2023 ヨーロッパ選手権個人タイムトライヤル　欧州ナンバーワンTTスペシャリストは?

1995年からヨーロッパ選手権は開催されているが、個人タイムトライヤルは2016年から始まっている。

欧州の個人タイムトライヤルの栄冠は誰が奪い取るだろうか?

過去の優勝者

• 2022   シュテファン・ビッセガー
  
• 2021　シュテファン・キュング　
• 2020　シュテファン・キュング
• 2019　レムコ・エヴェネブール
• 2018　ヴィクトール・カンペナールツ
• 2017　ヴィクトール・カンペナールツ
• 2016　ヨナタン・カストロピエホ

エメン～エメン　29.5km

コースマップ　photo ekwielrennen2023

スタートは動物園内にあり、ゴールアーチは数十メートル先のホンツルグウェグとなる。

その間には、ほぼ平坦の29.8km。それほどテクニカルでもないのでパワーのあるライダーが有利となる。

注目のライダーは

• 英国　ジョシュア・ターリング　INEOS Grenadiers
• ベルギー　ワウト・ファンアールト　Jumbo-Visma、イヴ・ランパールトルト　Soudal – Quick Step
• スイス　シュテファン・ビッセガー　EF Education-EasyPost、シュテファン・キュング Groupama – FDJ
• デンマーク　ミッケル・ビョーグ　UAE Team Emirates
• イタリア　マティア・カッタネオ　Soudal – Quick Step　マッテオ・ソブレロ　Team Jayco AlUla
• フランス　レミ・カヴァニャ　Soudal – Quick Step、ブルーノ・アルミライル　Groupama – FDJ
• ポルトガル　ネルソン・オリヴィラ　Movistar Team

イヴ・ランパールト　Soudal – Quick Step

ベルギージャージのイヴ・ランパールトがスタートしている。

イヴ・ランパールトは、何人か抜いてゴール。シェード・バックスの記録を抜く32分55秒で暫定トップに。

ミハウ・クフィアトコフスキ　INEOS Grenadiers

INEOS Grenadiersのミハウ・クフィアトコフスキがスタート。

ミハウ・クフィアトコフスキは、イヴ・ランパールトに10秒及ばなかった。33分5秒。暫定3位。

マティア・カッタネオ　Soudal – Quick Step

マティア・カッタネオは、第2計測24分44秒。ゴールタイムは32分43秒。

シュテファン・ビッセガー　EF Education-EasyPost

昨年の欧州チャンピオンのシュテファン・ビッセガーがスタート。第2計測で暫定トップの24分38秒。

ゴールタイムは32分12秒で暫定トップに。

ミッケル・ビョーグ　UAE Team Emirates

ミッケル・ビョーグがスタート。

ミッケル・ビョーグは、32分39秒で暫定2位に。

シュテファン・キュング　Groupama – FDJ

昨年2位のキュング。

なんと、シュテファン・キュングはフェンスにぶつかる。

キュングはTTで大落車。

肘から出血。どうみても下を向いて前を見ていなかったことがわかる。

出血してひどいことになっている。ヘルメットもボロボロに。良く完走出来たものだ。

ワウト・ファンアールト　Jumbo-Visma

ワウトは集中している。

少し病気だったそうで回復に時間がかかったと。

ワウト・ファンアールトは第2計測で、24分18秒とシュテファン・ビッセガーを僅かに抜いて暫定トップに。

しかし、ゴールではシュテファン・ビッセガーに1秒及ばない。32分12秒でゴール。

ジョシュア・ターリング　INEOS Grenadiers

世界選手権3位のジョシュア・ターリングがスタート。

ジョシュア・ターリングの中間計測は、第1計測から爆速。9分56秒。第2計測で23分49秒と断トツの1位通過。

ゴールは、31分30秒でav56.762km/h。42秒もシュテファン・ビッセガーよりも速かった。なんという19歳。これでプロキャリア3勝目の勝利となった。

リザルト

ジョシュア・ターリングのコメント

今日はとてもきつかった。ワールドカップのときよりも弱く感じた。今日は純粋にパワーについての話でした。ハイペースを維持する必要があり、それが非常に困難でした。

風があったのでとても難しかった。今日は主に横風だった。実際は向かい風ではなかったし、追い風でもなかった。

ワウト・ファンアールトは、表彰式の前にトム・デュムランと談笑。

3位のワウト・ファンアールトのコメント

数日間体調を崩し、また忠実なチームメイトの悪い知らせも受けた。それがパフォーマンスに大きな影響を与えたのですか?

そうかもしれないけど、言い訳をするのはいつもダサいよ。どれくらいの速度で運転しなければならないかはわかっていた。 最初の中間点ではすべてが接近していた。

やるべきことを始めたが、続けることができなかった。最後の部分で脚が決まった。そこではジョシュアとステファンの方が良かった。また健康になったと感じてうれしい。

通常、最後の部分が私の最も得意な部分だが、今回はそうではなかった。それも何かを物語っている。

ロードレースで欧州タイトル獲得に再挑戦しますか?

まだ数日あるよ。ツアー・オブ・ブリテンでは良い感触を得たし、モチベーションは確かにまだ残っている。私たちは強力なチームと一緒に走っているので、それを信じる理由はたくさんある。