チームイネオスのヴァシル・キリエンカはシーズンに入る前に心臓異常で治療を受けたていた。
復帰したのは4月下旬から始まったツール・ド・ロマンディからだった。
復帰明けのツール・ド・ロマンディの個人タイムトライヤルでは60位と低迷してたが、その後、順調にレースを重ねてチームをアシスト。
今回、ヨーロッパゲームのタイムトライヤルで優勝。
復帰後の初勝利を飾っている。
2019 European Games
2015年に第1回ヨーロッパ ゲームがアゼルバイジャンのバクーで開催された。
第2回目の今回は、ベラルーシの首都ミンスクで開かれ2019年6月21日から30日まで開催されている。
50の国々から4,000人のアスリートが集まって競技されている。
10の競技では東京オリンピックの予選も兼ねており、白熱したゲームが続いているようだ。
ヴァシル・キリエンカは、個人タイムトライヤルに出場。
4⃣ years later (Baku 2015), Vasil Kiryienka 🇧🇾 wins again the gold medal 🥇at #Minsk2019 European Games. 🥈 Nelson Oliveira 🇵🇹; 🥉 Jan Barta 🇨🇿
Full results ▶️ https://t.co/RymFPKs42B pic.twitter.com/BXYXY8tz26— UEC Cycling (@UEC_cycling) 2019年6月25日
ヴァシル・キリエンカは、第1回のヨーロッパゲームでも優勝しておりタイトルを防衛した。
3日前に38歳の誕生日を迎えたが、タイムトライヤルの能力は健在。
今回28.6kmの距離をアベレージ51.921km/hで駆け抜けて、2位のNelson Oliveira(Movistar Team )に28秒もの差をつけている。
2日後に、イタリア国内選手権があるためイタリアからの参加選手はいなかったが、2015年の世界タイムトライヤルチャンピオンの貫禄をみせつけた感じだ。
この後、ヴァシル・キリエンカは、ベラルーシの国内タイムライヤル選手権に出場する予定。
チームイネオスの最年長ライダーとして、まだまだ活躍して欲しい。
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