2024 ツアー・オブ・オーストリア第3ステージ　登りスプリントで足を見せたのは?

ツアー・オブ・オーストリアは第3ステージから、3連続の山岳ステージに入る。

総合勢の争いは、ここから始まる。

 

第3ステージ  シュラトミング～ザンクト ヨハン アルペンドルフ　153.1km

 

ウインターリゾートのシュラトミングからスタート。ゴールのザンクト ヨハン アルペンドルフにもスキー場がある。

 INEOS Grenadiersは逃げをコントールしつつ、最後の短い登りゴールでもブランドン・リベラのジャージを守らないといけない。

 

1. 2級山岳　Ramsau am Dachstein (8.4 km・5.5%)
2. スプリントポイント　Altenmarkt
3. 3級山岳　Buchberg (2.1 km・8.7%)
4. スプリントポイント　Bischofshofen
5. 1級山岳　ディエントナー・サッテル (16 km・5.1%)
6. スプリントポイント　Schwarzach

 

スタート

今日も快晴。

 

ニュートラルスタート。

 

7人の逃げ

7人が逃げに。

1. イェル・ヨハニンク　TDT – Unibet Cycling Team
2. サミュエル・ゾッカラート　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè
3. エドワルド・ラヴァージ　Hrinkow Advarics
4. マルコ・ブレンナー　Team Lotto Kern-Haus PSD Bank
5. Philipp Hofbauer(WSA KTM Graz)
6. Michal Schuran(ATT Investments )
7. Tomáš Přidal(Elkov – Kasper)

 

少しばらける場面も。

 

2級山岳　Ramsau am Dachstein (8.4 km・5.5%)

ポイント獲得順位は

1. Michal Schuran(ATT Investments )　8ポイント
2. Philipp Hofbauer(WSA KTM Graz)　6ポイント
3. サミュエル・ゾッカラート　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè　4ポイント

 

3級山岳　Buchberg (2.1 km・8.7%)

残り81km。反対車線の車は止まっている。

 

TDT – Unibet Cycling Teamのサポートカーは本当に派手。

 

集団はTeam Jayco AlUlaのルーク・プラップが引いている。

 

1級山岳　ディエントナー・サッテル (16 km・5.1%)

TDT – Unibet Cycling Teamのイェル・ヨハニンクが遅れだす。

 

先頭は3人に。

 

先頭は二人に。エドワルド・ラヴァージは、元UAE Team Emiratesで走っていたワールドツアーライダー。

1. サミュエル・ゾッカラート　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè
2. エドワルド・ラヴァージ　Hrinkow Advarics

 

集団はUAE Team Emiratesが引く。タイム差は3分46秒。

 

先頭からサミュエル・ゾッカラートが切れた。

 

エドワルド・ラヴァージ単独に。

 

集団先頭はUAE Team Emiratesのシェード・バックス。

 

逃げていたマルコ・ブレンナーが捕まる。元DSMの開発チームで走っていた。

 

サミュエル・ゾッカラートが追いついた。

 

3級山岳を通過。

1. エドワルド・ラヴァージ　Hrinkow Advarics　12ポイント
2. サミュエル・ゾッカラート　VF Group – Bardiani CSF – Faizanè　8ポイント
3. Philipp Hofbauer(WSA KTM Graz)　6ポイント
4. Michal Schuran(ATT Investments )　4ポイント
5. イェル・ヨハニンク　TDT – Unibet Cycling Team　2ポイント

 

残り29kmで3分のタイム差。これは逃げ切り出来るのでは。

 

残り23kmで2分58秒と変わっていない。サミュエル・ゾッカラートは56秒遅れなので、バーチャルリーダーだ。

 

残り18km。2分48秒差。

 

残り15kmで2分40秒。集団の先頭が映らないけれども、 INEOS Grenadiersは何をしているのだろうか。

 

サミュエル・ゾッカラートがアタック。

 

これは追いつきそう。

 

追いついた。こうなると協調体制は取れない。サミュエル・ゾッカラートは、ステージは譲って総合を狙うべきだ。

 

残り13km。集団は INEOS Grenadiersが引いている。

 

残り10kmで1分23秒に一気に縮まっている。タイム差表示があってないのかな。

 

 INEOS Grenadiersが猛追。1分16秒差に。

 

残り6km。48秒差。ギリギリで捕まえるか。

 

40秒差に。

 

残り4kmで27秒差。

 

残り3km。

 

残り2kmで集団が迫る。

 

先頭の二人は抜かれた。

 

 INEOS Grenadiersが先頭を引く。

 

 INEOS Grenadiersのアンドリュー・オーガストが引く。

 

ずっとアンドリュー・オーガストが引き続けている。

 

残り1kmのゲートをくぐった。

 

ここでTeam Jayco AlUlaのウェライ・ハゴス・ベルヘがアタック!

 

ウェライ・ハゴス・ベルヘは凄いスピードで駆け上がる。

 

これは行ったか。

 

ウェライ・ハゴス・ベルヘの後ろに誰も見えない。

 

後ろから、UAE Team Emiratesのディエゴ・ウリッシが猛追だ。

 

カメラが切り替わると、もうディエゴ・ウリッシが先頭に。

 

ディエゴ・ウリッシがもがきまくる。後ろは、 INEOS Grenadiersのマグナス・シェフィールド。

 

これは追いつかない。

 

ディエゴ・ウリッシが見事な追い込みで今シーズンの2勝目だ。ボーナスタイム10秒も獲得して総合でもトップにたった。

 

2位には INEOS Grenadiersのマグナス・シェフィールド。3位UAE Team Emiratesのフェリックス・グロスチャートナーがはいった。

 

UAE Team Emiratesがここでも強いのか。

 

リザルト

ディエゴ・ウリッシのコメント

今日は特に最後の山で、チームが素晴らしい仕事をしてくれた。このような到着は僕に合っているし、最後まで走りきることができた。最後の2日間はとてもタフになる。GCライダーのフェリックスのために全力を尽くす。

 

3位　UAE Team Emiratesのフェリックス・グロスチャートナー

今日も脚はとても良かった。ディエントナー・サッテルでは本当に強かったけど、アタックするにはフィニッシュまでまだ遠かった。

今後のステージで、総合を狙っていきますか?

もちろんリードしていた方が良かったけど、3秒差は悪くない。サイクリングはチームスポーツだし、僕のUAEチームは素晴らしい位置にいる。日曜日まで、まだいくつかのカードを使うことができる。

 

第4ステージ　リザルト

総合

ポイント賞

山岳賞

新人賞