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2021ツール・ド・ポローニュ第2ステージ 激戦の登りスプリントを征したのは誰だ?

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Photo credit: magro_kr on Visualhunt
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第1ステージは登りゴールだったので昨年のように事故は起こらず。これで一安心。

リーダージャージは、Bahrain Victoriousのヒィル・バウハウス。このステージも登りゴールとなっており。第1ステージよりも間違いなく厳しいゴールレイアウトとなっている。

流石にタイム差がつきそうなゴールだ。誰がトップで駆け抜けるだろうか?

 

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第2ステージ   ザモシチ~プシェミシル 200.8km

第2ステージ photo tourdepologne

 

200kmと長いステージ。前半の3級山岳を越えると長い平坦区間がある。逃げとのタイム差は抑えられそうだ。

 

  1. スプリントポイント クラスノブルト
  2. 3級山岳 WólkaHusińska 2.9km・2.6%
  3. スプリントポイント ユジェフフ
  4. 2級山岳 カルバリア・パツワフスカ   2.1km・9.2%
  5. 2級山岳 グリゾワ   3.1km・5.9%

 

ゴール手前3km photo tourdepologne

 

ゴール手前、1.6kmから登り始める。一度下ってスピードが付けられるが、その後に15.4%の勾配が待っている。

これは流石に、一気には上がれない。これはスプリンターよりもパンチャーが有利なゴールレイアウトだ。

 

5人の逃げ

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

スタートでは、リーダーのヒィル・バウハウスが真ん中。

Team Qhubeka NextHashのキリアン・フランキーニーは、第1ステージで、股関節骨折、複数の肋骨の骨折、鎖骨の骨折で当分はレースにも出れない。

BORA-hansgroheのパスカル・アッカーマンも体調不良でゴール手前50kmでリタイヤしたとコメント欄でer4bさんから、情報を貰っている。

 

0kmアタック!

おっーっ、これはジロで逃げ切り勝利したIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxのタコ・ファンデルホールンだ。

 

これにモビスターのガブリエル・クレイがジョイン。

  1. タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  2. ガブリエル・クレイ (Movistar Team)

 

後ろから3人が追っている。

 

実にあっさりと5人の逃げが決まる。

 

  1. ニキータ・スタルノフ(Astana – Premier Tech)
  2. タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  3. ガブリエル・クレイ (Movistar Team)
  4. セバスティアン・ラングフェルド(EF Education – Nippo)
  5. STOSZ Patryk(Poland)

 

3級山岳 WólkaHusińska 2.9km・2.6%

3級山岳はポーランドのSTOSZ Patrykが1位通過。

  1. STOSZ Patryk(Poland) 3ポイント
  2. タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  3. ガブリエル・クレイ (Movistar Team)

 

KOMを取ったSTOSZ Patryk(Poland)は一旦後ろに。取らせてくれてありがとうと挨拶していた。

 

集団は、フィル・バウハウスを守ってBahrain Victoriousが引く。

 

BORAのルーカス・ペストルベルガーは背中にボトルを大量に入れて集団前まで来たけど、中々皆にボトルを渡さない。

 

残り127.5kmでタイム差は、3分から1分15秒まで縮まっている。イネオスはミハウ・クフィアトコフスキが総合4位なので、前に位置している。

 

集団から3人が猛烈なペースで先頭に向かってスパートしている。

  1. マヌエーレ・ボアーロ(Astana – Premier Tech)
  2. ルーカス・ペストルベルガー(BORA-hansgrohe)
  3. ライアン・ミューレン (Trek-Segafredo)

 

3人はすぐに追いついて8人の逃げとなる。まだ、82kmもあるので問題ないのでは。

  1. ニキータ・スタルノフ(Astana – Premier Tech)
  2. タコ・ファンデルホールン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  3. ガブリエル・クレイ (Movistar Team)
  4. セバスティアン・ラングフェルド(EF Education – Nippo)
  5. マヌエーレ・ボアーロ(Astana – Premier Tech)
  6. ルーカス・ペストルベルガー(BORA-hansgrohe)
  7. ライアン・ミューレン (Trek-Segafredo)
  8. STOSZ Patryk(Poland)

 

ルーカス・ペストルベルガーが、残り35kmの登りでアタック!

 

追走はまとまって追うが姿も見えない。

 

ヒィル・バウハウスは登りで切れていく。

 

集団は、イネオスからロットに先頭が変わっている。

 

2級山岳 カルバリア・パツワフスカ   2.1km・9.2%

ルーカス・ペストルベルガーがクリテリウム・デュ・ドーフィネ第2ステージでも逃げ切っている。今年2度目の逃げ切りを狙う。

 

2級山岳 グリゾワ   3.1km・5.9%

集団から、Intermarché-Wanty-GobertのBiniam Ghirmay Hailuがアタック。

 

なんと、前を走っていたルーカス・ペストルベルガーを簡単に抜いて、2級山岳も一人でクリアーしてしまった。

 

だけど、下りで集団に捕まってしまう。これで逃げは全て消滅。

 

集団はロットとUAEが引いている。

 

ロットのエースナンバーを付けたフィリッポ・コンカもアタックするがすぐに捕まる。

 

ラスト5.2km。UAEはディエゴ・ウリッシで勝利を狙うのかな。

 

UAEに変わって、ISNとロットが先頭に。

 

ラスト1.6kmから続く登りでマテイ・モホリッチが先頭に立つ。

 

だが、ここでジョアン・アルメイダがアタック!

マテイ・モホリッチを抜いていく。

 

一気にジョアン・アルメイダはマテイ・モホリッチを引き離した。最後まで持つのだろうか?

 

いいペースで登っているが、まだゴールまで900mもある。

 

後ろから追っているのは、モビスターのエイネルアウグスト・ルビオ。更に、後ろはミッケルフレーリク・ホノレ。

 

ジョアン・アルメイダは逃げ切れるか?

 

更に後ろから、ミハウ・クフィアトコフスキも上がってくる。

 

ラスト400mでUAEのディエゴ・ウリッシも上がってきた。

 

ディエゴ・ウリッシがジョアン・アルメイダをかわす。

 

あ~、だがジョアン・アルメイダが再度ディエゴ・ウリッシを抜き返した。

 

さあ、二人のスプリント勝負だ。

 

ディエゴ・ウリッシがわずかにジョアン・アルメイダの前に出る。

 

最後は、ジョアン・アルメイダだ~!

なんと、登りアタックで最後はスプリントまでこなしてしまうとは。普通は途中で追いつかれると精神的にも切れてしまうことが多いのに凄い粘りだ。

これで、ジョアン・アルメイダは総合でもトップに。4秒差でマテイ・モホリッチとディエゴ・ウリッシが続く展開となった。

 

こちらはユーザー作成のハイライト動画

 

リザルト

第1ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 ALMEIDA João
Deceuninck – Quick Step 50 50 4:41:33
2
 ULISSI Diego
UAE-Team Emirates 20 30 ,,
3
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious 8 18 ,,
4
 KWIATKOWSKI Michał
INEOS Grenadiers   13 0:04
5
 HONORÉ Mikkel Frølich
Deceuninck – Quick Step   10 0:08
6
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   7 0:12
7
 HINDLEY Jai
Team DSM   4 ,,
8
 ALEOTTI Giovanni
BORA – hansgrohe   3 ,,
9
 TEUNS Dylan
Bahrain – Victorious   2 ,,
10
 WELLENS Tim
Lotto Soudal   1 0:16

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 15 ▲14
 ALMEIDA João
Deceuninck – Quick Step 8 9:42:47
2 6 ▲4
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious   0:04
3 13 ▲10
 ULISSI Diego
UAE-Team Emirates   ,,
4 5 ▲1
 KWIATKOWSKI Michał
INEOS Grenadiers   0:11
5 16 ▲11
 HONORÉ Mikkel Frølich
Deceuninck – Quick Step   0:18
6 20 ▲14
 TEUNS Dylan
Bahrain – Victorious   0:22
7 27 ▲20
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,
8 37 ▲29
 HINDLEY Jai
Team DSM   ,,
9 53 ▲44
 ALEOTTI Giovanni
BORA – hansgrohe   ,,
10 40 ▲30
 WELLENS Tim
Lotto Soudal   0:26

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 9 ▲8
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious 30
2 11 ▲9
 ULISSI Diego
UAE-Team Emirates 29
3 13 ▲10
 ALMEIDA João
Deceuninck – Quick Step 28
4 10 ▲6
 KWIATKOWSKI Michał
INEOS Grenadiers 28
5 14 ▲9
 HONORÉ Mikkel Frølich
Deceuninck – Quick Step 23
6 6
 SMITH Dion
Team BikeExchange 22
7 18 ▲11
 TEUNS Dylan
Bahrain – Victorious 15
8  
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 15
9  
 HINDLEY Jai
Team DSM 14
10 16 ▲6
 COVI Alessandro
UAE-Team Emirates 14

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 PALUTA Michał
Poland 8
2 2
 FEDOROV Yevgeniy
Astana – Premier Tech 5
3 3
 BENNETT Sean
Team Qhubeka NextHash 5
4  
 PÖSTLBERGER Lukas
BORA – hansgrohe 5
5  
 MOHORIČ Matej
Bahrain – Victorious 4
6  
 LANGEVELD Sebastian
EF Education – Nippo 3
7  
 GHIRMAY HAILU Biniam
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 3
8  
 STOSZ Patryk
Poland 3
9  
 VAN DER HOORN Taco
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 2
10  
 ROTA Lorenzo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 2

 

 

 

 

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