2023 チェコツアー第3ステージ クイーンステージでトップとなったのは?

チェコツアーは2連続の山岳ステージ。この第3ステージがクイーンステージとなっており、総合はここで決まる。

リーダーは、プロ初勝利をあげたBORA-hansgroheのフローリアン・リポウィッツ。果たしてジャージを守ることが出来るのか?

第3ステージ   モラフスカ・トジェボバ～チェルヴェノホルスケサドル　161.5km

コースプロフィール photo czechtour

獲得標高は3,306m。決戦となる1級山岳は2回同じ登りを上がる。間違いなく少人数でのゴールとなりそうだ。

1. スプリントポイント　ヴァーセル
2. スプリントポイント　Loucna nad Desnou
   
3. 1級山岳　ドルーハー ストラナ　9.7km・6.7%
4. 1級山岳　ドルーハー ストラナ　9.7km・6.7%

スタート

czechtour liveスクリーンショット　以下同様

初のリーダージャージを着用したBORA-hansgroheのフローリアン・リポウィッツ。

フルームの人気は、流石だ。

5人の逃げ

czechtour liveスクリーンショット　以下同様

プロはサムエレ・ゾッカラートのみ。

1. サムエレ・ゾッカラート　Green Project-Bardiani CSF-Faizanè
2. Daniel Turek(ATT Investments)
3. Michael Boroš(Elkov – Kasper)
4. Michael Kukrle(Team Felbermayr – Simplon Wels)
5. Tomáš Kalojíros(RRK Group – Pierre Baguette – Benzinol)

スプリントポイント　ヴァーセル

スプリントポイント獲得順位は

1. Michael Boroš(Elkov – Kasper)
2. Tomáš Kalojíros(RRK Group – Pierre Baguette – Benzinol)
3. サムエレ・ゾッカラート　Green Project-Bardiani CSF-Faizanè

残り98.2kmで7分20秒と大量のリード。

集団を引くのは、BORA-hansgroheとEOLO-Kometa。

残り68.2km。クリス・フルームは集団のなかほど。

スプリントポイント　Loucna nad Desnou

スプリントポイント獲得順位は

1. Tomáš Kalojíros(RRK Group – Pierre Baguette – Benzinol)
2. Daniel Turek(ATT Investments)
3. Michael Boroš(Elkov – Kasper)

1級山岳　ドルーハー ストラナ　9.7km・6.7%

1級山岳ポイント獲得順位は

1. Michael Boroš(Elkov – Kasper)
2. サムエレ・ゾッカラート　Green Project-Bardiani CSF-Faizanè
3. Michael Kukrle(Team Felbermayr – Simplon Wels)
4. Daniel Turek(ATT Investments)

先頭は3人となっている。

1. Michael Boroš(Elkov – Kasper)
2. サムエレ・ゾッカラート　Green Project-Bardiani CSF-Faizanè
3. Michael Kukrle(Team Felbermayr – Simplon Wels)

1級山岳　ドルーハー ストラナ　9.7km・6.7%

Jumbo-Vismaが先頭でペースをつくる。

集団からアタックをかけたのはJumbo-Vismaのヨハネス・シュトーネ=ミテット。後方から、Intermarché – Circus – Wantyのレイン・タラマエとリーダーのフローリアン・リポウィッツが追ってくる。

リーダーのフローリアン・リポウィッツは、レイン・タラマエの前で引くしかない。

2回目の1級山岳は、サムエレ・ゾッカラートがトップ通過。

1. サムエレ・ゾッカラート　Green Project-Bardiani CSF-Faizanè
2. ヨハネス・シュトーネ=ミテット　Jumbo-Visma
3. レイン・タラマエ　Intermarché – Circus – Wanty
4. フローリアン・リポウィッツ　BORA-hansgrohe

ヨハネス・シュトーネ=ミテットは、サムエレ・ゾッカラートに追いつく。

サムエレ・ゾッカラートは、しばらくついていたが切れてしまう。

ヨハネス・シュトーネ=ミテットは、単独で逃げるがリーダーのフローリアン・リポウィッツもすぐ後ろだ。

最後は、迫ってくるリーダーのフローリアン・リポウィッツを寄せ付けず、ヨハネス・シュトーネ=ミテットが勝利となった。

ヨハネス・シュトーネ=ミテットは、これがUCI公認レースでの初勝利だ。現在はJumbo-Visma Development Teamで走っており、2024年から昇格することが決まっている。

21歳のノルウェー人だ。

リーダーのフローリアン・リポウィッツはジャージを守ることに成功した。

リザルト

ヨハネス・シュトーネ=ミテットのコメント(チーム公式サイトより)

チームは私のためにレッドカーペットを敷いてくれた。彼らはとても速く走っていたが、あとは自分次第だった。これができることはわかっているが、このような結果になるのは完璧だ。

その後、総合リーダーのフローリアン・リポウィッツとの戦いになった。なぜなら、彼は私の攻撃の後、常に近くにいたからだ。幸運にも私は彼を引き留めることができた。

今は祝うべき時だが、焦点はすぐに最終段階に移らなければならない。

第4ステージリザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞