昨夜のジロ・デ・イタリアは、後半悪天候が予想されていたのでスタートの出走順序が違ってました。
私は、この時間変更のおかげで最初の30人くらいまでは見れました。
最後に有力メンバーが出てくるスタート順だったら、起きれてなかったです(^-^;
日本の西村大輝(日本、NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)のスタートまで見ていたかったんですけどねえ~。
結局西村選手はなんとトップから30%以上の遅れを出したということでDNF扱い。なななんと~。初日8キロでレースを去ることになってしまいました~。
私の場合には、無料ストリーミングで見ているので生で見るか再放送で見るしかないんですけどね。
昨晩もトム・デュムランの出走ギリギリでつながりました(^^♪
印象に残った走り
Woop woop! We’re back with another #InsideOut series at the #Giro🇮🇹🙌🏼
First up, behind the scenes at today’s opening TT in Bologna! 👀#KeepChallenging pic.twitter.com/BFwLkeh5Tm
— Team Sunweb (@TeamSunweb) 2019年5月11日
最初にスタートした、トム・デュムランは目標タイムとされるので厳しかったと思います。
ただ、登りの走りを見ていると、速いんだか遅いんだか(^-^; よくわからない。
やっぱり、最終的にトップタイムは厳しかったようです。
A very good start for @SupermanlopezN, Astana Pro Team and our new TT bike E-118 Pro by @Argon18bike! 👏💪
📰Read our stage 1 story: https://t.co/hogG2a2c8c#Giro#AstanaProTeam
📷@GettySport pic.twitter.com/QpFOf6l7JC
— Astana Pro Team (@AstanaTeam) 2019年5月11日
びっくりしたのが、5番目に出走したミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)がトム・デュムランの記録を1秒更新したこと。
エッと思ってしまいました。しばらくはトム・デュムランがホットシートに座っているものと思ってましたから。
ミゲルアンヘル・ロペスのニックネームはスーバーマン
スーパーマンのニックネームの由来は
16歳の頃、治安が不安定な地元コロンビアでトレーニング中、自転車強盗に遭遇したそう。なんと、ロペスは足にナイフを刺されてしまった。それでも自転車を守り抜いたことから、「スーパーマン」と呼ばれるようになったそうだ。
コロンビアは治安が悪いので早朝にサイクリングするとコロンビアガールは言っていた。風もないし、湿気もないし高地だからトレーニングには最適らしい。
だから、コロンビアから沢山強い選手が出るんでしょうね。
22歳の2016年シーズンでは
- ツール・ド・サンルイス ステージ1勝&総合4位&新人賞
- ツール・ド・ランカウイ ステージ1勝&総合3位
- ツール・ド・スイス 総合優勝
2017年はケガに泣いた年
- ミラノ〜トリノ 優勝
- ツアー・オブ・オーストリア ステージ1勝&総合3位
- ブエルタ・ア・ブルゴス ステージ1勝&総合4位
- ブエルタ・ア・エスパーニャ総合8位
2018年
- ジロ・デ・イタリア総合3位
- ブエルタ・ア・エスパーニャ総合3位
登りが強いのはわかってましたが、まさかタイムトライヤルでトム・デュムランより速い成績を出すとは~。同タイムになってますけど。
最後の登り2キロが効きましたね。アスタナの若きエースとして十分な働きが出来そうです。
チームイネオスのトップタイムは
#VelonLive data for @taogeoghegan on main 1.6km climb in Stage 1 @giroditalia ITT:
Time: 5’34”
Avg Speed: 17.3km/h
Avg Power: 470W
Max Power: 610W
Comparison: teammate Pavel Sivakov on same climb:
Time: 5’59”
Avg Speed: 16.1km/h
Avg Power: 440W pic.twitter.com/UyZzodT6mn— Velon CC (@VelonCC) 2019年5月11日
私が一番注目していた、チームイネオスのトップタイム。
エガン・ベルナルが鎖骨骨折でエース不在となった中。誰が若手のエースとなるのか注目でした。
22番目にスタートしたテイオ・ゲイガンハートが登りでもダンシングで加速。中々良いタイムが出るなあ~と思っていたら7位と好走。
つぎのエース候補のパヴェル・シヴァコフはトップから1分1秒遅れの28位でゴール。これでチームイネオスのエースはテイオ・ゲイガンハートとなりそうです。
「最後の500メートルまではとても調子が良かった。2番目に急な部分でペースを上げ過ぎたんだ。そして突然悪魔がやって来て大きなハンマーで私を襲った!少し頑張り過ぎてしまったかな。最後はかなりきつかったね。
平均470Wで登っていたら、そりゃあ大変でしょう。
そんな数値が出せるのが凄いです。
イネオスは、総合は厳しいとしてもステージ優勝は狙っていきたい所かと思います。
🇮🇹 #Giro
🎥 Experience the adrenalinic start of the time trial ⏱️ of @vincenzonibali with fans cheering for him 🙌🏻#RideAsOne #BAHRAINMERIDA🇧🇭 pic.twitter.com/oqRj70UcMF
— Team Bahrain Merida (@Bahrain_Merida) 2019年5月11日
ヴィンチェンツォ・ニバリもタイムトライヤル頑張りましたね。驚きの第3位です。
チームの世界タイムトラヤルチャンピオンのローハン・デニスと風洞実験をしてタイムトラヤルの向上に努めただけのことはあります。
トム・デュムランよりもタイムが上回るとは思っていませんでした。
これで、タイムの上では30秒以内に総合上位陣がひしめき合っている展開になります。スプリンターステージでは大きく順位の変動はないかもしれないですが楽しみです。
1位 | プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ) | 0:12:54 |
2位 | サイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット) | 0:00:19 |
3位 | ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、バーレーン・メリダ) | 0:00:23 |
4位 | ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ) | 0:00:28 |
5位 | トム・デュムラン(オランダ、サンウェブ) | |
6位 | ラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ) | 0:00:33 |
7位 | テイオ・ゲイガンハート(イギリス、チームイネオス) | 0:00:35 |
8位 | ローレンス・デプルス(ベルギー、ユンボ・ヴィズマ) | |
9位 | バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード) | 0:00:39 |
10位 | ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、バーレーン・メリダ) | 0:00:40 |
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