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2023ツール・ド・ピレネーで車が乱入 レース中止で主催者の性差別発言により炎上

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Photo credit: Steelywwfc on Visualhunt
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フランスで行われていた、ツール・フェミニン・ド・ピレネーが第3ステージで中止となった。CIC-Tour Féminin International des Pyrénées(2.1)

このレース、第1ステージからコース上に車が入ってきていて凄く危険な状態で、批判の出ていたレースだった。

 

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閉鎖なし

コースに反対側から車が走ってきている。

 

一歩間違ったら、大変な事態になっていたのは間違いない。通常公道で行われるレースでは車は入れないはずなのだけど。

だが、このレースでは、歩行者も一般車両もコース上に入ってきている。完全に封鎖されている訳ではなかった。

 

とても危険なために、第2ステージの前から選手は抗議をしている。それがこちらの様子。

 

第2ステージは実質的にオタカムのヒルクライムに縮小された。最初の25kmをニュートラル状態で走行した後、ライダーたちは28km走行して再び停止した。

結局、第3ステージを前にUCIから安全が確保されないために、レースは中止の宣言が出されている。

 

主催者がひどい発言を

では、ツール・ド・ピレネーの主催者は、イベントの運営に関してメディアの熱狂の中心にいたことにどう反応したのだろうか?

レースディレクターのパスカル・ボードロン氏は中止に対して以下のようにコメント。

「何が起こっているのかというと、女子選手たちは自分たちのレベルに合わない要求をしている。

彼らは自分たちがツール・ド・フランスに参加していて、すべての道路が閉鎖されなければならないと想像している。しかし、フランスではそれはできない。

彼らは座っている枝を鋸で切り落としている。もうレースがなくなる日、彼らは泣くだろう、そしてそれが起こるだろう。

正直に言って、甘やかされた子供たちの気まぐれのため​​に、その数か月の努力が台無しになるのを見るのにレースを組織する価値はないと自分に言い聞かせる。」

 

この発言でメディアは炎上。それならば、レースを開催するべきではないとの声も上がっている。車に引かれても問題ないと考えてレースを行っていたとしか思えない発言でもある。

走っているライダーの安全は最大限に優先されるはずなのに、この発言はありえない。

レースの結果は第2ステージまでで決定して終了している。今回が第2回の大会だったけれど、第3回のレースはないかもしれない。

 

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