UAE Team Emiratesのディエゴ・ウリッシがAstana Qazaqstan Teamに移籍だ。
35歳となった今シーズンも3勝をあげており、衰える気配は全くない。
2010にプロとなってから、毎年勝利を挙げているのは凄いことだ。Astana Qazaqstan TeamのGMアレクサンドル・ヴィノクロフも、勝利が得られるライダーが必要だと公式サイトで語っている。
2026年末までの2年契約
🇮🇹 NEW RIDER: @DiegoUlissi
Diego Ulissi signs with Astana Qazaqstan Team:
📰👉 https://t.co/dQoGhzHJxk#AstanaQazaqstanTeam
📷 @SprintCycling pic.twitter.com/nDG30gSr7F
— Astana Qazaqstan Team (@AstanaQazTeam) August 29, 2024
2010年にLampre – Farnese Viniでプロデビューしたディエゴ・ウリッシ。
2016年の16歳で出場したTre Ciclistica Internazionale Bresciana (2.1)では総合優勝。続くTrofeo San Rocco (1.1)のワンデイレースでも優勝。
プロになってからの初勝利は、プロデビュー年のGP Industria & Commercio di Prato (1.1)。
21歳で初出場した2021 ジロ・デ・イタリア第17ステージでグランドツアー初勝利。ジロでは通算8勝をあげる活躍をしている。
2019年シーズンも素晴らしい。スロベニアツアーで優勝し、東京テストイベント優勝。GP deMontréalで2位、ラ・フレッシュワロンヌとツール・ド・ボローニャで3位となっている。
COVID-19の大流行によりシーズンが中断される前に、2020 ツアー・ダウンアンダーで総合2位、2020 UAEツアーは、タデイ・ポガチャルをアシストして総合9位。
この2020年シーズンは、5勝をあげてUCI個人成績では8位という素晴らしい成績を上げていた。しかし、年末に心臓の不整脈で心筋炎が発覚。
それでも2021年4月復活。シーズン4勝をあげる。2022年には2勝。2023年は1勝。そして、今シーズンには、コッピ・エ・バルタリ第2ステージで勝利。総合3位に。
2024 ツアー・オブ・オーストリア第3ステージの登りゴールで勝利し、総合優勝も勝ち取る。
その後も、チェコツアー総合2位、ツール・ド・ポローニュ総合2位にポイント賞獲得。キャリア通算48勝。
短いステージレースでは、UAE Team Emiratesでもエースとして走っており、Astana Qazaqstan Teamでも勝利を狙う姿は変わらないだろう。
ディエゴ・ウリッシのコメント
アスタナは素晴らしい歴史を持つチームだ。このチームに加わることができて光栄だ。
もちろん、Astana Qazaqstan Teamでの新しいシーズンでも、勝利と上位争いを続けたい。チームとともに大きなことを成し遂げられると信じている。
多くのライダーやスタッフとは顔なじみなので、スムーズに移行できると期待している。あとは100％の仕事を続け、新たな目標を設定し、成功に向けて努力するだけだ。
コメント