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2022シクロクロスベルギー選手権 ワウト・ファンアールトの走りは如何に?

海外情報
Photo credit: hans905 on Visualhunt
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1月10日は、各国のシクロクロス選手権が行われ、イタリア、スペイン、英国、オランダ、アイルランド、フランス、ベルギーがストリーミングで放送されていた。

英国はトム・ピドコックが出場しないし、オランダではマチュー・ファンデルプールが欠場。

走っている選手がわかるのは、ベルギーの男子エリートだけなので、こちらを観戦することに。ちなみにベルギー女子エリートは、サンヌ・カントが貫禄の勝利を上げている。

 

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ベルギー選手権

コースマップ photo veldrijden

 

ベルギー選手権は1910年から開催されており、最も歴史のある大会だ。

コースの作り方が、他の選手権と比べて本格的。流石は本場といった感じ。協賛のスポンサーも多く、コースは全て、フェンスまたは杭を打って横断幕が張られている。

人工的に作られたブリッジ、階段、シケイン、砂浜もあり、全ての要素が揃っている。テクニックにスピード、パワーも要求される最高峰の選手権に相応しいコースだ。

 

スタート前

 

ワウト・ファンアールトは、2016・2017・2018・2021年と4回優勝している。今シーズンは絶好調で、この選手権で負けるとしたらアクシデントだけだ。

これほど多くの勝利を収めてベルギー選手権に出場できるとは思ってもみなかったが、それは何が起こるかについてある程度の自信を与えてくれる。

だけど、機械的なスポーツだ。私が不運に対処しなければならなかったフルストでのレースを見てください。私は今私のシェアを持っていて、日曜日に何も問題がないことを願っている。

 

トーン・アールツはなるべく長く、ワウト・ファンアールトをフォローしたいと語っている。果たして付いて行けるかな。

 

さあ、ベルギーのエリート男子のスタートだ。

 

最初の登りからワウト・ファンアールトがトップに。後ろを確認する余裕もある。

 

2位には、トーン・アールツが続いている。

 

砂浜では、トーン・アールツが並びかけるのだけど。

 

トーン・アールツの後ろは、クイントン・ヘルマンスだが、すでに間があいている。

 

ヘルマンスがなんとか追いついた。

 

ワウト・ファンアールトが後ろを確認している。

 

トーン・アールツが少しだけ前に出る。

 

トーン・アールツが登りで、砂にひっかかった所で、ワウト・ファンアールトが先行。

 

あ~、あっと言う間に後ろが見えなくなってしまった。

 

2周目

エリ・イーゼルビットはティム・メルリエと同じグループで走っている。相当後ろだ。

 

このペースで走られると、一体何人がラップされるだろう。

 

トーン・アールツは砂浜で落車しそうになる。

 

2位争いに、ローレンス・ウィークが加わるかな。

 

4周目

トーン・アールツが少しヘルマンスを引き離しにかかる。

 

2位争いが3人に。後方から、イェンス・アダムスも追い上げている。

 

5周目

ローレンス・ウィークが2位争いのトップに。トーン・アールツは砂にハンドルを取られて遅れてしまう。もう、これで3回目のミスだ。

 

ワウト・ファンアールトは、自分の好きなラインを自由に走っている。

 

ローレンス・ウィークに食い下がるのは、ヘルマンスだけか。

 

6周目

ワウトから58秒遅れで、2位争いをする二人。

 

直線でクイントン・ヘルマンスが前に出る。

 

4位争いは、トーン・アールツ、マイケル・ファントーレンハウト、ジャンニ・フェルメルシュの順で並ぶ。

 

7周目

2位争いは、ローレンス・ウィークが抜け出したか。

 

二人の差は、少しずつ開いている。

 

8周目

ワウト・ファンアールトは2位のローレンス・ウィークに1分15秒もの差をつけている。これが今シーズン最後の走りとは勿体ない。

 

10秒のタイム差をヘルマンスにつけた。ローレンス・ウィークの2位は確定かな。

 

9周目

4位争いは、まだ決着がつかない。トーン・アールツは、ジャンニ・フェルメルシュに前をふさがれて遅れてしまった。

 

今日は、バイク交換しなくて良いのでピットのスタッフは観戦してても良いみたい。

 

ローレンス・ウィークも最後の砂浜を切り裂いている。

 

ワウト・ファンアールトはスタッフに向かって、親指を立てて笑顔で通り過ぎる。

 

ワウト・ファンアールトは5回目のベルギーチャンピオンに輝く。1周目から独走するという完璧な勝ち方だった。

 

ゴール後には、家族の元に。生まれた息子さんも、すでに立ってますね。これでワウト・ファンアールトはシクロクロスシーズンを終了。これからは、春のクラシックへと向かう。

 

2020年チャンピオンのローレンス・ウィークが2位に。膝を痛めていたけど、ようやく調子が戻っている。

 

3位にはクイントン・ヘルマンス。表彰台を獲得だ。

 

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リザルト

  1. ワウト・ファンアールト(Team Jumbo-Visma) 58:11
  2. ローレンス・ウィーク(Pauwels Sauzen-Bingoal) +01:16
  3. クイントン・ヘルマンス((TORMANS CYCLO CROSS TEAM) +01:27
  4. イェンス・アダムズ(HOLLEBEEKHOEVE CYCLING TEAM) +01:34
  5. ジャンニ・フェルメルシュ(Alpecin-Fenix) +01:40
  6. マイケル・ファントーレンハウト(Michael – Pauwels Sauzen – Bingoal)+01:54
  7. トーン・アールツ (BALOISE TREK LIONS) +02:11
  8. Daan Soete(Group Hens–Maes Containers) +03:04
  9. Toon Vandebosch(Pauwels Sauzen–Bingoal) +03:04
  10. トム・メーウセン(Group Hens–Maes Containers) +03:17

 

 

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