだ。

 

無事にトップ通過。

  1. Fredrik Dversnes(Uno-X Pro Cycling Team) 3ポイント・3秒
  2. ティム・メルリエ Soudal – Quick Step 2ポイント・2秒
  3. マックス・カンター Movistar Team 1ポイント・1秒

 

これは、Team UKYOの石橋か。

 

逃がして貰えるだろうか。

 

Equipo Kern Pharmaのライダーが一人きた。

 

結構引き離したぞ。

 

あ~、追いつかれた。

 

逃げを狙っている、トーマス・デヘントも前に。

 

単独でHuman Powered Healthのペリー・ベンジャミンが攻撃。2021年はAstana Qazaqstan Teamで走っていたワールドツアーライダーだ。

 

あ~、これも捕まる。

 

先頭でアタックがかかり続けないと、逃げは出来ない。

 

また、Team UKYOが行った。

 

今度こそ決まるか。

 

これは決まったか?

 

だめだ。後ろからきた。

 

8人くらいだけど決まらないのか。

 

集団がきてしまった。

 

今度は、Burgos-BHが攻撃。

 

また、二人が出た。

 

スプリントポイントを取ったUno-X Pro Cycling Teamのフレデリックが単独で行く。

  1. Fredrik Dversnes(Uno-X Pro Cycling Team) 

 

これは、集団容認か。

 

下っているので、単独でも逃げやすい。

 

登りで、集団から単独で追走が。

 

追走は3人となった。

 

追走が見えてきた。

 

追いついて先頭は4人に。

  1. Fredrik Dversnes(Uno-X Pro Cycling Team) 
  2. エフゲニー・フェドロフ Astana Qazaqstan Team
  3. BERRADE Urko (Equipo Kern Pharma)
  4. ユセフ・レギグイ(Terengganu Polygon Cycling Team)

 

マッテオ・ヨルゲルソンは、ジャージを守れるか。

 

U23世界王者のエフゲニー・フェドロフは爪痕を残せるだろうか。

 

開始2時間の平均スピードは46.3km/hと爆速。

 

残り97km。集団はMovistar Teamが引く。タイム差は3分と開いた。

 

逃げているユセフ・レギグイ(Terengganu Polygon Cycling Team)は、Team Dimension Dataでも走っていた。

2015ツール・ド・ランカウェイ総合優勝、アルジェリア王者に3回なっている。キャリア10勝のベテランだ。

 

スプリントポイント Al Jarda

ギリギリの勝負。

  1. Fredrik Dversnes(Uno-X Pro Cycling Team) 3ポイント・3秒
  2. ユセフ・レギグイ(Terengganu Polygon Cycling Team) 2ポイント・2秒
  3. BERRADE Urko (Equipo Kern Pharma) 1ポイント・1秒

 

残り22km。ここまでav44.5km/hと速かったので200kmでも早めにゴールとなりそう。

 

集団先頭はTeam Arkéa Samsicの2021ウクライナ王者アンドリー・ポノマルが引いている。

 

先頭は3人となった。

  1. Fredrik Dversnes(Uno-X Pro Cycling Team) 
  2. エフゲニー・フェドロフ Astana Qazaqstan Team
  3. BERRADE Urko (Equipo Kern Pharma)

 

山岳 Climb of Al Jissah   3.2km・5.4%

ついに逃げの後ろに集団が迫る。

 

トーマス・デヘント先頭で集団が逃げを吸収。

 

さあ、マキシム・ファンジルスが攻撃だ。

 

アレクセイ・ルチェンコが変わってアタックだ。

 

後ろから、マッテオ・ヨルゲルソンとマウリ・ファンセベナントがきた。

 

4人の戦いだ。

 

残り10km。アレクセイ・ルチェンコが先頭を変われよと合図。

 

マッテオ・ヨルゲルソンは引く必要ないと思うけど。

 

牽制の間に後続が追いつく。

 

下りでUAE Team Emiratesのパスカル・アッカーマンが先頭に。登りで残っていた。

 

残り6kmでパスカル・アッカーマンが先頭を走っているとは誰が想像した?

 

結構引き離している。

 

最後の決戦に向けて集団が追う。

 

残り5km。体重があるので下りは速い。

 

さあ、どこまで逃げれるか。

 

あと3.5km。

 

あ~、集団が迫る。

 

残り2kmでパスカル・アッカーマンが捕まった。

 

山岳 イッティ ヒルズ 1.6km・6.6%

パスカル・アッカーマンが捕まったタイミングでEquipo Kern Pharmaのロジャー・アドリアがアタック。2022 ルート・ドクシタニー第2ステージで勝利している。

 

後続は、Lotto-Dstnyが追っている。

 

ロジャー・アドリアは、かなり粘る。

 

だが、ロジャー・アドリアはCofidisの引きで捕まった。

 

ここから少し下る。

 

Cofidisは、アクセル・ジングルがゴールを狙う。

 

Cofidisが先頭でゴールに向かう。

 

最後のカーブをCofidis先頭で曲がる。

 

レミ・ロシャスが外れて、ヘスス・エラダがアクセル・ジングルを引く。

 

ゴールへの並びは、ヘスス・エラダ、アクセル・ジングル、ヨルディ・ワルロップ、イーデ・シュリング。

 

左から、ヨルディ・ワロップが前に出ようとする。

 

左から、ディエゴ・ウリッシ、アクセル・ジングル、ヨルディ・ワロップと並んだ。

 

アクセル・ジングルが少しでたか。

 

いや、ディエゴ・ウリッシだ。

 

ディエゴ・ウリッシが勝利だ!

チームのリードアウトもなしで、後ろからまくった。この勝利で、ディエゴ・ウリッシはボーナスタイム10秒を獲得。総合でも2位に躍進だ。

総合優勝の行方は、明日の最終ステージの登りで決定する。

 

スポンサーリンク

リザルト

ディエゴ・ウリッシのコメント

パスカル・アッカーマンがラスト10kmでアタックしてきた。その後ろでは、マイケル・ヴィングとダヴィテ・フォルモロが素晴らしい仕事をして、僕にスプリントをさせてくれた。良いポジションで、最後の50mで彼らをパスして優勝することができた。

ダヴィテ・フォルモロのために、我々はクラス分けの野心を抱いてレースをスタートした。昨日はあまり良い日ではなかったが、今はランキング2位だ。しかし、一番大事なのは、ステージで優勝したこと。今は明日を見据えているが、最後の上りはとても難しい。

明日の最後の登りの自信は?

私にとっては、とても難しい登り坂だ。オマーンは初めてだ。明日になればわかるが、この勝利にはすでに満足している。

第4ステージリザルト

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 ULISSI Diego
UAE Team Emirates 20
10″
4:36:48
2
 ZINGLE Axel
Cofidis 15
6″
,,
3
 SCHELLING Ide
BORA – hansgrohe 10
4″
,,
4
 WARLOP Jordi
Soudal – Quick Step 5   ,,
5
 BENDIXEN Louis
Uno-X Pro Cycling Team 3   ,,
6
 BIERMANS Jenthe
Team Arkéa Samsic     ,,
7
 VENDRAME Andrea
AG2R Citroën Team     ,,
8
 VAN GILS Maxim
Lotto Dstny     ,,
9
 HERRADA Jesús
Cofidis     ,,
10
 LUTSENKO Alexey
Astana Qazaqstan Team     ,,
11
 VAN BOVEN Luca
Bingoal WB     ,,
12
 NAESEN Lawrence
AG2R Citroën Team     ,,
13
 JORGENSON Matteo
Movistar Team     ,,
14
 BUCHMANN Emanuel
BORA – hansgrohe     ,,
15
 TEUGELS Lennert
Bingoal WB     ,,
16
 VANSEVENANT Mauri
Soudal – Quick Step     ,,
17
 TEJADA Harold
Astana Qazaqstan Team     ,,
18
 ZWIEHOFF Ben
BORA – hansgrohe     ,,
19
 FORMOLO Davide
UAE Team Emirates     ,,
20
 EG Niklas
Uno-X Pro Cycling Team     ,,
21
 LANGELLOTTI Victor
Burgos-BH     ,,
22
 MONIQUET Sylvain
Lotto Dstny     ,,
23
 ADRIÀ Roger
Equipo Kern Pharma     ,,
24
 VERONA Carlos
Movistar Team     ,,
25
 TAARAMÄE Rein
Intermarché – Circus – Wanty     ,,
26
 MEINTJES Louis
Intermarché – Circus – Wanty     ,,
27
 RODRÍGUEZ Cristián
Team Arkéa Samsic     ,,
28
 UIJTDEBROEKS Cian
BORA – hansgrohe     ,,
29
 DE TIER Floris
Bingoal WB     ,,
30
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team     ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 1
 JORGENSON Matteo
Movistar Team 5
10″
16:02:36
2 4 ▲2
 ULISSI Diego
UAE Team Emirates  
14″
0:05
3 2 ▼1
 VANSEVENANT Mauri
Soudal – Quick Step  
6″
,,
4 3 ▼1
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team  
4″
0:14
5 5
 VAN GILS Maxim
Lotto Dstny  
6″
0:15
6 6
 HERRADA Jesús
Cofidis  
10″
0:16
7 7
 TAARAMÄE Rein
Intermarché – Circus – Wanty     0:18
8 8
 LANGELLOTTI Victor
Burgos-BH     ,,
9 9
 UIJTDEBROEKS Cian
BORA – hansgrohe     ,,
10 10
 RODRÍGUEZ Cristián
Team Arkéa Samsic     ,,
11 11
 TEJADA Harold
Astana Qazaqstan Team     0:22
12 12
 VERONA Carlos
Movistar Team     0:31
13 13
 LUTSENKO Alexey
Astana Qazaqstan Team     0:32
14 14
 EG Niklas
Uno-X Pro Cycling Team     0:34
15 15
 HIRT Jan
Soudal – Quick Step     ,,
16 16
 TEUGELS Lennert
Bingoal WB     0:40
17 18 ▲1
 BUCHMANN Emanuel
BORA – hansgrohe     ,,
18 19 ▲1
 MEINTJES Louis
Intermarché – Circus – Wanty     ,,
19 17 ▼2
 ROCHAS Rémy
Cofidis     ,,
20 20
 DE TIER Floris
Bingoal WB     ,,
21 21
 MONIQUET Sylvain
Lotto Dstny     ,,
22 22
 HÄNNINEN Jaakko
AG2R Citroën Team     0:48
23 23
 CARBONI Giovanni
Equipo Kern Pharma     0:53
24 24
 ZWIEHOFF Ben
BORA – hansgrohe     1:04
25 25
 FORMOLO Davide
UAE Team Emirates     1:17
26 26
 RIES Michel
Team Arkéa Samsic     1:20
27 29 ▲2
 PETILLI Simone
Intermarché – Circus – Wanty     1:36
28 31 ▲3
 APARICIO Mario
Burgos-BH     1:44
29 34 ▲5
 YAMAMOTO Masaki
JCL Team UKYO     2:04
30 33 ▲3
 KULSET Magnus
Uno-X Pro Cycling Team     2:18
31 37 ▲6
 SCHELLING Ide
BORA – hansgrohe  
4″
2:20

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 7 ▲6
 ULISSI Diego
UAE Team Emirates 26
2 1 ▼1
 JORGENSON Matteo
Movistar Team 22
3 9 ▲6
 ZINGLE Axel
Cofidis 21
4 2 ▼2
 VANSEVENANT Mauri
Soudal – Quick Step 18
5 3 ▼2
 HERRADA Jesús
Cofidis 17
6 4 ▼2
 MERLIER Tim
Soudal – Quick Step 17
7 5 ▼2
 VAN GILS Maxim
Lotto Dstny 16
8 6 ▼2
 DEKKER David
Team Arkéa Samsic 12
9 13 ▲4
 DVERSNES Fredrik
Uno-X Pro Cycling Team 11
10 8 ▼2
 RODRÍGUEZ Cristián
Team Arkéa Samsic 10

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 JORGENSON Matteo
Movistar Team 16:02:36
2 2
 VANSEVENANT Mauri
Soudal – Quick Step 0:05
3 3
 VAN GILS Maxim
Lotto Dstny 0:15
4 4
 UIJTDEBROEKS Cian
BORA – hansgrohe 0:18
5 5
 MONIQUET Sylvain
Lotto Dstny 0:40
6 6
 RIES Michel
Team Arkéa Samsic 1:20
7 8 ▲1
 APARICIO Mario
Burgos-BH 1:44
8 9 ▲1
 KULSET Magnus
Uno-X Pro Cycling Team 2:18
9 11 ▲2
 SCHELLING Ide
BORA – hansgrohe 2:20
10 10
 CASTRILLO Pablo
Equipo Kern Pharma 2:59

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました