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2021シクロクロスワールドカップ第11戦ナミュールの勝者は?

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Photo credit: Flowizm on Visualhunt.com
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ワールドカップ第10戦はシクロクロス3戦目のトム・ピドコックが最後にスプリントで勝利。

 

ナミュールではコロナ対策をする時間があり、パーティーテントやVIP席はないけれど、Covid Safeチケットを持った観客がいる開催となっている。やはり観客がいないとねえ~。

過去10年のナミュールでの勝者は

2020:マチュー・ファンデルボール
2019:マチュー・ファンデルボール
2018:マチュー・ファンデルボール
2017:ワウト・ファンアールト
2016:マチュー・ファンデルボール
2015:マチュー・ファンデルボール
2014:ケビン・パウウェル
2013:フランシス・ムーリー
2012:ケビン・パウウェル
2011:スヴェン・ネイス

今年は、トム・ピドコックの連日の優勝となるのか注目される。

 

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ワールドカップ第11戦ナミュール

コースマップ  photo ucicyclocrossworldcup

 

スタート直後のナミュール城塞横の急な上り坂で位置取りが始まる。

人工的なブリッジがある以外は、自然の地形を使って高低差のあるコースを生み出している。ナミュールといえば登りが特徴となるコースだ。

 

1周目

PHOTO YouTubeより 以下同様

昨日優勝したトム・ピドコックはまだ3列目スタート。今日ポイントを取れば更に前で走れる。

 

さあ、スタート。

 

飛び出したのは、トーン・アールツとクイントン・ヘルマンスの二人。昨年はエリ・イーゼルビットがチェーンを落として遅れたけど、今日は大丈夫そうだ。

 

トム・ピドコックはバイク交換して10位辺りを走っている。

 

登りで、エリ・イーゼルビットがトーン・アールツを抜いてトップに。

 

登りでバイクを押したクイントン・ヘルマンスが再びトップに。エリはずっと乗車したまま走って遅れた。

 

2周目

トーン・アールツ先頭で2周目に。少しだけ離しているけど2秒もない。

 

トーン・アールツが少し抜け出した。リードを保ちたいところだ。

 

ピドコックは6位まで上がってきた。2位以下は団子状態だ。

 

ピドコックは登りでベースを上げて4番手に。

 

ピドコックは3番手に上がる。トーン・アールツとは9秒差から5秒まで縮まっている。前を走るのはマイケル・ファントーレンハウト。

 

トーン・アールツは再びリードを広げる。2位以下に14秒のタイム差をつけた。相当調子が良さそうだ。

 

3周目

2番手のヘルマンスでも24秒離されている。トップから30秒遅れて、3位にマイケル・ファントーレンハウト、4位にピドコックが並んでいる。

 

トーン・アールツが下りカーブで落車するがすぐに立ち上がる。

 

さあ、ピドコックがヘルマンスを抜いて2位に。

 

ビドコックが10秒差まで詰めてくる。トーン・アールツが後ろを確認している。

 

4周目

クイントン・ヘルマンスは右足のシューズも変えている。順位は4位まで下がってしまう。

 

ヘルマンスは、シューズが壊れてしまっている。

 

さあ、トーン・アールツの背中にピドコックが張り付いた。

 

登りでピドコックが前に出る。なんと、トーン・アールツは前輪がパンクだ。これはピンチ!

 

2位のマイケル・ファントーレンハウトとは少しの差だ。

 

5周目

バイクチェンジでピドコックが前に出る。二人がデッドヒートだ。

 

おっと、下りでピドコックが落車。

 

後ろからマイケル・ファントーレンハウトが迫る。

 

この隙に、マイケル・ファントーレンハウトが前に出た。

 

下りで、またもピドコックが落車。これは痛い。リードを広げられてしまう。

 

3位のトーン・アールツも同じ下りで落車してしまう。

 

二人のタイム差は12秒に開いてしまった。これは勝負あったか?

 

7周目

マイケル・ファントーレンハウトが最後のバイク交換をしてペースを上げる。

 

21秒ものタイム差をつけて逃げ続けるマイケル・ファントーレンハウト。もう勝利を確信しているだろう。

 

マイケル・ファントーレンハウトも下りで少し滑ってしまう。だが、リードに守られて問題ない。

 

マイケル・ファントーレンハウトは大量リードを奪ってワールドカップ第11戦を勝利!

Pauwels Sauzen-Bingoalのマイケルにとってワールドカップで2回目の勝利となった。

トップを快走していたトーン・アールツがパンクし、トム・ピドコックも2回落車してはどうにもならない。

 

競って走っている時には、ミスをしたほうが負けてしまう。2回目の落車は、完全に焦っていたように見えた。滑りやすいところで、無理をしてはいけませんね。

トム・ピドコックは

今日はミスが多すぎて、タンクが空だった。昨日ほど気分が良くなかった。残り1周半で、マイケルにこれ以上プレッシャーをかけることはできなかった。

私の墜落後、彼は本当に遠くまで運転した、彼は本当に素晴らしかった。

まあ、毎日絶好調という訳にはいきませんからね。

 

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リザルト

  1. マイケル・ファントーレンハウト(Michael – Pauwels Sauzen – Bingoal)59:28
  2. トム・ピドコック(INEOS Grenadiers) +0:36
  3. トーン・アールツ (BALOISE TREK LIONS) + 0:51
  4. クイントン・ヘルマンス(TORMANS CYCLO CROSS TEAM):+1:38
  5. エリ・イーゼルビット(Pauwels Sauzen-Bingoal) +2:01
  6. ダーン・ソエテ(DESCHACHT-GROUP HENS-CONTAINERS) +2:06
  7. ローレンス・スゥーク (PAUWELS SAUZEN – BINGOAL)+2:15
  8. コルネ・ファンケッセル(TORMANS CYCLO CROSS TEAM) +2:40

 

こちらはフル動画
https://www.youtube.com/watch?v=p-KtAh6JIu0

 

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