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2022チャレンジ・マヨルカ Trofeo Serra de Tramuntana アレハンドロ・バルベルデが押し込まれる!

海外情報
Photo credit: Alexander Komlik on VisualHunt
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チャレンジ・マヨルカの3日目は、トロフェオ・セラ・デ・トラムンタナ。獲得標高は3,009mの山岳コース。

地元モビスターは、3人のエースを揃えてきた。まだ勝利がないのでなんとしても勝ちたい所だろう。

 

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ロゼッタ~ロゼッタ 158.9km

コースプロフィール photo vueltamallorca

 

山岳コースといいながらも、ゴールは頂上ゴールではない。1級山岳頂上からゴールまで33kmある。昨日と同様にスプリントに持ち込めるだろうか?

さすがに、1級山岳はスプリンターが越えるのは難しいと思うけど。

 

  1. スプリントポイント Pollenca
  2. 2級山岳 Coll de Femenies 11.9km・4.0%
  3. スプリントポイント Llosenta
  4. 2級山岳 Coll de Orient 5.3km・5.0%
  5. 2級山岳 ColldeSóller 5.1km・4.9%
  6. スプリントポイント  Soller
  7. 1級山岳 プイグマホール  14.6km・6.0%
  8. スプリントポイント Selva

 

注目ライダーは

  •  Movistar Team アレハンドロ・バルベルデ、エンリク・マス、イバン・ソーサ
  •  UAE Team Emirates ブランドン・マクナリティ
  •  BORA – hansgrohe エマヌエル・ブッフマン
  • Team BikeExchange – Jayco マイケル・マシューズ
  • Lotto Soudal ティム・ウェレンス
  • Cofidis ヘスス・エラダ
  • Israel – Premier Tech サイモン・クラーク

なんといっても、新たなトライデントとなるモビスターのエース3人が揃っていること。アレハンドロ・バルベルデは既に初戦で調子の良いところを見せてくれている。

モビスターは、誰がエースで望むのかな。

日本の石原悠希と小山智也も初戦に続いて出場している。

 

6人の逃げ

YouTube動画より 以下同様

快晴の中スタート。

 

リアルスタートから猛烈なスピード。

 

トレックのジャコポ・モスカのアタックに二人がジョイン。

 

さらに、人数が増えて6人の逃げが完成。ワールドチームのジャコポ・モスカがメインで登りを引く展開。

  1. 122 ジャコポ・モスカ(Trek – Segafredo)
  2. 135 MURGUIALDAY Jokin(Caja Rural – Seguros RGA)
  3. 144 IRIZAR Julen(Euskaltel – Euskadi)
  4. 162 GARCÍA PIERNA Raúl(Equipo Kern Pharma)
  5. 206 ケヴィン・ヴォーケリン(Team Arkéa Samsic)
  6. 225 DE PESTEL Sander(Sport Vlaanderen – Baloise)

 

集団は容認ペース。

 

やはり、ワールドチームのメンバーが入った逃げは強力だ。

ジャコポ・モスカは、2020ジロ・デ・イタリア第19ステージでは3位となっている。キャリアでは3勝。2017ツアー・オブ・ハイナンではステージ優勝に総合優勝もしている。

 

集団はモビスターとBORAが引く。

 

2級山岳 Coll de Femenies 11.9km・4.0%

山岳ポイントはジャコポ・モスカがトップ通過。タイム差は最大で3分38秒まで開いた。

 

スプリントポイント Llosenta

争うことなく、ジャコポ・モスカが先頭で通過していく。

 

2級山岳 Coll de Orient 5.3km・5.0%

ここもジャコポ・モスカが先頭通過。

 

2級山岳 ColldeSóller 5.1km・4.9%

ここはアタックをかけたケヴィン・ヴォーケリン(Team Arkéa Samsic)がトップ通過。20歳の若者で2020年2021年と研修生だったが、2022年から2年契約でチームに入っている。

 

ポイントの欲しいジャコポ・モスカが2位通過。

 

1級山岳 プイグマホール  14.6km・6.0%

先頭集団は割れて2人が先行。

  1. 162 GARCÍA PIERNA Raúl(Equipo Kern Pharma)
  2. 206 ケヴィン・ヴォーケリン(Team Arkéa Samsic)

 

集団はモビスターが全開で引いて先頭を追いこんでいく。

 

アレハンドロ・バルベルデが集団の2番手に上がって前を伺う。

 

集団から先頭に2人が追いつく。アルケア・サムシックのエリー・ジェスベールが主導する。

 

残り40kmで先頭に、アレハンドロ・バルベルデ、ティム・ウェレンスも追いつく。

 

先頭に主要メンバーが集まった。

  1. アレハンドロ・バルベルデ(Movistar Team)
  2. エンリク・マス(Movistar Team)
  3. ブランドン・マクナリティ(UAE Team Emirates)
  4. エマヌエル・ブッフマン(BORA – hansgrohe)
  5. ベン・ツボィホフ(BORA – hansgrohe)
  6. サイモン・クラーク(Israel – Premier Tech)
  7. ティム・ウェレンス(Lotto Soudal)
  8. エリー・ジェスベール(Team Arkéa Samsic)
  9. ケヴィン・ヴォーケリン(Team Arkéa Samsic)
  10. コービー・ホーセンス(Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)

 

先頭集団からエンリク・マスがアタック!

 

これにエリー・ジェスベール(Team Arkéa Samsic)がブリッジをかける。

 

二人で頂上を目指すが結局捕まってしまう。

 

サイモン・クラークとアレハンドロ・バルベルデが抜け出しをはかるが。

 

結局抜け出すことなく少しばらけて、先頭集団は頂上を越えていく。

 

先頭は下りで一塊となる。

 

スプリントポイント Selva

牽制ぎみにスプリントポイントを通過。

 

誰も抜け出せないのでスプリントに向かいそうだ。

 

ゴールに向かって登っていく。

 

先頭はティム・ウェレンス。モビスターはエンリク・マスとアレハンドロ・バルベルデがいるがスプリントならばバルベルデだ。

 

ティム・ウェレンスをアレハンドロ・バルベルデがまくりに入る!

3番手はサイモン・クラーク。4番手にブランドン・マクナリティ。

 

ゴールは二人の勝負だ。

 

勝ったのはティム・ウェレンスだ~!

何故か、アレハンドロ・バルベルデも両手を上げている。ティム・ウェレンスは2021年シーズン初戦のエトワール・ド・ベセージュで総合優勝してから勝利がなかった。

謎の不調に悩まされていたのだ。

今日の走りを見る限り、完全に不調から脱したと言っても良いだろう。ロットもこれでチームの初勝利だ。クラシックリーダーのティム・ウェレンスで勝てた意味は大きい。

 

実は、スプリントで内側にいたアレハンドロ・バルベルデはフェンス際に追いこまれて足を止めている。これがなければ勝っていたかもしれない。

ゴール後にアレハンドロ・バルベルデはティム・ウェレンスから謝罪を受けている。ゴールのアレハンドロ・バルベルデのジェスチャーは抗議の意味だったようだ。

 

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リザルト

移籍先をみつけたサイモン・クラークは見事な走りで3位に入っている。

Rnk Rider Team UCI Time
1
 WELLENS Tim
Lotto Soudal 125 4:12:32
2
 VALVERDE Alejandro
Movistar Team 85 ,,
3
 CLARKE Simon
Israel – Premier Tech 70 ,,
4
 MCNULTY Brandon
UAE Team Emirates 60 ,,
5
 GOOSSENS Kobe
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 50 ,,
6
 BUCHMANN Emanuel
BORA – hansgrohe 40 ,,
7
 MAS Enric
Movistar Team 35 0:14
8
 BARGUIL Warren
Team Arkéa Samsic 30 ,,
9
 ZWIEHOFF Ben
BORA – hansgrohe 25 0:19
10
 GALL Felix
AG2R Citroën Team 20 1:52

日本の石原悠希と小山智也はDNF。

 

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