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ツアー・オブ・ターキー第3ステージ ウルフパックがまたも見せた~

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Photo credit: adsoy on Visualhunt.com
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第2ステージで、ついに1059日振りの勝利をあげたマーク・カヴェンディシュ。

今日からは、リーダージャージを着ての登場となる。果たしてジャージを守ることが出来るだろうか?

今日も最後は、スプリントが予想されるのでボーナスタイムを考えると3位以内には入らないとジャージは守れない。

結構難しいと思うのだけど、どうだろうか?

 

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第3ステージ ベイシェヒル~アランヤ 212.6km

第3ステージ photo tourofturkey

 

最高到達点は1524mと高い。ここから下っていくので寒いだろうなあ~というコース。ただ、今日の気温は高いようで、19℃まで上がったので皆半そで、半パンで走っている。

いくら逃げても、最後はスプリントに持ち込まれるだろう。今大会最長の距離でゴールまでの50kmは平坦だ。

 

ゴールマップ photo tourofturkey

最後の3kmもほぼ平坦となっている。最後は少しだけ登っているように見えるがスプリントに影響するほどとは思えない。

 

4人の逃げ

スタートから41km地点のスプリントポイントでは、まだ集団はばらけていない。

 

 

山岳ポイント前で抜け出したのは4人。残り65kmでタイム差は2分。

  1. Nicola Venchiarutti(Androni Giocattoli – Sidermec)
  2. Iker Ballarin(Euskaltel – Euskadi)
  3. Umberto Poli(Team Novo Nordisk)
  4. lises Alfredo Castillo(Wildlife Generation Pro Cycling)

 

集団は一塊で走っている。ファビオ・ヤコブセンは一度集団切れたのだけど、なんとか戻ったようだ。

 

ヘリコプターからも空撮されていたけど、この人は何をしているのだろう。集団が来るかなり手前からバイクを持ち上げてペダリングしていた。

ご苦労様としか言いようがない(^^;

 

逃げ集団には、Team Novo Nordiskのライダーが入っている。1型糖尿病患者で構成されたプロサイクリングチームで、昨年はコロナが怖いのでレースには出ないという話だった。

多分、彼らはワクチンを既に打っているのだろう。逃げているのはイタリアのライダー。

 

残り51kmでタイム差は一気に33秒まで縮まってくる。下りなので集団有利だ。

 

ジャスパー・フィリップセンは、完全に上半身裸になってサポートカーに捕まっていた。何の問題があったのだろうか?

 

ファビオ・ヤコブセンは、集団最後尾で走っている。サポートカーの所にはいるけど、少し集団から離れているようだ。

 

下り終わって、平地となりタイム調整で1分以上のタイム差となる。先頭は昨日も最後まで逃げていたライダーだ。

 

マーク・カヴェンディシュは、集団後方でチームメイトと一緒にヒラヒラと走っている。

 

集団は完全にゴールに向けてタイム調整モードに入っている。ラスト41kmでタイム差1分。

 

先頭は、最後のスプリントポイントを通過。残りは33kmだ。

  1. Nicola Venchiarutti(Androni Giocattoli – Sidermec) 5ポイント
  2. Iker Ballarin(Euskaltel – Euskadi) 3ポイント
  3. lises Alfredo Castillo(Wildlife Generation Pro Cycling) 1ポイント

 

それにしても綺麗な海岸線を走っている。先頭の4人は見えてないだろうけど。

 

アンドレ・グライペルは昨日は3位。2022年で引退するこを表明している。年齢に4がついていたら走れないよねとのことだ。家族との生活も大切にしたいと言っている。

 

残り22.5kmでタイムは29秒となる。先頭はイーリョ・ケイセ。

 

逃げていた4人は残り15.8kmでつかまる。

 

残り12.6kmでもクイックステップの最年長イーリョ・ケイセが引いている。

 

残り8.2kmで少し登っている。集団は大集団のままだ。

 

道幅一杯になってすすんでいる。ペースが上がるばかりだ。

 

ラスト1.5kmからIsrael Start-Up Nationが先頭を支配。

 

残り500mでもIsrael Start-Up Nationが、まだ3人トレインを組んでいる。後ろはAlpecin-Fenixのジャスパー・フィリップセンとアシストのジョナス・リカールト。

マーク・カヴェンディシは7番手。

 

最後の並びは、リック・ツァベル、アンドレ・グライペル、ジャスパー・フィリップセン、マーク・カヴェンディシュの順。

昨日に続いて、リック・ツァベルの発射台からアンドレ・グライペルが先頭でスプリント開始!

 

アンドレ・グライペルが先頭でスプリントしている後ろから、マーク・カヴェンディシュが右に振って抜きにかかる。

 

 

おーっ、マーク・カヴェンディシュが抜け出した~!

ジャスパー・フィリップセンが差し込んできたが、届かない~。最後は、アンドレ・グライペル、ジャスパー・フィリップセン、マーク・カヴェンディシュが先頭3人を占めていたけど、2日連続でのマーク・カヴェンディシュの勝利となった。

まさにマン島ミサイルの姿がゴールで見られた。2日連続というのは結構凄いことだ。明日も平坦ステージなのでリーダージャージをキープできそうだ。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

第3ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  CAVENDISH Mark Deceuninck – Quick Step 20 30 5:10:30
2  PHILIPSEN Jasper Alpecin-Fenix 10 18 ,,
3  ANIOŁKOWSKI Stanisław Bingoal Pauwels Sauces WB 5 12 ,,
4  HALVORSEN Kristoffer Uno-X Pro Cycling Team   7 ,,
5  GREIPEL André Israel Start-Up Nation   4 ,,
6  BELLETTI Manuel EOLO-Kometa   3 ,,
7  DE KLEIJN Arvid Rally Cycling   2 ,,
8  TAMINIAUX Lionel Alpecin-Fenix   1 ,,
9  GROSU Eduard-Michael DELKO     ,,
10  LONARDI Giovanni Bardiani-CSF-Faizanè     ,,

今回ファビオ・ヤコブセンも、リードトレインに参加。39位でゴールしている。織田聖は78位。

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 1  CAVENDISH Mark Deceuninck – Quick Step   10:03:14
2 3 ▲1  PHILIPSEN Jasper Alpecin-Fenix 5 0:08
3 2 ▼1  DE KLEIJN Arvid Rally Cycling   0:10
4 4  HALVORSEN Kristoffer Uno-X Pro Cycling Team   0:14
5 5  GREIPEL André Israel Start-Up Nation   0:16
6 14 ▲8  ANIOŁKOWSKI Stanisław Bingoal Pauwels Sauces WB   ,,
7 6 ▼1  BARBIER Pierre DELKO   ,,
8 7 ▼1  ZAKHAROV Artyom Astana – Premier Tech   0:17
9 91 ▲82  BRAVO Garikoitz Euskaltel – Euskadi   ,,
10 8 ▼2  DE BIE Sean Bingoal Pauwels Sauces WB   ,,

マーク・カヴェンディシュは、総合では8秒のリードとなった。これは明日も守れそう。

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  CAVENDISH Mark Deceuninck – Quick Step 42
2 3 ▲1  PHILIPSEN Jasper Alpecin-Fenix 39
3 2 ▼1  DE KLEIJN Arvid Rally Cycling 36
4 4  GREIPEL André Israel Start-Up Nation 34
5 8 ▲3  HALVORSEN Kristoffer Uno-X Pro Cycling Team 26
6 9 ▲3  ANIOŁKOWSKI Stanisław Bingoal Pauwels Sauces WB 24
7 6 ▼1  LONARDI Giovanni Bardiani-CSF-Faizanè 24
8 7 ▼1  PEÑALVER Manuel Burgos-BH 22
9 5 ▼4  BARBIER Pierre DELKO 18
10 10  BELLETTI Manuel EOLO-Kometa 18

ポイント賞もマーク・カヴェンディシュが1位。

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1  BUTS Vitaliy Salcano Sakarya BB Team 9
2    VENCHIARUTTI Nicola Androni Giocattoli – Sidermec 8
3 5 ▲2  CASTILLO Ulises Alfredo Wildlife Generation Pro Cycling 7
4 2 ▼2  ZOCCARATO Samuele Bardiani-CSF-Faizanè 4
5 3 ▼2  SLIK Ivar ABLOC CT 3
6 4 ▼2  DE BIE Sean Bingoal Pauwels Sauces WB 2
7 6 ▼1  WEULINK Meindert ABLOC CT 2
8    POLI Umberto Team Novo Nordisk 2
9    BALLARIN Iker Euskaltel – Euskadi 2
10 7 ▼3  ETXEBERRIA Josu Caja Rural – Seguros RGA 1

※正式ハイライト動画はのちほど追加予定

 

 

 

 

 

 

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