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2025 ツール・ド・フランス第15ステージ ジュリアン・アラフリップが肩を脱臼しながら優勝したと思った理由とは?

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UnsplashKonstantin Planinskiが撮影した写真
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UAE Team Emirates – XRGのティム・ウェレンスが独走優勝した1分28秒後、ヴィクトール・カンペナールツが単独2位でゴール。

その後ろの22人のスプリントをTudor Pro Cycling Teamのジュリアン・アラフリップが制した。

勝ったと思ったジュリアン・アラフリップは、いつもの豪快なガッツポーズを披露。前にいたヴィクトール・カンペナールツも見えていなかったようだ。

 

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驚異的な3位のゴール

 

本当に勝っていたのならば凄いことだった。まず、ジュリアン・アラフリップは序盤の落車で左肩を押さえていた。

鎖骨骨折かと思ったけれど、なんと左肩の脱臼だったのだ。それをジュリアン・アラフリップは自分で治している。

 

 
 
 
 
 
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上記はプリモッシュ・ログリッチと話ししている場面。「実は、落車で肩が外れちゃったんだよ。」と話ししている。

プリモッシュ・ログリッチも肩の脱臼を何度もレース中に自分で治しているので仲間なのかな。

 

こんな状態でも、ジュリアン・アラフリップは逃げに入り込み最後はスプリントでワウト・ファンアールトをまくっている。

この時にガッツポーズしてしまった。この種明かしは簡単で、落車した時に無線が壊れてしまっている。これでは、前に誰がいるかなんて情報は入ってこない。

 

 

ジュリアン・アラフリップのコメント

クラッシュして肩を脱臼したんだ。 数秒間、もうダメだと思ったけど、病院でやってもらったことを思い出して、なんとか自分で元に戻したんだ。

序盤の落車の後、タイムトライアルで集団に復帰し、マイケル・ストーラーとチームの目標である逃げ集団に加わった。

その後、脚の調子が良かったからプッシュし続けた。 残念なことに、クラッシュの後、無線が機能しなくなった。 でも、精神的には問題ない。

最後のスプリントでは勝利を目指し、最高の結果を目指してスタートした。だから、馬鹿みたいに歓声を上げてしまったんだ…。

もちろん、もっと良い結果になっていた可能性もあったが、もっと悪い結果になっていた可能性もあった。なぜなら、リタイアしていた可能性もあったからだ。

 

 

ジュリアン・アラフリップのバンザイゴールはこれまでもあった。2020 リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでバンザイゴールしていたらプリモッシュ・ログリッチに抜かれている。

まあ、よくあることだ。今回優勝してたら本当に凄いことだったのだけど、実に残念。

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