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2022 UAEツアー第7ステージ 登りゴールを制して総合優勝したのは?

海外情報
Photo credit: Hanjoon Kim on VisualHunt
この記事は約15分で読めます。

UAEツアーは最終日。

総合ではタデイ・ポガチャルが4秒フィリッポ・ガンナをリードしている。ただ、1分以内に17人がいる状態で、最後の登りで総合優勝が決まると言っても良い。

今年最初のワールドツアーを制するのは誰だろうか?

 

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第7ステージ アルアイン~ジュベル・ハフィート 148km

コースマップ photo theuaetour

 

UAEツアーは、最終日に登りゴールを持ってきて最後まで興味を持たせてくれる。

スタートは人口50万人のアルアインから始まり、様々な観光スポットを巡る。砂漠を長いループで通過して、ジュベル・ハフィートの麓りのグリーンバザラに至る。

 

第7ステージ photo theuaetour

 

ジュベル・ハフィートまでは平坦。集団も崩れることなく麓まで進むはず。スプリントポイントまでは逃げがあるでしょうね。

 

ジュベル・ハフィート photo theuaetour

 

ジュベル・ハフィートは、登坂距離10.8kmで平均勾配は6.6%。ゴール手前3kmで最大勾配は11%にも達するためここで勝負となる。

昨年は、タデイ・ポガチャルとアダム・イェーツが二人で争ったコースだけど、今年はどうなるかな。

 

  1. スプリントポイント Sprint 1
  2. スプリントポイント   Green Mubazzarah
  3. 山岳 ジュベル・ハフィート 10.9km・6.7% 

 

スタート前

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

今日の主役となるかタデイ・ポガチャル。

 

グリーンジャージ決定のジャスバー・フィリップセン。

 

タデイ・ポガチャルとフィリップセンは海水浴に行ったのかな。

 

タデイ・ポガチャルの腹は、新城幸也と同じで体幹で膨らませているのでは?

 

Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxは4人しかいないけど、またヤン・ヒルトのアタックに期待したい。

 

 

Gazprom – RusVeloは、このUAEツアーで大活躍だった。中間スプリントジャージも確定しており、昨日もスタートからゴールまで逃げたので今日は流石に逃げないだろう。

もう、ステージ優勝もしたしね。

 

さあ、スタート。

 

さすがUAE。スタート地点は赤いジュータンのようなものが敷かれている。

 

マーク・カヴェンデッシュはオフィシャルカーにつかまって話しながら走る。

 

ガンナ、アダム、イェーツらは最後尾で。

 

アタック合戦

スタートから今日もGazprom – RusVeloが飛び出すが、今日は最終日なので逃がしてくれない。

 

FDJもアタックするが決まらない。

 

さらに、Team BikeExchange – Jaycoもアタック。

 

これにジョインして決まるかなと思ったけど。

 

集団とは結構はなしたんだけど~。

 

これは決まるか?

 

だが、速すぎて後ろが前で出れず、回せと指示を出す。結局捕まって振り出し。

 

ミケル・モルコフのアタックでようやく離れたか?

 

ようやく集団が見送りモードだ。20kmほどアタック合戦をしてようやく決まった。

 

残り87.2kmでタイム差は2分16秒に。

  1. 26 ジャンニ・フェルメルシュ Alpecin-Fenix
  2. 93  クレマン・ディヴイー Groupama-FDJ
  3. 124 ダリル・インピー Israel – Premier Tech
  4. 143 ミヒャエル・シュヴァルツマン  Lotto Soudal
  5. 164 ミケル・モルコフ Quick-Step Alpha Vinyl Team
  6. 173 カーデン・グローブス Team BikeExchange – Jayco
  7. 187 ヨリス・ニューエンハイス Team DSM

 

スプリントポイント Sprint 1

何も争うことなくミケル・モルコフがトップ通過。

  1. 164 ミケル・モルコフ Quick-Step Alpha Vinyl Team 8ポイント・3秒
  2. 26 ジャンニ・フェルメルシュ Alpecin-Fenix 5ポイント・2秒
  3. 173 カーデン・グローブス Team BikeExchange – Jayco 3ポイント・1秒
  4. 143 ミヒャエル・シュヴァルツマン  Lotto Soudal 1ポイント

 

先頭から、Team DSMのヨリス・ニューエンハイスが切れてしまう。これで先頭は6人に。

 

フィリッポ・ガンナはずっと集団先頭付近にいる。今日はアダム・イェーツのアシスト役なのかな。どこまで上がれるか見てみたかったのだけど。

 

  

集団はイネオスのエリア・ヴィヴィアーニが50km/hで引きだす。

 

ロマン・バルデは最後にいい所が見せれるかな。

 

BORAのシェーン・アーチボルトも先頭交代に加わる。パスカル・アッカーマンもおりスプリンターが前を引く展開。

 

残り18.4kmでタイム差が1分53秒と縮まってきた。

 

集団は横一杯になって進みだした。そろそろ捕まえる時が来たかな。

 

スプリントポイント   Green Mubazzarah

ダリル・インピー先頭で2回目のスプリントポイントを越える。

  1. 124 ダリル・インピー Israel – Premier Tech 8ポイント・3秒
  2. 26 ジャンニ・フェルメルシュ Alpecin-Fenix 5ポイント・2秒
  3. 173 カーデン・グローブス Team BikeExchange – Jayco 3ポイント・1秒
  4. 93  クレマン・ディヴイー Groupama-FDJ 1ポイント

 

山岳 ジュベル・ハフィート 10.9km・6.7% 

集団も1分以内に迫ってきた。ここから登りだ。

 

先頭からジャンニ・フェルメルシュが飛び出す。

 

マーク・カヴェンデッシュはグルペットに。

 

EF Education-EasyPostのルーベン・ゲレイロが落車。サポートカーにぶつかったのか?

 

ジャンニ・フェルメルシュは単独で逃げ続ける。

 

アダム・イェーツは2番手につけている。前を引くのはルーク・プラップだ。

 

ジャンニ・フェルメルシュの足が重くなってきたか。

 

ジャンニ・フェルメルシュは残り7.5kmで捕まってしまった。

 

トム・デュムランは残り7kmで切れてしまう。

 

ラファウ・マイカがアタックをかける。早くも仕掛けるか~。

 

なんとヤン・ヒルトもキツソウだ。この後、切れてしまう。

 

ジョージ・ベネットが残り6kmから引きだす。

 

UAEトレインは完璧だ。ジョージ・ベネット、ラファウ・マイカ、タデイ・ポガチャル、ジョアン・アルメイダと続く。

次々とクライマーをふるい落としていく。

 

ジョージ・ベネットが引き終わって、タデイ・ポガチャルが少し前に出る。

 

だが、ラファウ・マイカが引きだした。

 

さあ、絞られた。

 

ここでアダム・イェーツがアタック!

 

すぐにタデイ・ポガチャルが張り付く。

 

二人のスピードは群を抜いている。

 

二人の勝負となるのか。

 

いや、後ろから追走が追いついた。Bahrain Victoriousのペリョ・ビルバオとアルメイダだ。

 

ジョアン・アルメイダも追いつく。これでUAEは二人だ。

 

すぐにアルメイダが仕掛ける。

 

アダム・イェーツは追うしかない。

 

アダム・イェーツが残り1kmでアタックだ。

 

ペリョ・ビルバオは切れてしまう。

 

アダム・イェーツとタデイ・ポガチャルの争いだ。

 

なんと、これは去年と同じシーンを見ているかのようだ。アダム・イェーツは登り切ったところで、首を振ってダメだ~と言っているような。

 

満を持してタデイ・ポガチャルが前にでる。

 

あ~、同じだ~。タデイ・ポガチャルがスプリントに入った。

 

タデイ・ポガチャルは3年連続でジュベル・ハフィートの登りを制した。

今回は、これまでにないほどにアシストに守られて余裕を持ってゴールが迎えられたように思う。

アルメイダ、ジョージ・ベネットが加わったアシスト陣は相当に手ごわい。イネオスは、誰もアダム・イェーツを最後までアシストすることは出来なかった。

今回UAE Team Emiratesがベストなメンバーできたこともあるけど、ツール・ド・フランスでも強いチーム力を見せつけてくれるかもしれない。

タデイ・ポガチャルは貫禄の総合優勝となった。

 

こちらはハイライト動画

 

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リザルト

第7ステージ リザルト

タデイ・ポガチャルのコメント

イェーツとの決勝戦は、前年とほぼ同じだった。ジュベル・ハフィートでのフィニッシュは私にとてもよく合っている。

初めは登りが難しく、急なセクションがあるが、その後は戦術的な側面も影響する。今日ここで優勝できて本当にうれしい。これは私とチームにとって非常に重要な勝利だ。

今日はステージ優勝に乗った。また、ジョアンは今日本当に良かった、彼は勝利のために行こうとした。しかし、アダムは非常に強かった。

アダムの攻撃は本当に素晴らしいもので、パックの中で最高のものの1つだ。私は彼のハンドルを握るのが本当に大変だった。

実は去年とほぼ同じだったので、一般的な分類に差をつけずにフォローするだけの贅沢があった。

完全に王者のコメントですね。

Rnk Rider Team UCI Time
1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 40 3:20:24
2
 YATES Adam
INEOS Grenadiers 15 0:01
3
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious 6 0:05
4
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates   0:15
5
 PLAPP Luke
INEOS Grenadiers   0:16
6
 VERONA Carlos
Movistar Team   ,,
7
 MAJKA Rafał
UAE Team Emirates   ,,
8
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe   0:30
9
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team   0:53
10
 HARPER Chris
Jumbo-Visma   ,,
11
 DE LA CRUZ David
Astana Qazaqstan Team   ,,
12
 BARDET Romain
Team DSM   ,,
13
 ARENSMAN Thymen
Team DSM   1:02
14
 HOWSON Damien
Team BikeExchange – Jayco   1:28
15
 HINDLEY Jai
BORA – hansgrohe   1:30
16
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious   ,,
17
 BADILATTI Matteo
Groupama – FDJ   ,,
18
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost   ,,
19
 MEINTJES Louis
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,
20
 BENNETT George
UAE Team Emirates   1:58

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 300 25:38:16
2 4 ▲2
 YATES Adam
INEOS Grenadiers 250 0:22
3 7 ▲4
 BILBAO Pello
Bahrain – Victorious 215 0:48
4 3 ▼1
 VLASOV Aleksandr
BORA – hansgrohe 175 0:54
5 6 ▲1
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 120 0:55
6 14 ▲8
 VERONA Carlos
Movistar Team 115 1:17
7 16 ▲9
 MAJKA Rafał
UAE Team Emirates 95 1:24
8 10 ▲2
 BOUCHARD Geoffrey
AG2R Citroën Team 75 1:46
9 11 ▲2
 BARDET Romain
Team DSM 60 ,,
10 15 ▲5
 DE LA CRUZ David
Astana Qazaqstan Team 50 1:58
11 5 ▼6
 POWLESS Neilson
EF Education-EasyPost 40 2:05
12 27 ▲15
 PLAPP Luke
INEOS Grenadiers 35 2:11
13 24 ▲11
 HARPER Chris
Jumbo-Visma 30 2:25
14 13 ▼1
 HINDLEY Jai
BORA – hansgrohe 25 2:29
15 18 ▲3
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious 20 2:42
16 26 ▲10
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 20 2:47
17 19 ▲2
 MEINTJES Louis
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 20 2:50
18 12 ▼6
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 20 3:20
19 23 ▲4
 DE BOD Stefan
Astana Qazaqstan Team 20 3:29
20 8 ▼12
 RODRÍGUEZ Óscar
Movistar Team 20 3:45

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 PHILIPSEN Jasper
Alpecin-Fenix 76
2 2
 STRAKHOV Dmitry
Gazprom – RusVelo 69
3 3
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 54
4 15 ▲11
 YATES Adam
INEOS Grenadiers 32
5 4 ▼1
 KOCHETKOV Pavel
Gazprom – RusVelo 29
6 5 ▼1
 TONELLI Alessandro
Bardiani-CSF-Faizanè 28
7 6 ▼1
 KOOIJ Olav
Jumbo-Visma 28
8 7 ▼1
 BENNETT Sam
BORA – hansgrohe 28
9 9
 BISSEGGER Stefan
EF Education-EasyPost 21
10 8 ▼2
 VACEK Mathias
Gazprom – RusVelo 21

新人賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 1
 POGAČAR Tadej
UAE Team Emirates 25:38:16
2 2
 ALMEIDA João
UAE Team Emirates 0:55
3 7 ▲4
 PLAPP Luke
INEOS Grenadiers 2:11
4 4
 MÄDER Gino
Bahrain – Victorious 2:42
5 6 ▲1
 ARENSMAN Thymen
Team DSM 2:47
6 3 ▼3
 LEKNESSUND Andreas
Team DSM 3:20
7 5 ▼2
 BERWICK Sebastian
Israel – Premier Tech 3:56
8 8
 ZOCCARATO Samuele
Bardiani-CSF-Faizanè 5:43
9 9
 PRONSKIY Vadim
Astana Qazaqstan Team 7:43
10 10
 COVILI Luca
Bardiani-CSF-Faizanè 8:39

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