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2023 ジロ・デ・イタリア第19ステージ  プリモッシュ・ログリッチの攻撃は?

海外情報
Photo credit: Theo Crazzolara on Visualhunt.com
この記事は約30分で読めます。

第18ステージで、ついにプリモッシュ・ログリッチが動いた。この動きで総合2位のアルメイダはついていけない。

ゴールでは、プリモッシュ・ログリッチがゲラント・トーマスを抜いてアルメイダを逆転した。最後の山岳ステージで、3人の戦いがどうなるのか?

山岳賞ジャージとなったティボー・ピノは、ベン・ヒーリーと最初から対決するのか。集団のトップでポイントを加算すれば奪われることないが、果たしてどう走る?

 

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第19ステージ ロンガローネ~トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード 183km

コースマップ photo giroditalia

 

ロンガローネのステージの始まりは、かなり平坦。ベッルーノの町まで走り、そこからドロミテに向かって北回りする。

カプリーレでの中間スプリントの後、ステージはゆっくりと向きを変え、標高1,875mのカンポロンゴ峠を目指す。ベン・ヒーリーは山岳賞奪回に向けて逃げを目指しているだろうか。

その後も、2,000mを越える1級山岳を2回越えて、最後の決戦の地へと向かう。

 

1級山岳トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード

1級山岳トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード photo giroditalia

 

2級山岳トレ・クロチ峠は、ゴールから23kmの距離で始まる。峠を越えて2段の登りをこなして今年のチマコッピとなったトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードに向かう。

ゴール手前の18%の登り。ここでは間違いく少数に絞られている。明日の個人タイムトライヤルに向けて、温存か、攻撃か、それぞれのライダーの思惑が絡んだ戦いとなる。

 

コースプロフィール photo giroditalia

 

  1. スプリントポイント カプリーレ
  2. 2級山岳 カンポロンゴ峠 4km・7%
  3. 1級山岳 ヴァルパローラ峠  13.9km・5.8%
  4. 1級山岳 ジアウ峠 9.8km・9.3%
  5. ボーナススプリント Cortina d’Ampezzo
  6. 2級山岳 トレ・クロチ峠 8km・7.3%
  7. 1級山岳 トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード 7.1km・7.8%

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

今日は125人がスタート。

第19ステージスタート時の4賞ジャージは

  • 総合 ゲラント・トーマス INEOS Grenadiers
  • ポイント賞 ジョナサン・ミラン Bahrain Victorious
  • 山岳賞 ティボー・ピノ Groupama – FDJ
  • 新人賞 ジョアン・アルメイダ UAE Team Emirates

DNSは

  • ヒュー・カーシー EF Education-EasyPost

 

今日も晴れなのでいい感じだ。マーク・カヴェンディシュは、これを耐えればローマで最後のジロのステージとなる。

 

2人が少し前に出る。

 

Jumbo-Vismaのサム・オーメンがパンク。

 

飛びだした二人は。

  1. ラリー・ワーパス AG2R Citroën Team
  2. ヴェリコ・ストイニッツ Team CorratecSelle Italia

 

集団からは、EOLO-Kometa、Green Project-Bardiani CSF-Faizanèなどイタリアチームが、まだ逃げたがっている。

 

ティボー・ピノは集団で静観。逃げが決まっても集団トップで山岳ポイントを取ればベン・ヒーリーとの戦いには勝てる。

 

さあ、ジロではお馴染みとなったローレンツ・レックスがアタック。

 

Astana Qazaqstan Team 、EOLO-Kometa、Green Project-Bardiani CSF-Faizanèなど、逃げを諦めていない。

 

あ~、ローレンツ・レックスのブリッジは失敗。

 

かなりの人数が前に出ているけど、これは多すぎる。

 

集団が繋がって、少し牽制に。

 

マーク・カヴェンディシュも追走の先頭に立つ。

 

少し、集団が落ち着いてきたか。

 

Team Jayco AlUlaのルーカス・ペストルベルガーがパンク。スピードが上がっている時に厳しい。

 

先頭二人は29秒差で援軍こず。

 

逃げれる最後の日なので、各チーム共に逃げ屋が必死に前で展開する。

 

新城幸也は、最後尾で静観している。

 

先頭二人は19秒差となった。これは一旦捕まるか。

 

新城幸也は、最後尾でジョナサン・ミランと走っている。ダミアーノ・カルーゾにボトルを渡していた。

 

新たに4人が抜け出している。だが、後続も追っているのでどうか。

 

4人は捕まり、ついに本命のベン・ヒーリーが先頭に顔を出す。

 

二コラ・プラドム(AG2R Citroën Team)など、3人が少し前に出る。

 

トンネルの中で、デレク・ジーが先頭に追いついた。

  1. ラリー・ワーパス AG2R Citroën Team
  2. アレックス・ボーダン AG2R Citroën Team
  3. ヴェリコ・ストイニッツ Team CorratecSelle Italia
  4. デレク・ジー Israel – Premier Tech

 

デレク・ジーは、昨日に続いて逃げるとは疲れ知らずだ。

 

まだ、逃げを諦めないメンバーが追走。

 

後ろに集団が見えている。10秒もない。

 

先頭にEF Education-EasyPostのマグナス・コルトニールセンが追いついた。

 

さらに4人が追走している。

 

集団は容認となったのかな。新城幸也は最後尾。

 

集団後方は割れ気味。新城幸也は、ジョナサン・ミランのアシストとして山岳を守るのだろう。

 

先頭に4人が追いついて8人に。

  1. ラリー・ワーパス AG2R Citroën Team
  2. 二コラ・プラドム AG2R Citroën Team
  3. アレックス・ボーダン AG2R Citroën Team
  4. ヴェリコ・ストイニッツ Team CorratecSelle Italia
  5. デレク・ジー Israel – Premier Tech
  6. ワジム・プロンスキー Astana Qazaqstan Team
  7. パトリック・コンラット BORA-hansgrohe
  8. ダヴィデ・ガッブロ Green Project-Bardiani CSF-Faizanè

 

まだ、Team Arkéa Samsicのティボー・ゲルナレックが追っている。

 

あ~、ティボー・ゲルナレックは追いつかれる。集団も繋がったか。

 

Alpecin-Deceuninckのステファノ・オルダーニが追走に。

 

ステファノ・オルダーニをBahrain Victoriousのサンティアゴ・ブイトラゴが抜いていく。

 

やっと、集団が容認か。UAE Team Emirates、INEOS Grenadiers、Jumbo-Vismaがふたをする。

 

サンティアゴ・ブイトラゴの後ろに、二人がいる。さらに、後ろにEOLO-Kometaのマッティア・バイス、Movistar Teamのホセ・ロハスにカルロス・ベローナも追っている。

  1. ステファノ・オルダーニ Alpecin-Deceuninck
  2. マイケル・ヘップバーン Team Jayco AlUla

 

総合17位のBahrain Victoriousのサンティアゴ・ブイトラゴが先頭に追いついた。これで9人に。

 

追走の二人が追いついた。

 

残り120kmでタイム差は4分に。先頭は12人に。

 

スプリントポイント カプリーレ

スプリントポイントを通過。

  1. ヴェリコ・ストイニッツ Team CorratecSelle Italia 12ポイント
  2. デレク・ジー Israel – Premier Tech 8ポイント
  3. ダヴィデ・ガッブロ Green Project-Bardiani CSF-Faizanè 6ポイント
  4. サンティアゴ・ブイトラゴ Bahrain Victorious 5ポイント
  5. ワジム・プロンスキー Astana Qazaqstan Team 4ポイント

 

ベン・ヒーリーは結局逃げに入らず。このままだとティボー・ピノの山岳賞は決定する。

 

2級山岳 カンポロンゴ峠 4km・7%

逃げ集団では、サンティアゴ・ブイトラゴが最も登りが強い。タイム差は、5分30秒と開いている。

 

追走の3人はもうすぐ追いつく。

 

おっと、ベン・ヒーリーがアタック!

 

これにはティボー・ピノが先頭に立って追う。

 

先頭には追走の3人が追いついた。15人に。

  1. ラリー・ワーパス AG2R Citroën Team
  2. 二コラ・プラドム AG2R Citroën Team
  3. アレックス・ボーダン AG2R Citroën Team
  4. ヴェリコ・ストイニッツ Team CorratecSelle Italia
  5. デレク・ジー Israel – Premier Tech
  6. ワジム・プロンスキー Astana Qazaqstan Team
  7. マグナス・コルトニールセン EF Education-EasyPost
  8. パトリック・コンラット BORA-hansgrohe
  9. ダヴィデ・ガッブロ Green Project-Bardiani CSF-Faizanè
  10. ステファノ・オルダーニ Alpecin-Deceuninck
  11. マイケル・ヘップバーン Team Jayco AlUla
  12. サンティアゴ・ブイトラゴ Bahrain Victorious
  13. カルロス・ベローナ Movistar Team
  14. ホセ・ロハス Movistar Team
  15. マッティ・アバイス EOLO-Kometa

 

ティボー・ピノが凄い勢いで追ってくる。

 

あっという間にティボー・ピノはベン・ヒーリーに追いつく。

 

ベン・ヒーリーは、笑いながらまいったとグータッチ。

 

ベン・ヒーリーは笑いながら集団に戻る。

 

集団はINEOS Grenadiersが引く展開。

 

ベン・ヒーリーがまたアタック。だれど、ティボー・ピノがついてくる。ポイントだけは争うのか。今から行ってもないけど。

 

ベン・ヒーリーはまた戻る。

 

これには、Jumbo-Vismaのローハン・ローハン・デニスも笑っている。

 

集団とは5分38秒差に。先頭はパトリック・コンラット。

 

ダヴィデ・ガッブロが先頭で通過。

  1. ダヴィデ・ガッブロ Green Project-Bardiani CSF-Faizanè 18ポイント
  2. マッティ・アバイス EOLO-Kometa 8ポイント
  3. デレク・ジー Israel – Premier Tech 6ポイント
  4. アレックス・ボーダン AG2R Citroën Team 4ポイント
  5. パトリック・コンラット BORA-hansgrohe 2ポイント
  6. マグナス・コルトニールセン EF Education-EasyPost 1ポイント

 

1級山岳 ヴァルパローラ峠  13.9km・5.8%

1級山岳へ。ジロも最後の山岳で晴れてくれて良かった。タイム差55秒。

 

ゲラント・トーマスがトイレに行っていたので、集団は6分55秒までタイム差を広げる。

 

先頭からTeam Corratec-Selle Italiaのヴェリコ・ストイニッツが切れる。

 

ルイスレオン・サンチェスは、オフィシャルカーとずっと喋っている。内容は?

 

Movistar Teamのカルロス・ベローナが落車。走りながらメディカルカーで治療をうけている。

【追記】

AG2R Citroën Teamのサポートカーと接触。AG2R Citroën Teamのサポートカーは退場となっている。

 

残り74.3kmで7分58秒差に。サンティアゴ・ブイトラゴは、バーチャルでトップ5に入る勢いだ。

 

マグナス・コルトニールセンがサポートカーから戻っている。ベン・ヒーリーがくればアシストするはずだっただろう。

 

Movistar Teamのホセ・ロハスは遅れ気味。

 

カルロス・ベローナが、一度ホセ・ロハスまで下がってアシスト。

 

すでに標高2,000mを越えているだろう。雪が道路脇にある。タイム差は8分を越えており、チャンスは広がっている。

 

ここはデレク・ジーがトップ。

  1. デレク・ジー Israel – Premier Tech 40ポイント
  2. ダヴィデ・ガッブロ Green Project-Bardiani CSF-Faizanè 18ポイント
  3. マッティ・アバイス EOLO-Kometa 9ポイント
  4. マイケル・ヘップバーン Team Jayco AlUla 6ポイント
  5. アレックス・ボーダン AG2R Citroën Team 4ポイント
  6. マグナス・コルトニールセン EF Education-EasyPost 2ポイント
  7. 二コラ・プラドム AG2R Citroën Team 1ポイント

 

先頭は14人のまま。タイムは、7分55秒ある。

 

マーク・カヴェンディシュは、グルペットの最後尾なのかな。

 

先頭は、最後尾の当たりにいたホセ・ロハスが先頭を引く。

 

1級山岳 ジアウ峠 9.8km・9.3%

標高2,236mのジアウ峠を目指す。

 

集団は一時Team Jayco AlUlaがエディ・ダンパーの総合順位が危ないので引いていた。そのため、タイム差は6分46秒まで縮まる。

 

先頭から3人が前に。

 

さらに、カルロス・ベローナがアタック!

 

後ろからデレク・ジーとサンティアゴ・ブイトラゴがきた。

 

先頭は3人に。

  1. デレク・ジー Israel – Premier Tech
  2. サンティアゴ・ブイトラゴ Bahrain Victorious
  3. カルロス・ベローナ Movistar Team

 

後ろから、Team Jayco AlUlaのマイケル・ヘップバーンも追いつく。さらに後ろからマグナス・コルトニールセンが追ってきている。

 

マグナス・コルトニールセンも追いついて先頭は5人に。

  1. デレク・ジー Israel – Premier Tech
  2. サンティアゴ・ブイトラゴ Bahrain Victorious
  3. カルロス・ベローナ Movistar Team
  4. マグナス・コルトニールセン EF Education-EasyPost
  5. マイケル・ヘップバーン Team Jayco AlUla

 

サンティアゴ・ブイトラゴがペースをあげる。

 

マグナス・コルトニールセンが少し危ないか。

 

デレク・ジーと、マグナス・コルトニールセンが少し遅れる。

 

ベン・スフィフトが引き終わって、先頭はサルバトーレ・プッチョに。

 

デレク・ジーが復活してトップ通過。

  1. デレク・ジー Israel – Premier Tech 40ポイント
  2. マイケル・ヘップバーン Team Jayco AlUla 18ポイント
  3. サンティアゴ・ブイトラゴ Bahrain Victorious 12ポイント
  4. カルロス・ベローナ Movistar Team 9ポイント
  5. マグナス・コルトニールセン EF Education-EasyPost 6ポイント

 

マグナス・コルトニールセンが少し遅れて通過する。

 

昨日も逃げていたワジム・プロンスキー(Astana Qazaqstan Team)と二コラ・プラドム(AG2R Citroën Team)が下りで追いつく。

 

結局、下りで追いついて11人に戻る。遅れたのは、マッティア・バイスとアレックス・ボーンのみ。

 

ボーナススプリント Cortina d’Ampezzo

デレク・ジーがトップ通過。

  1.  デレク・ジー Israel – Premier Tech 3秒
  2. 二コラ・プラドム AG2R Citroën Team 2秒
  3. マグナス・コルトニールセン EF Education-EasyPost 1秒

 

2級山岳 トレ・クロチ峠 8km・7.3%

AG2R Citroën Teamのラリー・ワーパスがアタック!

 

ラリー・ワーパスには、誰も反応しない。

 

プリモッシュ・ログリッチがバイク交換。

 

これは山岳用に小さいギアにしている。フロントも44Tか。後ろはとても大きなギアだ。18%勾配に備えているのだろう。

 

アシストして集団に復帰。

 

先頭とは6分10秒離れており、逃げ切りは確実となった。

 

ベン・ヒーリーが集団から切れる。よく活躍したジロだった。

 

なんと晴れているのだけど、土砂降りに~。ラリー・ワーパスは36秒引き離したが、後ろから二人きている。

 

きたのは、サンティアゴ・ブイトラゴとマグナス・コルトニールセンだ。

 

ラリー・ワーパスは追いつかれる。

 

デレク・ジーがラリー・ワーパスを抜いていく。

 

先頭は3人に。

 

サンティアゴ・ブイトラゴが先頭を引く。

 

マイケル・ヘップバーンが追いついて4人に。

 

あと1.5kmで頂上。

 

このままいくと、サンティアゴ・ブイトラゴが、もっともクライミング能力が高い。

2級山岳のポイント獲得順位は

  1. デレク・ジー Israel – Premier Tech 18ポイント
  2. サンティアゴ・ブイトラゴ Bahrain Victorious 8ポイント
  3. マイケル・ヘップバーン Team Jayco AlUla 6ポイント 
  4. マグナス・コルトニールセン EF Education-EasyPost 4ポイント
  5. ラリー・ワーパス AG2R Citroën Team 2ポイント
  6. ワジム・プロンスキー Astana Qazaqstan Team 1ポイント

 

残り14.5km。INEOS Grenadiersの引きで集団が絞られるか。

 

ローレンス・デプルスとテイメン・アレンスマンがGの最後の砦だ。

 

Jumbo-Vismaのミヘル・ヘスマンがきれる。

 

どこで総合勢が動きだすか。

 

残り7.5kmに。

 

1級山岳 トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード 7.1km・7.8%

ここでデレク・ジーがアタック!

 

 

今度こそのステージ優勝を目指しての逃げだ。

 

だが、残り6.3kmもある。

 

サンティアゴ・ブイトラゴとマイケル・ヘップバーンが追う。

 

マイケル・ヘップバーンが切れた。

 

サンティアゴ・ブイトラゴの目には、しっかりとデレク・ジーが捕らえられている。

 

ローハン・デニスが切れていった。

 

ローレンス・デプルスが切れた。

 

残るはテイメン・アレンスマンだけだ。

 

さあ、どこで動きだすか。

 

残り3km。デレク・ジーがトップを守っている。

 

デレク・ジーは、本当に疲れ知らずか。

 

恐るべし。ローレンス・デプルスが戻ってきた!

 

残り2.2km。サンティアゴ・ブイトラゴは、サポートカーから指示を受ける。

 

INEOS Grenadiersは、ここにきて完璧だ。

 

今度こそローレンス・デプルスが切れた。

 

サンティアゴ・ブイトラゴは、まだ追いつかない。

 

総合勢は10人に。

 

サンティアゴ・ブイトラゴが背後に迫る。

 

あ~、追いつかれた。

 

 

一気にデレク・ジーは、抜かれてしまう。

 

大声援の中デレク・ジーは上がる。なんとか2位がキープできるか。

 

おっと、ここでアルメイダが先頭に。

 

あっ、ログリッチがきた!

 

ここで、プリモッシュ・ログリッチがアタック!

 

すぐにゲラント・トーマスが張り付く。

 

アルメイダが少し遅れた。

 

ペースでアルメイダは追いつくか。

 

アルメイダが迫る。

 

アルメイダが追いついた。

 

だが、アルメイダは後ろで休むことなく先頭に。ここは目先のログリッチを前で引かすべきでは。

 

後ろから、テイメン・アレンスマン、ダミアーノ・カルーゾも追いついてくる。

 

サンティアゴ・ブイトラゴがゴールに単独で帰ってきた。

 

サンティアゴ・ブイトラゴが逃げ切り勝利だ!

逃げに入り込めた時点で、この勝利は頭の中にイメージしていただろう。しかし、実際に勝つことは難しい。リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでも3位となっており強さは本物だ。昨年のジロに続いて2勝。これでキャリア4勝目だ。

 

デレク・ジーは、なんと4回目の2位。これはある意味記録となるのでは。勝利に最も近いが、遠い場所にある1位だった。

 

プリモッシュ・ログリッチが再び先頭に。

 

あっと、ここでゲラント・トーマスがアタック!

 

まだ、ゴールまで距離があるぞ。

 

これにはアルメイダが切れてしまう。

 

ゲラント・トーマスがログリッチを引き離す。

 

ログリッチは追いつけないのか?

 

いや、ログリッチが追いこんでくる!

 

ログリッチがおいついて右にでる。トーマスは疲れている。

 

ログリッチが、ゲラント・トーマスをかわした!

 

プリモッシュ・ログリッチが最後のスパート。

 

 

最後は、ゲラント・トーマスを3秒引き離してゴール。

 

ゲラント・トーマスは、26秒差で明日の個人タイムトライヤルでプリモッシュ・ログリッチを迎え撃つことになる。

 

アルメイダの後ろには、ぴったりとダミアーノ・カルーゾがついている。

 

アルメイダは、プリモッシュ・ログリッチから23秒遅れてゴールとなった。ゲラント・トーマスとは59秒差と開いた。

総合勢の大きなタイム差はつかなかったが、明日の個人タイムトライヤルで最後の決戦となる。

 

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リザルト

サンティアゴ・ブイトラゴのコメント

正直なところ、個人的にも難しいジロだった。腕を振り上げてゴールを目指したかった。独走して、ここに到着できたことは素晴らしいことだ。これは、私がしてきたすべてのハードワークに対する報酬だ。

素晴らしいジロを過ごしたチームのためにも、多くの仕事をした。毎日、良い結果を得るためにベストを尽くした。今、チームのためにもう1勝できたことは素晴らしいことだ。ハードワークの成果が実を結んだということで、士気が高まる。

ジーが前を走っているのが見えたんだ。彼は一種のターゲットだった。彼を見失わないように、射程距離に収めたかったんだ。残り1キロ半のところで、僕はただすべてを出し切った。とてもタフだった。

 

2位のデレク・ジーのコメント

2位のポイントジャージのために逃げに入りたかったんだ。今日はクラス分けのライダーたちのための日だと思っていた。最後の数キロで何が起こったかわからなかった。

ブイトラゴが逃げたのは知っていたが、彼の加速はあまりにもクレイジーだった。私はフィニッシュまで全開で走った。それがとても痛かった。ここは標高が高く、酸素が少ないんだ。

今回のジロの最高峰であるチマ・コッピでのパフォーマンスについて、ジーはどのように感じている?

このことが身にしみるには、しばらく時間がかかると思う。もう何も考えられない。たぶん、僕は何度も2位になった。でも、このままプロトンにいたら、どうせ勝てない。それなら、2位の方がいい(笑)。

第19ステージリザルト

Rnk Rider Team UCI   Time
1
 BUITRAGO Santiago 
Bahrain – Victorious 180
10″
5:28:07
2
 GEE Derek 
Israel – Premier Tech 130
9″
0:51
3
 CORT Magnus 
EF Education-EasyPost 95
5″
1:46
4
 ROGLIČ Primož
Jumbo-Visma 80   ,,
5
 THOMAS Geraint
INEOS Grenadiers 60   1:49
6
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 45   2:09
7
 CARUSO Damiano
Bahrain – Victorious 40   ,,
8
 ARENSMAN Thymen
INEOS Grenadiers 35   ,,
9
 PINOT Thibaut
Groupama – FDJ 30   2:16
10
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team 25   2:26
11
 PRONSKIY Vadim 
Astana Qazaqstan Team 20   2:45
12
 KUSS Sepp
Jumbo-Visma 15   2:49
13
 DUNBAR Eddie
Team Jayco AlUla 10   3:03
14
 VAN WILDER Ilan
Soudal – Quick Step 5   3:05
15
 OLDANI Stefano 
Alpecin-Deceuninck 2   3:10
16
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM     ,,
17
 HEPBURN Michael 
Team Jayco AlUla     3:13
18
 KÄMNA Lennard
BORA – hansgrohe     3:16
19
 KONRAD Patrick 
BORA – hansgrohe     3:20
20
 DE PLUS Laurens
INEOS Grenadiers     3:27
21
 ZANA Filippo
Team Jayco AlUla     3:32
22
 WARBASSE Larry 
AG2R Citroën Team     3:58
23
 BARGUIL Warren
Team Arkéa Samsic     4:13
24
 PARET-PEINTRE Aurélien
AG2R Citroën Team     4:25
25
 PRODHOMME Nicolas 
AG2R Citroën Team  
2″
5:10
26
 GABBURO Davide 
Green Project-Bardiani CSF-Faizanè     5:24
27
 VERONA Carlos 
Movistar Team     5:31
28
 BOUWMAN Koen
Jumbo-Visma     6:19
29
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates     ,,
30
 BAIS Mattia 
EOLO-Kometa     7:14

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 1
 THOMAS Geraint
INEOS Grenadiers 20
6″
81:55:47
2 2
 ROGLIČ Primož
Jumbo-Visma  
6″
0:26
3 3
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates  
10″
0:59
4 5 ▲1
 CARUSO Damiano
Bahrain – Victorious     4:11
5 4 ▼1
 DUNBAR Eddie
Team Jayco AlUla     4:53
6 7 ▲1
 PINOT Thibaut
Groupama – FDJ  
12″
5:10
7 9 ▲2
 ARENSMAN Thymen
INEOS Grenadiers     5:13
8 6 ▼2
 KÄMNA Lennard
BORA – hansgrohe     5:54
9 8 ▼1
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM  
9″
6:08
10 10
 DE PLUS Laurens
INEOS Grenadiers     7:30
11 12 ▲1
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team  
13″
7:40
12 17 ▲5
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious  
10″
10:03
13 13
 VAN WILDER Ilan
Soudal – Quick Step     10:19
14 15 ▲1
 PARET-PEINTRE Aurélien
AG2R Citroën Team  
10″
12:05
15 16 ▲1
 KUSS Sepp
Jumbo-Visma     12:30
16 11 ▼5
 ARMIRAIL Bruno
Groupama – FDJ     14:54
17 19 ▲2
 BARGUIL Warren
Team Arkéa Samsic  
4″
20:25
18 21 ▲3
 ZANA Filippo
Team Jayco AlUla  
14″
31:06
19 18 ▼1
 HAIG Jack
Bahrain – Victorious  
3″
31:12
20 22 ▲2
 KONRAD Patrick
BORA – hansgrohe     32:03
21 20 ▼1
 FORTUNATO Lorenzo
EOLO-Kometa     34:24
22 26 ▲4
 GEE Derek
Israel – Premier Tech  
30″
37:04
23 23
 SÁNCHEZ Luis León
Astana Qazaqstan Team     40:34
24 27 ▲3
 PRODHOMME Nicolas
AG2R Citroën Team  
2″
42:50
25 28 ▲3
 BOUWMAN Koen
Jumbo-Visma  
1″
45:14
26 24 ▼2
 VELASCO Simone
Astana Qazaqstan Team  
1″
45:28
27 25 ▼2
 HUYS Laurens
Intermarché – Circus – Wanty     46:53
28 29 ▲1
 ULISSI Diego
UAE Team Emirates  
1″
59:29
29 31 ▲2
 SKUJIŅŠ Toms
Trek – Segafredo  
15″
1:04:46
30 32 ▲2
 FORMOLO Davide
UAE Team Emirates     1:05:08

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 MILAN Jonathan
Bahrain – Victorious 215
2 2
 GEE Derek
Israel – Premier Tech 160
3 3
 ACKERMANN Pascal
UAE Team Emirates 95
4 4
 MATTHEWS Michael
Team Jayco AlUla 93
5 5
 SKUJIŅŠ Toms
Trek – Segafredo 79
6 6
 DENZ Nico
BORA – hansgrohe 77
7 7
 CORT Magnus
EF Education-EasyPost 68
8 8
 MAYRHOFER Marius
Team DSM 53
9 9
 ALBANESE Vincenzo
EOLO-Kometa 51
10 10
 CAVENDISH Mark
Astana Qazaqstan Team 51

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 PINOT Thibaut
Groupama – FDJ 228
2 5 ▲3
 GEE Derek
Israel – Premier Tech 200
3 2 ▼1
 HEALY Ben
EF Education-EasyPost 164
4 3 ▼1
 BAIS Davide
EOLO-Kometa 144
5 4 ▼1
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team 118
6 28 ▲22
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious 82
7 13 ▲6
 GABBURO Davide
Green Project-Bardiani CSF-Faizanè 69
8 7 ▼1
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 61
9 6 ▼3
 PARET-PEINTRE Aurélien
AG2R Citroën Team 56
10 8 ▼2
 ZANA Filippo
Team Jayco AlUla 54

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 81:56:46
2 3 ▲1
 ARENSMAN Thymen
INEOS Grenadiers 4:14
3 2 ▼1
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 5:09
4 4
 RUBIO Einer Augusto
Movistar Team 6:41
5 6 ▲1
 BUITRAGO Santiago
Bahrain – Victorious 9:04
6 5 ▼1
 VAN WILDER Ilan
Soudal – Quick Step 9:20
7 7
 ZANA Filippo
Team Jayco AlUla 30:07
8 8
 HUYS Laurens
Intermarché – Circus – Wanty 45:54
9 9
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates 1:06:03
10 12 ▲2
 HESSMANN Michel
Jumbo-Visma 1:16:03
こちらはハイライト動画

 

コメント

  1. ソルト より:

    Gとログリッチの26秒差は普通のステージで詰めるのは難しいが、第20ステージの厳しいタイムトライアルでは0にも等しいような微妙な差ですね。
    不調に見えるとはいえアルメイダも1分以内にいて何が起きるかまだわからないですし。

    個人的には4位のカルーゾまで約1分差のピノの走りに注目したいです。
    ステージ優勝こそできなかったものの、山岳賞と3強に次ぐ総合4位がとれれば大会前では予想もしなかった大成功と言えるでしょうし、
    今大会を盛り上げてくれたピノには報われてほしい…。

    • ちゃん より:

      二人の体重が気になってます。ログリッチは調子をあげているし、このTTでは個々の戦いなので、本当に全てが決まるでしょうね。

      ティボー・ピノは最後のジロなので、爆発して欲しいですね。山岳賞は決定なので、最初の目標の総合順位での活躍も期待ですが、後ろのテイメン・アレンスマンが逆転しそうな感じもしますね。
      しかし、これだけの走りをするのに引退とは悲しすぎます。こうなったら引退撤回条件のフランス選手権を頑張って貰いたい。

  2. 毎日読者K より:

    20st総合勢のバトルたのしみですねー、アルメイダが調子いいとすごくもりあがりそう。いつぞやのタイムトライアルのように大事なところでコースミスなどしないではしいものです。

    デレクジーは前半セーブして山岳ポイント40ptだけを狙ってくるでしょう。ピノは総合タイムをおとすわけにはいかないので、全体タイムと山岳タイムのバランスが難しい走りとなりそうな気がしてます。

    楽しみですが眠いです笑

    • ちゃん より:

      アルメイダは一定ペースであがる登坂には強そうですね。3人の中では体重が最も軽い63kgというのも有利に働くはず。

      山岳賞は決定してませんでしたね。12ポイント差というのは面白い。デレク・ジーは疲れ知らずですけど、はたしてどれくらいのタイムを出してくるのか楽しみにしておきましょう。

      確かに眠い。今日はノルウェーが現地時間午後6時スタートとなってので起きてられないかも。

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