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2022 イツリア・バスクカントリー第6ステージ レムコ・エヴェネプールはボーナスタイムに泣く

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Image by Наталия Когут from Pixabay
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リーダージャージで迎えた最終ステージ。

レムコは、総合2位のダニエル・マルティネスに対して、タイム差はわずか2秒。総合3位のペッリョ・ビルバオまで20秒差でスタートした。

だが、残り40kmからプリモッシュ・ログリッチがアタック。このアタックで、ジュリアン・アラフィリップも遅れてしまい、レムコにはアシストが一人もいない状態。

下りから、ダニエル・マルティネスを引き連れて先頭に復帰。だが、残り5.3kmで先頭集団から脱落してしまう。

しかし、その後も自分のペースで走り、24秒遅れでゴールした。一人で走ったにしては、かなり良いタイムでゴールしている。

結果的に5秒差で表彰台を逃すことになっている。

 

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表彰台を逃す

こちらはゴール後のインタビューの様子

 

ゴール後のインタビューで、レムコは以下のように答えている。

 

今日の走りはどうでしたか?

後ろに下がったが、後悔はない。追いかけるしかなかった。う~ん、なんて言ったらいいんだろう。

みんながアタックを始めたときにも、何とかして戻ろうとしたんだ。自分がアタックしたときだけ下がって、その後は差が縮まらなかった。

悪い一日ではなかった。ただ、トップと一緒に走り、一緒に戦い、そして攻め続けるということが何パーセントか必要だった。

数秒差で表彰台を逃したのは、ちょっと悲しいよ。

 

ダニエル・マルティネスを連れて先頭に戻ったことについて後悔は?

それはない。ベストな走りが出来たと思っている。

 

このステージで学んだことは?

何も学ばなかった。山を上手に下れることを学んだかもしれないが、それが今日学んだことのすべてだ。

ただ、グランツールで走るライダーと競争できることを証明できたと思う。

 

最終日にリーダージャージを失いました。これについては?

表彰台には上がれなかったけれど、グランツールの強豪たちと自分を試すためにここに来たのだから、とてもうまくいったと思う。

また、今日は最後の上りで、彼らが大きな加速をしたとき、ついていけなかった。だが、ハイペースを維持することができ、その結果、トップから24秒の差をつけられた。そして、表彰台を逃すことになったんだ。

 

最終的な結果についてどうですか?

それが人生だ。形はOKだと思うが、だからといって、今、本当に幸せだと感じているわけではない。

5秒で表彰台を失い、20秒で1位を失った。それは苦痛だが、世界の終わりではない。今夜は泣くかもしれないが、今は泣きません。

バスクで表彰台に上れたら素敵だったでしょうからね。今週僕が見せたものに、みなさんが満足してくれることを願っている。

 

第2ステージから、第4ステージまで、ジュリアン・アラフィリップのために、ゴール前は1km以上渡ってリードし続けた。

このステージレースでは、ゴールで10秒、6秒、4秒のボーナスタイムがある。

自分のために、走っていたら少しはゴールでのボーナスタイムも取れたかもしれない。ただ、チームの勝利のために走るのも仕事だ。

レムコは、またもクイーンステージで遅れる姿を見せた。長い山岳での強さを身に付けないとグランツールでの優勝争いも、まだ先となりそうだ。

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