2023 ツアー・ルクセンブルク第1ステージ　　初日のリーダージャージは?

ルクセンブルクで行われるツアー・ルクセンブルク。Škoda Tour Luxembourg(2.Pro)

2021年まで、ツール・ド・ルクセンブルクの名前だったけど、2022年にレース名が変更されている。ルクセンブルグのステージレースは1935年から開催。1940年と1944年の2回だけキャンセルされている。

 

過去の優勝者

• 2022    マティアス・スケルモースイェンセン
  
• 2021　ジョアン・アルメイダ
• 2020　ディエゴ・ウルッシ
• 2019　ヘスス・エラダ
• 2018　アンドレア・パクアスロン
• 2017　グレッグ・ファンアーベルマート
• 2016　 マウリッツ・ランメルティンク
  
• 2015　 リーヌス・ゲルデマン
  
• 2014　 マティ・ブレシェル
  
• 2013　 パウル・マルテンス

 

ルクセンブルク～ルクセンブルク　 156.4km

 

スタートとフィニッシュは昨年と同様にルクセンブルク市。途中超級のつく山岳ポイントを越えていく。

で、最初の75キロだけが若干異なります。4つの山岳ポイントが用意されている。だが、気を付けないといけないのは、最後に待ち受ける等級のないキルヒベルク(1.6 km・6.3%)。

ここから逃げだすライダーもいるのでは。ゴール手前3kmから登っており、最後の1kmは平坦だが登り勾配となっている。

 

1. 超級山岳     モンテ・ド・プシャイト　2.4km・8.9%
2. 1級山岳　ブルシエ峠 　3.5 km・7.2%
3. 超級山岳　　エシュドルフ峠　3km・7%
4. スプリントポイント　Mersch
5. 1級山岳　スタフェルテール峠　1.8 km・7.9%

 

注目のライダーは

• Lidl – Trek　ジュリオ・チッコーネ・ダニオ・カタルド
• AG2R Citroën Team　ベン・オコナー、フェリックス・ガル
• Alpecin-Deceuninck　セーアン・クラーウアナスン、クイントン・ヘルマンス
• BORA – hansgrohe　ボブ・ユンゲルス、ニルス・ポリッツ
• Cofidis　ヨン・イサギレ
• EF Education-EasyPost　リチャル・カラパス、ベン・ヒーリー、マグナス・コルトニールセン
• Groupama – FDJ　ダヴィ・ゴデュ、ヴァランタン・マデュアス、ティボー・ピノ
• Jumbo-Visma　ステファン・クライスヴァイク、テッシュ・ベノート、クーン・ボウマン、サム・オーメン
• Movistar Team　アレクサンデル・アランブル、マッテオ・ヨルゲルソン、ホセ・ロハス
• Soudal – Quick Step　ジュリアン・アラフィリップ、イラン・ファンワイルダー、アンドレア・バジオーリ、ファウスト・マスナダ、マウリ・ファンセベナント
• Team Arkéa Samsic　ユエン・コスティウ
• UAE Team Emirates　ディエゴ・ウリッシ、ブランドン・マクナリティ、マルク・ヒルシ、フェリックス・グロスチャートナー
• Israel – Premier Tech　ヤコブ・フルサン、マイケル・ウッズ、コービン・ストロング
• Lotto Dstny　ヴィクトール・カンペナールツ、パスカル・エーンクホーン、マキシム・ファンジルス
• Uno-X Pro Cycling Team　アントン・チャーミグ

 

スタート前

ジュリアン・アラフィリップはサインに忙しい。

 

ティボー・ピノの残りレースも少ない。

 

ニュートラルスタート。

 

  

オフィシャルスタートから抜け出す。これが決まった。

 

4人の逃げ

4人が逃げに。

1.  レナート・レインズ (Bingoal WB)
2.  ヴット・ブレット (Team Flanders – Baloise)
3.  WENZEL Mats (Leopard TOGT Pro Cycling)
4.  KNUDSEN Oliver (Leopard TOGT Pro Cycling)

1級山岳　ブルシエ峠 　3.5 km・7.2%

先頭は残り79.8kmで3人に。

1.  レナート・レインズ (Bingoal WB)
2.  ヴット・ブレット (Team Flanders – Baloise)
3.  WENZEL Mats (Leopard TOGT Pro Cycling)

 

残り78.2km。集団はMovistar Teamが引いている。

 

1級山岳を通過。

 

超級山岳　　エシュドルフ峠　3km・7%

先頭は超級山岳に。

 

ポイント前にプロ二人は後方に。

 

先頭は単独に。

 

しかし、ポイント前でBingoal  WBのレナート・レインズが戻ってきた。

1.  レナート・レインズ(Bingoal WB)
2.  WENZEL Mats (Leopard TOGT Pro Cycling)

 

山岳ポイントは、Bingoal  WBのレナート・レインズがわずかに、速かった。

1. レナート・レインズ (Bingoal WB)　5ポイント
2. ヴット・ブレット (Team Flanders – Baloise)　3ポイント
3. WENZEL Mats (Leopard TOGT Pro Cycling)　2ポイント
4. クリスツ・ニーランズ　Israel – Premier Tech　1ポイント

 

残り57.3kmで1分3秒差に。

 

ジュリアン・アラフィリップが集団の先頭交代に出てくる。

 

Lotto-Dstnyのヴィクトール・カンペナールツも先頭に。

 

残り39.3kmで1分19秒差に。

 

Soudal – Quick Stepのドリース・デヴァイナンスが先頭交代を促す。

 

スプリントポイント　Mersch

スプリントポイント通過順位は

1. ヴット・ブレット (Team Flanders – Baloise)　5ポイント・3秒
2. WENZEL Mats (Leopard TOGT Pro Cycling)　3ポイント・2秒
3. レナート・レインズ (Bingoal WB)　2ポイント・1秒

 

残り18.1km。タイムは18秒でチーム横一線で追う。

 

すでに一人は切れている。残り12.8kmで13秒差。後ろに集団が迫る。

 

1級山岳　スタフェルテール峠　1.8 km・7.9%

最後の登りに入る。

 

Israel – Premier Techのマイケル・ウッズが前に抜け出した。

 

Israel – Premier Techのマイケル・ウッズがサングラスを落としてしまう。7秒リードしている。だが、この逃げも捕まってしまう。

 

残り2.5km。AG2R Citroën Teamのフェリックス・ガルが飛び出す。

 

フェリックス・ガルの後ろには集団がついている。

 

フェリックス・ガルは、捕まってしまった。上空からでは誰が先頭なのか良くわからない。

 

ゴール前ではJumbo-Visma先頭。

 

Uno-X Pro Cycling Teamが先頭で引く。少し登っている。

 

Uno-X Pro Cycling Teamのトビアスハラン・ヨハンネンセンが全開で引く。

 

右からIsrael – Premier Techのコービン・ストロングが上がってくる。

 

これは横一線だ。

 

左からAlpecin-Deceuninckのセーアン・クラーウアナスン、Movistar Teamのアレクサンデル・アランブル、Israel – Premier Techのコービン・ストロング。

コービン・ストロングが僅かにリード。

 

勝ったのはコービン・ストロングだ!

 

コービン・ストロングは、2022ツアー・オブ・ブリテン第1ステージ以来のプロ2勝目となった。明日からリーダージャージ着用でスタートだ。

 

リザルト

コービン・ストロングのコメント

優勝は本当にいい気分だ。今日のチームの走りは格別だった。今シーズンはずっと調子が良かったが、優勝を勝ち取ることはできなかった。

前日にコースを下見しており、このステージが自分に合っていることを最初からわかっていた。常に限界にいることはわかっていたけれど、もし苦しみながらフィニッシュすることができれば、そこで最速の選手になるチャンスは十分にあった。

最後の登りでは深く掘り下げなければならなかったが、簡単なことではなかったけれど、ありがたいことにいいポジションにつけていた。

 

第1ステージリザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞