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Deceuninck – Quick StepのGM パトリック・ルフェーブルは、Alpecin-Fenixの走りを痛烈に批判!

海外情報
PexelsのGustavo Almeidaによる写真
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プロトンのお騒がせおやじパトリック・ルフェーブルは、歯に衣着せぬ物言いでいつも物議をかもし出しているDeceuninck-Quick-StepのGMだ。

海外サイトHet Nieuwsbladに毎週コラムを掲載しているので好き放題に自分の思っていることを書いている。

先日もBORAに買収されるかもしれないという契約に関する重要なことをサラッと暴露していた。

今回、痛烈に批判しているのはプロチームのAlpecin-Fenixだ。パトリック・ルフェーブルおじさんの言うことを聞いてみよう。

 

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Alpecin-Fenixのマネージメントについて

 
 
 
 
 
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マチュー・ファンデルプールを中心としたプロチームの走りについて、先日のシュヘルデプライスでのレースのことを早速批判。

レースでは、Bora – hansgroheとDeceuninck-Quick-Stepが集団を牽引。Alpecin-Fenixは、後ろにティム・メイリエがいるという理由で、集団牽引には全くライダーを送っていなかった。

リードアウトトレインの先頭を務めたドリース・デポンドやジョナス・リカールトも集団最後尾でヒラヒラしていたので、足が残っているので当たり前だ。

そして、最後にジャスパー・フィリップセンがサム・ベネットとマーク・カヴェンディシュにまくらせず勝利を収めている。

プロコンチネンタルチームであることは事実だが(シクシク!)、もちろん小さくはないよ。

ワールドツアーに参戦しないというのは、単純にルードホフト兄弟(GM)の戦術的な決断だ。彼らは、規制の抜け穴を巧みに利用している。

Roodhooft兄弟には尊敬の念を抱いている。彼らは、スポーツ界の多くの人々にとって模範となるようなチームで、印象的な走りを見せている。

しかし、彼らはプロコンチネンタルのステータスを高く掲げるべきではない。管理上の目印にはなるが、レースの仕事をより大きな存在であるはずの他の人に任せる理由にはならない。

まあ、確かに。でも、レースによっては状況も違うので一概には言えない。

 

ワールドツアーのライセンスがない方が経済的に有利?

Roodhooft兄弟が率いるAlpecin – Fenixは、昨シーズン、プロチームの最高のチームであり、UCIの規定により、すべてのワールドツアーレースへの自動出場権を持っている。

4月12日の時点では全体で4位に位置しており、今シーズンのプロツアーランキング1位も揺るがないだろう。

 

ワールドツアーのライセンスがない場合のプロチームのメリットを上げてみると

  1. 最低給与が20%少なくて済む
  2. ライセンス料は75%低い
  3. ライダー1人あたりの年間給与は、40,000ユーロが32,000ユーロ
  4. UCIに支払う年間ライセンス料は、81,500ユーロが19,000ユーロ
  5. レース出場は義務ではない

このように、とても経済的に緩やかになりレース出場機会も増える。

経済的に余裕もあるので、コフィディスとの契約が結べずに無所属となっていたジュリアン・ベルモートと契約することも出来ている。

 

マチュー・ファンデルプールの存在

 
 
 
 
 
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ワールドツアーのレースでは、ワールドチームはレース主催者から8,500ユーロのエントリーフィーを受け取るが、プロチームは3,500ユーロしか受け取れない。

これは再交渉が可能で、Alpecin-Fenixがマチュー・ファンデルプールを同行させることを約束すれば、レース主催者が3,500ユーロを8,500ユーロに変えてくれる可能性は十分にある。

現在は、チームがマチュー・ファンデルプールの存在に頼っていることはパトリック・ルフェーブルも認めている。

今のところ、Alpecin-Fenixがワールドツアーに進出する理由はない。

彼らはワールドツアーのすべてのレースでスタートを保証されているし、たまたまヨーロッパツアーに勝てなかったとしても(プロチームとしては最高だが)、すべての主催者はマチュー・ファンデルプールをスタートラインに立たせたいと思っている。

唯一の危険は、ファビオ・ヤコブセンやレムコ・エヴェネブールのように、長期にわたって負傷することだ。

彼らにそれを望むわけではないが、それは彼らのプロコンチネンタル・モデルにとって真のストレステストとなるだろう。

まあ、色々と人の考え方というのはあるものだ。

だが、一方、パトリック・ルフェーブルはマーク・カヴェンディシュがツアー・オブ・ターキーで勝ったことについては、自画自賛している。

チャンスを与えたのは私だけだと。確かにそうだが、カブの契約金は、スペシャライズドの創設者Mike Sinyardが支払っている。

Mike Sinyardは、マーク・カヴェンディシュがチームに入り勝利した場合には、ボーナスを支払うのを手伝うとパトリック・ルフェーブルに約束している。

パトリック・ルフェーブルとしては、安い契約で最高の結果が得られたので最高の気分だろう。だが、カブにレースとアシストをするメンバーを提供していることも忘れてはならない。

チームのアシストがなければ勝てていないはずだ。

まあ、パトリック・ルフェーブルはプロトンに関わって45年の超ベテランだ。これからも暴露話や裏話などを期待しておきたい。

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