ロードバイクの情報を発信しています!

2022 ツアー・オブ・ターキー第2ステージ  2日連続のスプリンターステージを制したのは?

海外情報
Photo credit: Mehmet Aktugan on VisualHunt.com
この記事は約15分で読めます。

第1ステージはLotto Soudalのボケットロケットことカレブ・ユアンが体調不良から完全復活。

見事に復帰をスプリント勝利で飾った。

第2ステージもスプリントで決着がつきそうなコース。またも、スプリンター対決となりそうだ。ツールを占う上でも、Alpecin-Fenixのジャスパー・フィリップセンはカレブ・ユアンに肉薄しておきたい所だ。

 

スポンサーリンク

第2ステージ     セルチュク~アラサトゥ 156.4km

第2ステージ photo tourofturkiye

 

第2ステージは、イズミル県のトルコの都市セルチュクで始まる。初日よりもはるかに短く158km。

フィニッシュから約40kmで、3級山岳がある。昨日と同じように大量のスプリントとなるのは間違いない。

Lotto Soudalのトレインに勝るチームは現れるかな。

 

  1. スプリントポイント Point Sprint
  2. ボーナススプリント Treasures of Turkey Sprint
  3. 3級山岳 Climbing Prime    3.8km・5.2%

 

スタート前

TIZ-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

リーダージャージを着用したカレブ・ユアン。やはり主役となるか?

 

スタート。

 

カメラはやはり、Team Arkéa Samsicのナイロ・キンタナを追う。

 

今日も晴れているので走るには良さそう。

 

オフィシャルスタートからアタックがかかる。

 

8人の逃げ

スタートから10kmで8人の逃げが完成。3つのプロチームに後はコンチネルチームの構成。

  1. ジョン・バレンテクスア Caja Rural – Seguros RGA
  2. ペイオ・ゴイコカエチュア Euskaltel – Euskadi
  3. アンヘル・フエンテス Burgos-BH
  4. LINO Julian (Bike Aid)
  5. GRANIGAN Noah (Wildlife Generation Pro Cycling)
  6. RAILEANU Cristian (Sakarya BB Pro Team)
  7. PREVAR Oleksandr (Spor Toto Cycling Team)
  8. SESSLER Nícolas (Global 6 Cycling)

 

集団は、Lotto Soudalのトーマス・デヘントが引いている。タイム差は、残り71.5kmで1分48秒とタイト。

 

ボーナススプリント Treasures of Turkey Sprint

先頭集団は、スプリントポイントを通過。

  1. GRANIGAN Noah (Wildlife Generation Pro Cycling) 5ポイント
  2. PREVAR Oleksandr (Spor Toto Cycling Team) 3ポイント
  3. RAILEANU Cristian (Sakarya BB Pro Team) 1ポイント

 

 

先頭は綺麗な海岸線沿いを進む。タイム差は1分を切ってきた。

 

Team Arkéa Samsicのケヴィン・ルダノワは足から血を流しながら走っている。どこかで落車したようだ。

 

トーマス・デヘントは、しゃべりながら走っている。道路幅が広いので横一線で進んでいる。

 

集団で落車。全員そのまま走りだした。

 

少しずつ、タイム差は縮まる。山岳で捕まえられるかな。

 

集団はLotto Soudalがカレブ・ユアンを守って進む。

 

集団中ほどでBORA – hansgroheのマシュー・ウォールズが落車。

 

3級山岳 Climbing Prime    3.8km・5.2%

44秒差で3級山岳を登り始める。頂上までいけるかな。

 

先頭は3級山岳頂上を通過。

  1. GRANIGAN Noah (Wildlife Generation Pro Cycling) 5ポイント
  2. ジョン・バレンテクスア Caja Rural – Seguros RGA 3ポイント
  3. RAILEANU Cristian (Sakarya BB Pro Team) 1ポイント

 

なんと、ナイロ・キンタナが道路下に落ちてしまう。

 

Team Arkéa Samsicは、全員がナイロ・キンタナを引く。

 

ナイロ・キンタナは集団に無事に追いつく。打撲はあるだろうけど、多分大丈夫では。

 

集団が見えてきた。

 

捕まる前に、Euskaltel – Euskadiのペイオ・ゴイコカエチュアが逃げだす。

 

集団は見えているので、後はどこまで逃げれるかだ。

 

下っているので良いペースで逃げている。ゴールまでは32km。ただ、37秒ではねえ~

 

集団はスプリントに向かってまっしぐらだ。

 

サポートカーが抜いていき始めたので、そろそろ捕まる合図だ。ただ、タイム差は29秒ほどある。集団は、次の逃げが出来ないようにタイム調整するだろう。

 

残り27.4kmでペイオ・ゴイコカエチュアは捕まる。これで、逃げは消滅。あとは、ゴールまで逃げだすライダーを捕まる作業が待っている。

 

Lotto Soudalも逃げを警戒。

 

集団前方で落車。

 

Alpecin-Fenixのヤコブ・マレツコだ。ジャスパー・フィリップセンのスプリントトレインの一角が崩れる。

 

ここからは単発の逃げがでる。BUTS Vitaliy (Sakarya BB Pro Team)。

 

カウンターで逃げたライダーも捕まる。MÜNSTERMANN Per (Saris Rouvy Sauerland Team) 。

 

Team DSMが集団を引く。

 

Team BikeExchange – Jaycoが二人飛び出すがLotto Soudalが捕まえる。もう、ゴールまで近いので逃げれることはないだろう。

 

残り5.8kmでまたTeam DSMが先頭に。

 

道路幅が広いので、各チームがトレインを組む。こうなると最後は力勝負か。

 

EOLO-Kometaのミルコ・マエストリは、落車して肩が破れているのに先頭を引く。彼の落車については別記事で。

 

またも、ナイロ・キンタナが落車。

 

問題は3km以内かどうかだ。もう、集団に追いつくのは難しい。

 

残り2kmでTeam BikeExchange – Jaycoが先頭に。

 

残り1.3kmでTeam BikeExchange – Jaycoが先頭。

 

先頭でTeam BikeExchange – Jaycoがカーブを曲がってゴールへ。

 

ここでLotto Soudalのトレインが上がってくる。これは昨日の再現VTRか?

 

さあ、Lotto Soudalの完璧なトレインだ。

 

最後に、ジャスパー・デブイストがカレブ・ユアンを引く。

 

 

さあ、カレブ・ユアン発射だ!

 

カレブ・ユアンが、ジャスパー・デブイストを中々抜けない。

 

あ~、カレブ・ユアンが伸びない。もう足を止めてしまった。少しゴールが遠かったか。

 

左から、ジャスパー・フィリップセンとカーデン・グローブスが伸びる!

後ろには、サム・ベネット。

 

二人はハンドルを投げた~!

 

このステージを制したのは、カーデン・グローブスだ!

カーデン・グローブスはボルタ・ア・カタルーニャ第2ステージの勝利に続いて今シーズン2勝目の勝利となった。

カーデン・グローブスは、見事にチームの期待に応えた。しかも、ツールで活躍するジャスパー・フィリップセン、サム・ベネット、カレブ・ユアンを破っての勝利は自信に繋がるだろう。

ボーナスタイム10秒も獲得して、明日はリーダージャージで走ることになる。

 

こちらはハイラトト動画

スポンサーリンク

リザルト

第2ステージ リザルト

カーデン・グローブスのコメント

これは素晴らしいことだ。チームに十分に感謝する。彼らは今日本当に素晴らしい仕事をしてくれた。

私たちは明確な計画を立て、誰もが自分の役割を知っていた。私たちのリードアウトは本によるものだった。スプリントでカレブのようなライダーを倒すのはいつでもいいことだ。

スタート前に、それが可能かどうかはわからなかったが、ブロトンをエシェロンに引き込もうとした。

強風だったが、残念ながら正しい風向きではなかった。決勝では追い風に対処しなければならなかった。ラスト10kmで超高速の決勝戦になったが勝利を得て嬉しい。

 

Rnk Rider Team UCI Pnt   Time
1
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco 20 30
10″
4:02:11
2
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 10 18
6″
,,
3
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 5 12
4″
,,
4
 BOL Cees
Team DSM   7   ,,
5
 EWAN Caleb
Lotto Soudal   4   ,,
6
 DE BUYST Jasper
Lotto Soudal   3   ,,
7
 VAN POPPEL Danny
BORA – hansgrohe   2   ,,
8
 FERNANDEZ Miguel Angel
Global 6 Cycling   1   ,,
9
 ZABEL Rick
Israel – Premier Tech       ,,
10
 LONARDI Giovanni
EOLO-Kometa       ,,
11
 BEVIN Patrick
Israel – Premier Tech       ,,
12
 PERON Andrea
Team Novo Nordisk       ,,
13
 MCGILL Scott
Wildlife Generation Pro Cycling       ,,
14
 DE KLEIJN Arvid
Human Powered Health       ,,
15
 STEWART Campbell
Team BikeExchange – Jayco       ,,
16
 TAGLIANI Filippo
Drone Hopper – Androni Giocattoli       ,,
17
 BOUVIER Léo
Bike Aid       ,,
18
 RÄIM Mihkel
Burgos-BH       ,,
19
 COLNAGHI Luca
Bardiani-CSF-Faizanè       ,,
20
 BOUGLAS Georgios
Spor Toto Cycling Team       ,,

なお、第1ステージを17位でゴールしたTeam Arkéa Samsicのナセル・ブアニは落車の影響でリタイヤ。こちらは別記事で。

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI   Time
1 3 ▲2
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco 5
10″
8:40:12
2 2
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix  
6″
0:02
3 1 ▼2
 EWAN Caleb
Lotto Soudal     0:04
4 6 ▲2
 BOL Cees
Team DSM     0:14
5 4 ▼1
 VAN POPPEL Danny
BORA – hansgrohe     ,,
6 5 ▼1
 ZABEL Rick
Israel – Premier Tech     ,,
7 8 ▲1
 FERNANDEZ Miguel Angel
Global 6 Cycling     ,,
8 11 ▲3
 MCGILL Scott
Wildlife Generation Pro Cycling     ,,
9 9
 TAGLIANI Filippo
Drone Hopper – Androni Giocattoli     ,,
10 24 ▲14
 BEVIN Patrick
Israel – Premier Tech     ,,
11 31 ▲20
 DE BUYST Jasper
Lotto Soudal     ,,
12 20 ▲8
 BOUGLAS Georgios
Spor Toto Cycling Team     ,,
13 26 ▲13
 STEWART Campbell
Team BikeExchange – Jayco     ,,
14 33 ▲19
 PERON Andrea
Team Novo Nordisk     ,,
15 30 ▲15
 BOUVIER Léo
Bike Aid     ,,
16 7 ▼9
 MAESTRI Mirco
EOLO-Kometa     ,,
17 29 ▲12
 TAMINIAUX Lionel
Alpecin-Fenix     ,,
18 23 ▲5
 MANNION Gavin
Human Powered Health     ,,
19 13 ▼6
 SEVILLA Diego Pablo
EOLO-Kometa     ,,
20 15 ▼5
 PRADES Eduard
Caja Rural – Seguros RGA     ,,

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 3 ▲2
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco 28
2 2
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 28
3 1 ▼2
 EWAN Caleb
Lotto Soudal 26
4 6 ▲2
 BOL Cees
Team DSM 22
5 4 ▼1
 VAN POPPEL Danny
BORA – hansgrohe 21
6 5 ▼1
 ZABEL Rick
Israel – Premier Tech 18
7 8 ▲1
 FERNANDEZ Miguel Angel
Global 6 Cycling 16
8  
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 13
9  
 DE BUYST Jasper
Lotto Soudal 10
10 7 ▼3
 MAESTRI Mirco
EOLO-Kometa 9

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 4 ▲3
 GRANIGAN Noah
Wildlife Generation Pro Cycling 6
2 1 ▼1
 EDET Nicolas
Team Arkéa Samsic 5
3 2 ▼1
 BUTS Vitaliy
Sakarya BB Pro Team 5
4 3 ▼1
 IRIZAR Julen
Euskaltel – Euskadi 3
5 5
 GARCÍA PIERNA Carlos
Equipo Kern Pharma 2
6  
 BARRENETXEA Jon
Caja Rural – Seguros RGA 2
7 6 ▼1
 DOĞAN Halil İbrahim
Bike Aid 2
8 7 ▼1
 BEVIN Patrick
Israel – Premier Tech 1
9  
 RAILEANU Cristian
Sakarya BB Pro Team 1
10 8 ▼2
 CLARKE Jonathan
Wildlife Generation Pro Cycling 1

コメント

タイトルとURLをコピーしました